「よ〜し!仕事を始めるぞ!!」と思うか、「ああ〜。まだ仕事しないといけないのかぁ」って思うか…
同じ仕事をしていても、前者の場合と後者の場合になることがありますよね。
で、その仕事をやっているときも、その正誤とのデキも、大抵は後者のほうがいいです。
■パブロフの犬
「パブロフの犬」って有名ですよね。ベルを鳴らすと"よだれ"がでるやつ。
でよだれの代わりにドーパミンが出るようにすればいい。
でこれをするのが「プライミング効果」。
■プライミング効果
ちょっと難しい説明をすると
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●プライミング効果
プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理が後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制する効果のことを指す。プライミング効果は潜在的(無意識的)な処理によって行われるのが特徴であり、知覚レベル(知覚的プライミング効果)や意味レベル(意味的プライミング効果)で起こる。前者の処理は刺激の知覚様式(モダリティ)の違いによって、それぞれのモダリティに特異的な大脳皮質によって媒介される一方、後者の処理は側頭連合野などの意味処理に関連する大脳皮質によって媒介される。
●心理学的概要
プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理によって、後続刺激(ターゲット)の処理が促進または抑制される効果と定義される。抑制される場合には、特にネガティブプライミング効果と呼ばれることもある。日常的には、混雑している街の中で、不意に知らない人物の顔が目に飛び込んで来た場合、実はその人物は毎日の通勤電車の中で知らず知らずのうちに見かけていた、などの場面で経験される。
プライミング効果は、プライマーとターゲットの関係性から、大きく分けて直接プライミング効果と間接プライミング効果とに分類される。
●直接プライミング効果
直接プライミング効果とは、プライマーとターゲットとで同じ刺激が繰り返されることで起こるプライミング効果のことを指し、通常は知覚レベル(知覚的プライミング効果)で観察される現象である。反復プライミング効果とも呼ばれる.実験心理学では、単語完成課題などの課題で評価される。単語完成課題では、たとえばプライマーとして「しんりがく」のような単語を提示し、その後「し□□がく」のような単語完成課題を行わせると、プライマーとして最初に「しんりがく」を処理していた場合には、それを処理していない場合と比較して有意にターゲット単語の正答率が向上したり、反応時間が速くなったりということでプライミング効果が同定される.ここで重要なのは、単語完成課題を遂行している際には、プライマーとして提示されている単語を意識的には想起していない、ということである。すなわち、直接プライミング効果は、潜在的な想起過程において起こっている現象であることは留意すべきである。
●間接プライミング効果
直接プライミング効果に対して、間接プライミング効果とはプライマーとターゲットとが異なる場合に起きるプライミング効果であり、通常は意味レベル(意味的プライミング効果)で観察されることが知られている。意味的プライミング効果を評価する課題では、たとえばプライマーとして「トラ」が提示された際に、ターゲットとして「ライオン」が提示された場合には、「ヒマワリ」が提示された場合と比較して、ターゲットの語彙判断に要する時間が有意に速くなる、などによってプライミング効果が評価される。間接プライミング効果においても、直接プライミング効果と同様にターゲット刺激に対する想起意識は潜在的であることは重要である。
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なに? 難解すぎて、要するに何をすればいいのかわからない?
……はい。私も意味がわかりません。
■イメージを結びつける
で、「要するに」どうするかというと
★P80〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●プライミング効果
ここに「プライミング」を導人しましよう株取引している自分の姿に「パチンコに行くぞ!」という意識状態を結びつけるのです。
株取引をしている自分の姿を「トリガー」に、「パチンコに行くぞ1」を「アンカー」にするのです
結びつけるのは簡単です2つのことを同時に思い浮かべるだけで、脳神経は勝手にネットワークを張ってくれます。
ハチンコをやりたい意識状態を思い出しながら、株取引を思い浮かべるもしくは、実際に株収引をするこの思考訓練を何度も何度も繰り返していると、両者はしつかりと結びつきますつまり、「パチンコに行くぞ!」が「株取引するぞ!」になる強いモチヘーションが生まれ、仕事に全力で取り組むことができるようになります。
2つを結びつけるトレーニングに、たいして時間はかかりません早い人なら2、3回でできるでしよう脳の中で結びついた感覚は、自分でわかります。
難しいのは、アンカーを思い出すことです。
自分の燃える気持ちを「思い出す」ところでつますく人が多いのです。そういう人は、プライミングのメカニズムを脳につくり上げるまでに時間がかかるかもしれませんが、1、2か月続ければ必すできるよ、つになります。
また、アンカーはひとつでなく、できれば複数持っておくといいでしようレパートリーがあるとそれだけドバーパミンが出やすくなります。
苫米地英人(著) 『脳を味方につける生き方』
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単に、「自分の楽しいこと」と「仕事」を同時に考えればいいだけ。
よだれ(=ドーパミン)が出やすくなります。
■参考図書 『脳を味方につける生き方』
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