私の仕事のやりかたの基本は GTD と DIPS から勉強しました。GTD は多くの情報がありますが、それに比べると DIPS はちょっと情報が少ないみたいです。
DIPS の参考図書としては、
『知的生産性向上システムDIPS(ディップス)』
『DIPSとは何か―知的生産性向上システムの全ノウハウ』
の2冊を読めばわかると思いますが、本記事では『DIPSとは何か―知的生産性向上システムの全ノウハウ』のキーポイントをご紹介します。
■DIPSとは何か
本書は、DIPS の個々のテクニックについてまとめた書籍です。
DIPS について最初に書かれた書籍は『知的生産性向上システムDIPS(ディップス)』でしたが、こちらは全体像や効果について記載されたもので、「具体的にどういうことよ?」みたいな部分がちょっと残りました。この具体例を説明したものが本書になります。
したがって、この2冊
『知的生産性向上システムDIPS(ディップス)』
『DIPSとは何か―知的生産性向上システムの全ノウハウ』
を読めば、DIPSについておおよそのことは理解できると思います。
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●DIPSとは
「DIPS」とは、「DOUBLE I.P. SYTEM」の略です。ダブルIP、つまり I と P が2つあるシステム。
I と P とは、知的な人々、つまり「INTELLECTUAL PEOPLE」の頭文字であり、また生産性向上「INCREASING PRODUCTIIVITY」の頭文字でもあります。
すなわち「DOUBLE "I.P." SYSTEM」とは「知的な人々の生産性向上を実現するノステム」の略なのです。
一日二+四時間のどの時間帯をどの活動に充て、どのような計画で進めていけば、改善を速やかに、また効果的に、その他の業務や私生活に支障を生じさせないで成し遂げることができるか、という部分は、 TQC のテーマにはもちろん、従来のいかなる手法にも含まれていないのではないでしょうか。
そしてこれこそ、「DIPS」が扱おうとしているテーマなのです。
すなわち、従来の各種手法が経営上の諸問題を見出し解決するための施策を立案するまでのプロセスを対象領域にしているのに対して、 DIPS は、その解決策をいかに能率よく効果的に実践するかという領域までをも対象とした問題解決手法なのです。
この、新しい業務改善手法「DIPS」は、大きく四つの技術から成り立っています。
・問題を発見する技術
・発見された間題の解決方法を見出す技術
・見出された解決方法を能率よく実行するためのスケジューリング技術
・スケジューリング技術によって新たに生み出されたゆとりを充実させる技術
小林忠嗣(著) 『DIPSとは何か―知的生産性向上システムの全ノウハウ』
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ということです。
では、次回からその具体的内容についてご紹介しますが、今回はここまで。
■参考図書 『DIPSとは何か―知的生産性向上システムの全ノウハウ』
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●本書を引用した記事
情報整理は時間の無駄(Windowsサーチを使おう!)
Pマトリックスで優先順位を判断する
スケジュールがないことが非効率のもと
先延ばしで失敗しないための作業分割法
調査したら満足するな
質問や反対意見は合意のサイン
DIPSとは何か7:1ヶ月後までスケジュールを立てる効用
DIPSとは何か9:RRASTICなアイディア出し
ダライ・ラマのカバンの中身
DIPSとは何か8:スケジューリング5つの定理
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■参考図書 『知的生産性向上システムDIPS(ディップス)』
コミュニケーションがよくなり、組織全体の効率が高まる画期的な手法を展開。 |
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知的生産性向上システムDIPS(ディップス) 著者 :小林忠嗣 | 知的生産性向上システムDIPS(ディップス) 検索 :最安値検索 | DMMでは見つかりませんでした |
●本書を引用した記事
情報整理は時間の無駄(Windowsサーチを使おう!)
生産性を改善するヒント(「1440分の使い方」より)
Pマトリックスで優先順位を判断する
自分の集中できる時間は限りがある
集中と弛緩を制御する(マックスIIの原則)
スケジュールがないことが非効率のもと
先延ばしで失敗しないための作業分割法
調査したら満足するな
質問や反対意見は合意のサイン
生産的であるために3:技術編
●このテーマの関連図書
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