前向きになれない仕事って、まぁ結構ありますよね。でも、「勤め人は辛いよ…」とか言いながらやってませんか?
「仕事なんだから〜」っていうセリフ、勤め人だけではなく自営業の方も言ったり聴いたりしてきた経験が何度もあると思います。でも、いまいち納得感がないんですよね、それ。
■やりたくない仕事で120%の目標ができるか
前向きになれない仕事をどんなにやったとしても、実は大して評価されないんですよ。
仕事は仕事。できて当たり前です。できなければ評価を下げられます。
評価が上がるのは、仕事を出した人の期待を上回る結果を出したときです。
ということは、高く評価してもらうためには、求められる以上の仕事をしないといけないのですが、「やりたくないなぁ」と思っていると、いいアイディアとかもっと良くする方法なんて思い浮かばないです。
よく言われる
"Have To" ではなく "Want To" で仕事をしろ
と言われますが、どうしても "Want" にならないときもあります。
★P121〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●「have to」で組織力もダウンする
あなたの職場の人たちを思い浮かべてみてくたさい。「やらされ感」と我慢で毎日働いている人が少なくないのではないでしょうか。
その人たちの嘘の中を想像してみてくたさい
「人生とは我慢の連続た」
「やりたくないことをやってこそ、幸抱を覚えてこそ・人間は成長できるのた」
「大人とはそういうものた」
そんな考え方が常識。となっていて、あなたも上司からそんなセリフを言われたことがあるかもしれません。
しかし、本当にそうでしようか?
やリたくないことをやって、人聞は成長できるのでしようか。
「成長」の定義によって答えは異なるところですが、「その人の沿在能力を最大限に発していく過程が成長である」と考えるなら、「やりたくないことをやって成長できる」なんて大ウソです。強制的勦機でパフォーマンスを上げられないのは先ほど見たとおり。
「人間は我慢で成長する」というセリフをあなたに言う人がいたら、その人自身がやリたくないことをやって人生の大半を浪費してきたからです。自分の我慢だらけの人生のモノサシを、あなたに強制しているだけです。
苫米地英人(著) 『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』
――――――――――――――――――――――――――――★
■それをやらない選択肢
「やりたくないなぁ」と思ったら、まず、「やらなくて済む選択肢」を考えましょう。
単純な手は、「断る」です。
多くの人が、上司から言われた仕事は「やらないといけない」と思い込んでいる人が多いようですが、実は断っても問題にはなりません。その仕事を任されたのは上司なのであって、あなたではないのですから。
自分は、一度何でもかんでも引き受けて、メンタルをやられました。その経験を通じて、「依頼仕事を断る」という選択に気が付きました。頼まれても「できません」と言っても大したことはなかったんです。もちろん、私という環境があったからこそなのかもしれませんが。
ただ、少なくとも上司になるということは複数人の部下を持っていたり、政治力を持っていないと上司という仕事はできません。つまり、単純に部下にやらせるのではなく、それを分割して色んな人にやらせたり、やらなくて済むような交渉をする能力があるということです。その能力を使わずに、単純に部下に投げるのを丸投げと言います。丸投げしかできない上司には、相応の結果が待っているだけです。部下が心配してやるようなことじゃありません。
「できません」「お断りです」とはっきり言いましょう。
■組織としてパフォーマンスを上げていくには
組織の問題でも同じです。
仕事の指示をする上司が、「やりたくない」と思っている仕事は、顔に出ます。そうすると組織もそういう雰囲気に包まれます。組織全体で「やりたくない」オーラが出るんですよ。
そうすると、本書『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』に書いてあるのと同じことが起きます。組織のパフォーマンスが上がらないんです。
パフォーマンスを上げたいなら、組織全体で「やりたい」と思える状況を作ることです。
そのために、「この仕事はこんな未来が待っている」と手を変え品を変えてみんなに話しましょう。
ただし、人によって響く言葉が違うので、同じ説明をするのではなく、仕事を別の言葉で説明してみてください。組織の雰囲気がきっと良くなりますよ。
一つの仕事を以下のような言葉を使って説明してみてください。
きっとそれに響いてくれる部下がいます。全部を使えば、全部の部下に響いてくれるはずです。
★〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●行動にスイッチが入る言葉リスト
惹きつける、魅了する、達成する、実現する、到達する、
