生産的であるために4:対人関係編、もの編、計画編、食事・健康編の詰め合わせ




最近、生産性向上だの働き方改革だのいろいろかしましいですね。

まあ、いろいろな方策があり、それを実現する手段もいろいろあり、それぞれの会社の特徴や従業員のレベルによっても取らないといけない方法は千差万別。

中でも、個人の生産性向上というのは、結局会社の方針ではどうにもならず、個人の意識に依存しがちです。
もちろん、会社で「やるぞ!やるぞ!!」と意識改革(言い換えると洗脳ですが)をすることも必要なのですが、個人として「向上していくんだ」というモチベーションはやっぱり個人の中にしかありません。




まあ、もしそういうモチベーションがあれば、私がちょっと意識している「生産的」(生産性を向上している状態)なことというものの一覧をまとめてみましたので、サラッと読んでみてください。説明もなしに単語だけを並べています。もしあなたの琴線に触れるところがありましたら、ご自分の解釈で使ってみてください。

本当のところはマインドマップで書いてあります。したがって1段段付されているのは、その子ノードです。
自分のマインドマップを載せるのはちょっと恥ずかしいのでテキストだけにしました。

気分的には、ひとつづつ思い入れや経験があるので、2〜3時間位なら語れそうですし、過去記事の中でご紹介したものも多くあります。
気になる方は過去記事を検索するか、気が向いて詳しく書くときをお待ち下さい。





■生産的であるために:対人関係編


 ・笑え!
  ・敵意に対して好意を返す
   ・返報性の原理(影響力の武器)
  ・「先に」も「後に」も敬意と好意を示す
 ・相手にしゃべらせる
  ・相手と背景を「みる」(見る、視る、診る、観る)
  ・誘導。相手に言わせる
   ・着目事象を話し、所見を「きく」(聞く、聴く、訊く)。行為を制約する
 ・相手が聞きたいことを言い、相手が得になることをする
  ・得をさせて得を得る
 ・自分の望むものと相手の望むものの交点を探す
  ・パイを分けるな。パイの存在次元を広げよ(第8の習慣)
 ・全方向報連相
  ・1対1で聴き、数と力と無視で押し切る
 ・積極策が奏功する。先手必勝、言ったもん勝ち、竜頭蛇尾
  ・3つの力。作用反作用の法則、慣性の法則、溜めと開放の法則
 ・名刺とカンバン、大義名分
  ・範囲を区切って第一人者
 ・噂話、陰口には無反応が上策、聞き逃すな

■生産的であるために:「もの」について


 ・毎日の服はパターンを作る
 ・どんなシチュエーションでも使える「もの」や服を持ち歩く
 ・一定期間使わないものは捨てる
  ・しまうな。捨てろ。それはもう用済みだ
 ・整理整頓、清掃清潔
  ・取り出す、使う、片付けるのすべての時間を短くする
 ・ポケット1つの原則とポケット全部の原則(「ここにしかない」と「どこにでもある」)
 ・徹底的に利用・応用する
  ・多機能・多用途。大は小を兼ねる

■生産的であるために:計画編


 ・簡単なことから始める
 ・100万ドルのアイディア。今日やりきることを決める
  ・バブルマップをメモる
 ・完璧を目指すな。「より良い」を目指せ
 ・次のアクションはなにか?
  ・アクションが決定しない打ち合わせを「茶飲み話」という
  ・次のアクションを決めるために今のアクションがある
 ・リスクを探せ。リスクに備えよ
  ・選択肢はなにか?
 ・アクションできる大きさに分割する
  ・WBS
 ・まず仮定する。仮定を検証する行動を取り仮定に戻る
  ・未来を確定しようとしない
 ・レビューとプレビューの時間を確保する
  ・事前準備、イメージトレース

■生産的であるために:食事・健康編


 ・健康的なものを腹八分目
 ・時間と労力を節約するためにネット・宅配を活用する
 ・ストレスと不安を管理する
  ・運動・リラックス・座禅・瞑想
  ・大泣きせよ。副交感神経を使え
  ・気持ちのいいカフェ(空間)を見つける
 ・もっと寝る。もっと時間ができる
  ・昼寝をする



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