私は、人の名前を覚えるのがあまり得意ではありません。
なので、過去記事でも書きましたが、
初めて合う人の名前を連呼する
中途面接の印象を良くするコツ:面接官の名前を覚えなさい
忘れた名前のごまかし方
など、名前の覚え方には結構関心を持っています。
本日は、名著『人を動かす』にかかれていた名前の覚え方に関する記載のご紹介。
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たいていの人は、他人の名前をあまりよく覚えないものだ。
いそがしくて、覚えるひまがないというのが、その理由である。
いくらいそがしくても、フランクリン・ルーズヴェルトよりもいそがしい人はいないはずだ。
そのルーズヴェルトが、たまたま出あった一介の機械工の名を覚えるために、時間をさいている。
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:(中略)
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ナポレオン三世は、大ナポレオンの甥にあたる人だが、彼は、政務多忙にもかかわらず、紹介されたことのある人の名は全部覚えていると、公言していた。
彼の用いた方法ーそれは、しごく簡単だ。
相手の名前がはっきり聞きとれない場合には、「すみませんが、もう一度いってください」とたのむ。もし、それがよほどかわった名前なら、「どう書きますか」とたずねる。
相手と話しているうちに、何回となく相手の名をくりかえし、相手の顔や表情、姿などといっしよに、頭のなかに入れてしまうように努める。
もし、相手が重要な人物なら、さらに苦心をかさねる。
自分ひとりになると、さっそくメモに相手の名を書き、それを見っめて精神を集中し、しっかり覚えこんでしまうと、そのメモを破り捨てる。
こうして目と耳と、両方を動員して覚えこむのである。
これは、なかなか時間のかかる方法だが、エマーソンの言によると、「良い習慣は、わずかな犠牲を積みかさねることによってつくられる」ものなのである。
デール・カーネギー(著) 『人を動かす』
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本書『人を動かす』には、ルーズベルトやナポレオン�V世など様々な人が登場しますが、その人達が、英雄的行為をしたことについては全く触れられていません。
その人達が、自分以外の人にいかに関心を払っていたかが繰り返し実例を持って述べられています。
関心を払うための第一歩は、相手の名前をちゃんと呼ぶことです。
相手の名前をかけるようにするというのは、名刺文化のある日本ではあまりやりませんが、「変わったお名前ですね」とか「いいお名前ですね」みたいなのは可能ですね。
相手の名前を話題にするというのは、初めてあった人になら使えるテクニックですし、これが非常に効果があります。ひとつは相手の得意なことを喋らせること。もうひとつは、相手の名前を連呼することで覚えられるようになること。
まあ、1対1の時にしか使えませんが。
逆に1対1の初対面の時には、天気の話よりもいいねたかと思ってます。
■参考図書 『人を動かす』
これを読まざるしてヒューマンコミュニケーションを語るなかれ!デール・力ーネギーによる自己啓発の源流とでもいうべき不滅の名著。原版(How to Wln Friends and Inffuence Peaple)は、世界各国で 1500 万部以上、日本語版も 400 万部を超える大口ングセラー。
この脅威の部数は、本書が「人間心理の本質」を正面から扱った最初の一冊であることを示している。多くのヒューマンコミュニケーションに関する本は本書の焼き直しと行っても過言ではない。これらの本を読む前に、まずは本書を読んでから語ってほしいもの。
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●関連 Web
悪用厳禁!心理学で人を動かす7つの秘法 - ライフハックブログ
人を動かす-Wikipedia
人ひとを動うごかす―デール・参考カーネギーによる人間関係の古典―:日本語文学ガイド
転職を繰り返したD.カーネギー――世界最大の自己啓発本「人を動かす」を作った男
説得コミュニケーションの原則―Diamond Online
悪用厳禁!心理学で人を動かす7つの秘法 - ライフハックブログ
●本書を引用した記事
ドラッカー:リーダーシップ力診断
面接のベストアンサー
トラブルを上司に報告する前にするべきこと
お世辞も言わねばサラリーマンは務まらない
一番簡単にできる成果の増やしかた
予定を決めたら簡単には動かしてはいけない
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きっかけを聴く―部下・後輩の無理筋な要求への対応
会議が失敗する理由
新しいシステムには一番協力してほしい人の名前を入れる
人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい
上司が部下の相談に乗ってくれないのはなぜ?