追加する、完了する、終了する、やり遂げる、やり終える、
やり抜く、完成する、終了する、叶える、積み重ねる、終わる、
断つ、ゴールする、決定する、決断する、変わる、変化する、
気づく、決める、取る、獲得する、奪う、身につける、
始める、帰る、辞める、やめる、手放す、捨てる、決意する、
覚悟する、実行する、遂行する超える、超越する、ふさわしくなる、
なじむ、試す、選択する、選ぶ、イメージする
谷口貴彦(著) 『ザ・コーチ - 最高の自分に出会える「目標の達人ノート」』
――――――――――――――――――――――――――――★
まぁ当然、上司自身が「やりたい」と思うことが最初ですが。
そのためには、上司がやりたい仕事をもらってこれるような活動が必要です。それが実を結べば、組織のパフォーマンスは格段に良くなります。雰囲気もね。
ここらは長くなっちゃったのでまた今度。
過去の記事でもいろいろ紹介したので、そちらも参考に。
■参考図書 『ザ・コーチ - 最高の自分に出会える「目標の達人ノート」』
![]() ![]() | あなたの中にある無限の可能性は、目覚める時をずっと待っています。 ある日突然、未来の自分が変わり出す!感動のコーチング・サクセスストーリー 主人公の星野(36歳)は住宅メーカー営業部の万年係長。人柄もよくそれなりに人望もあるのだが、肝心の販売成績がなかなかふるわない。ある日、期待を寄せていたお客に逃げられた星野は、むしゃくしゃした気持ちを静めるために、いつもの公園に出かけた。そこに偶然現れたのは、どこか見覚えのある一人の老紳士だった……。 「目標を持ちなさい」 「目標を達成するようにがんばれ」 ビジネスの世界はもちろん、子ども時代に、何かと先生や部活の先輩に言われたこの「目標」という言葉の真の意味を、正確に知っている人は、果たしてどのくらいいるでしょう? 一度立てた目標は必ず達成しなければならない──そういう目標の呪縛から解き放たれた時、主人公の星野の未来は、突然動き出し、うつうつとしていた日常が、わくわくする毎日に変わり始めて行きます。 「ゴールを設定するということは、最高の自分になると決めること」 「夢は、誰かと比較して優劣を決めるものではありません」 「私たちは普段、世界をすべて見ているようで、実は何も見えてはいない」 「選択と決断の時こそ、人の運命が動き出す時」 「私たちは自分の言葉に洗脳される動物なのです。ならば──」 「あなたが本当に心から望んでいる未来は、あなたの手によって必ず叶えられます」 今の仕事やポジションに満足していない人、「今の仕事、本当は自分に向いていないかも」と思っている人、将来の夢と現状の自分にギャップを感じている人、そして、将来の自分の姿が描けなかったり、夢があってもその実現方法がわからないすべての人に贈る、今まで知らなかった自分と出会うための生き方革命の本。 |
◆アマゾンで見る◆ | ◆楽天で見る◆ | ◆DMMで見る◆ |
![]() ザ・コーチ - 最高の自分に出会える「目標の達人ノート」 著者 :谷口貴彦 | 楽天では見つかりませんでした | ![]() ザ・コーチ - 最高の自分に出会える「目標の達人ノート」 検索 :商品検索する |
●このテーマの関連図書
神様からのギフト―ザ・コーチ2
目標達成の神業~No.1プロコーチのセッションブック~
この1冊ですべてわかる新版コーチングの基本
セルフコーチング~あなた自身を「最高の自分」へと導くために~
価値ある自分に出会う20の質問「自分ダイヤモンド」の見つけ方
コーチング・バイブル―本質的な変化を呼び起こすコミュニケーション(BESTSOLUTION)
■参考図書 『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』
![]() | 頭のゴミの掃除を始めよう。ゴミが出ない頭になって、澄み渡った心境、クリアな一瞬で物事を理解できる頭脳で生きて行こう。 |
◆アマゾンで見る◆ | ◆楽天で見る◆ | ◆DMMで見る◆ |
![]() 「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! 著者 :苫米地英人 | 楽天では見つかりませんでした | ![]() 「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! 検索 :商品検索する |
●本書を引用した記事
楽しさは副産物、目標とは切り分けて考える
時間は未来から過去に流れている
「〜ねばならない」は刷り込み
●このテーマの関連図書
苫米地英人コレクション3「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
「言葉」があなたの人生を決める
コンフォートゾーンの作り方聴くだけで目標達成できる!CD付〜図解TPIEプログラム〜
「イヤな気持ち」を消す技術
いい習慣が脳を変える健康・仕事・お金・IQすべて手に入る!
超悟り入門