海外出張に行くときは、その国の言葉で挨拶をしなさい
事前に上司に電話をしてもらう
人を理解するなら修飾語に注目する
褒めるのは難しいけど教えてもらうのは簡単
リスクは上げるより見直す1:リスクは上げるより見直す
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部下力のみがき方3:キーメッセージ
部下力のみがき方2:要約
会議の予定は多めに入れる
議事録は清書してはいけない
遊び時間を作る
仕事の4条件のスコープを決める
たたき台を作ると成長できる
報連相の手段―上司を捕まえる
ポイントは3つあります
自己PR文で「思う」な
能力給と成果給:能力給を重視せよ
失敗は正確に報告する
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会社で生きることを決めた君へ_3
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面接質問:今までの業務経歴を教えて下さい
巨乳バカ一代
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社長は君のどこを見て評価を決めているのか2
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中途面接の失敗事例
面接で「年上の部下・担当者への接し方」を聞かれたら2
面接で「年上の部下・担当者への接し方」を聞かれたら1
すり減らない働き方2
人相記憶術―その4連想記憶
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残念な人の仕事の中身
転職面接の第1印象
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実践!反論×反撃法
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人を動かす:人に好かれる原則1「誠実な関心をよせる」人を動かす:人に好かれる原則1「誠実な関心をよせる」
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人望が集まる人の考え方:相手に注意を与えて成果を上げるための7つのルール
モチベーションが上がるトリガ
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ポイントカードテクニックで仕事を頼む方法
7つの習慣:人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている
人と動かす:他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならない
印象が良くなる話し方のルール
ドラッカー:人は、自らがもつものでしか仕事はできない
話すのが面倒な理由
チームと個人の関わりを5つに分ける
7つの習慣:社会通念という歪んだ鏡
人を動かす:相手の心のなかに強い欲求を起させること
昇進・昇格のウラ話
7つの習慣:MASTERチェックリスト
人を動かす:心のなかに欲求をおこさせる
7つの習慣:本は教えるために読みなさい
人を動かす:相手の立場から物事を見る
ストレスと付き合う3つのステップ
付加価値を意識する
ドラッカー365の金言:組織の精神はトップから生まれる
上司の嫌いな言葉を探りなさい
7つの習慣:人は自分自身を客観的にみることができる
魚の目―フローを見る力4:貯めと開放、3つの力を活用する
魚の目―フローを見る力2:作用と反作用の視点
予算管理のコツ1:予定外の予算が出せることが管理
人を動かす:人に動いて欲しければその人の問題を扱いなさい
人を動かす:他人の長所を探しなさい2
人を動かす:他人の長所を探しなさい1
人を動かす:チャールズ・シュワップの給料を決めたたったひとつの技術
影響の輪2:問題を自分が働きかけると昇進する
影響の輪1:自分に影響のある問題を外においてはいけない
弱音を吐くな
人を動かす:人の8つの欲求を満たす
タイプ別ストレス発散の方法
人を動かす:父は忘れる
人事評価の目的を理解すると評価を利用できる
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知覚コントラストを利用する
今日の決断判断記録を残す
一流のお店にいく
優先順位と劣後順位を決定する方法
自分が得意な仕事の仕方を知る方法2:仕事のやり方の特徴チェックリスト
自分が得意な仕事の仕方を知る方法1:自分が得意な仕事の仕方を知る方法
ボディランゲージを聞く
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転職はキャリアアップ、それともキャリアダウン?
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キャッチフレーズをつくる
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面接質問の真意(リーダーシップ)7:伝える
アナロジー発想法
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ワークライフバランスを整えてますか?
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ビジネス書名著目録(必須図書)
会社で生きることを決めた君へ
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道は開ける新装版
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