スポットライト効果で集中力をあげる



なにかに集中し続けたいときに、ちょっとした道具を使うと集中力が上がります。

その道具は何かというと、カーテンとデスクライトです。




■スポットライト効果


「スポットライト効果」というのは、人間は周りが暗くてある一点だけ明るければ、意識はそこの明るいところに行くという心理術的な効果のことです。

うまく説明がされているのが、こちらの本。

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●スポットライト効果―人間の意識は光に集中する
「新郎新婦の入場でございます!」
 → 扉口にスポットライト
 → 客の視線が集中
 → 新郎新婦の入場
 → 満場の拍手

結婚披露宴の冒頭でのお決まりとなっているシーンです。

NHK アナウンサーになって以来、結婚披露宴の司会は数え切れないほどやりました。

司会をやっていてつくづく感じるのは、人の視線を否応なく集めるスポットライトの底力です。

スポットライトを使う場合と使わない場合では、司会のやり方も大きく異なり法す。

スポットライトを当てない演出パターンでは、司会者のコメントによりて客の視綜をコントロールしなければなりません。例えば、お色直しの退場のときには、全員の視線を新婦に集めてあげたいところです。

こんなとき、「新婦にご注目ください」などと、直接に客の視線を集めるようなセリフを言ってしまっては、雰囲気はぶち壊しです。

「男の強さをたて糸に、女の優しさをよこ糸に、一枚の錦が織りあがっていきます」などと、新婦の打掛を形容することによって間接的に客の視線を新婦に集めるのが、プロの腕の見せ所です。

これに対し、スポットライトを使った演出では、こんな苦労はまったく必要ありません。

スポットライトさえ当たれば、客の視線は半ば強制的に誘導されます

光が当たったものに対しては、}人間は意識を集中してしまうよう}にできているからです。

この仕組みは、時間攻略法にも応用できます。

例えば、夜に自室でデスクワークを行うときは、部屋全体を暗めにして、机の上だけを明るくしておくのです。

こうすれば、文字通り「スポットライト効果」が得られます。

視線はいやでも机の上に向けられ、これに合わせて、意識も自然に机の上に向けられるのです。

このためには、昔からあるアームの先に電球がついたタイプのライトを使うと便利です。
簡単に集中したい部分だけ照らし出すことができるからです。

吉田たかよし(著) 『脳を活かす!必勝の時間攻略法
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本書では、「夜は部屋全体を暗めにして」と書かれていますが、私は昼間でもやります。

単に、「カーテンを閉める」だけで十分薄暗くなります。




■部屋の蛍光灯は調光型・間接照明


夜用には明るさ調整ができる蛍光灯で間接照明にしています。

最近は蛍光管や電球ではなく、LED タイプのものが増えてきたので、調光ができるものが増えました。
自室の環境を整備する際に、検討してみるといいかもしれません。

個人的には、間接照明がすごく気に入っています。明るさはやや暗めになりますが、スポットライト効果が出やすいですし、光が柔らかな感じがするのでリラックスできます。

最近の会社は、いろいろ環境にも気を使っていて、私のところでも調光型の LED 蛍光灯になりましたので、こちらもちょっと廻りは暗めになるようにして、スタンドで自分の手元だけが明るくなるようにしています。

■電気スタンドはフード型


電気スタンドというと、こちらも最近は LED がほとんどですね。
ただ、ものによっては光がかなり拡散します。

スポットライト効果を出すためには、なるべく光が拡散しないほうが良いです。

なので、私はカバーの付いている電球型の電気スタンドがお気に入りです。

 


こういうタイプ。

■モニタの明るさはちょっと暗めに


ただし、PC の操作をするときには、周りが暗い状態でモニタの明るさが強いと眩しくて見づらくなりますし、目も疲れます。
このため、モニタの明るさはかなり絞っています。その代わりコントラスト設定でコントラストを上げて使っています。

これは、ちょっと前に話題になったブルーライト軽減にもいいかもしれません。

■紙の上でスポットライト効果を出す


「ライト」と言いながら、光を出すものではありませんが、「蛍光ペンマーカー」ってありますよね。

あれもスポットライト効果を出しやすいものです。
学生時代に、重要な部分にマーカーを引いて一生懸命覚えようとしたことがあると思います。あれです。

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●蛍光ペンと黄色の効用
ついでに言えば、蛍光ペンでマークするのも、「スポットライト効果」を利用するのが目的です。

多くの文字の中で、大切な部分だけマークすることによって、意識のスポットライトを当てることができるのです。

蛍光ペンは黄色が最も多く使われています。

それは、とりわけ、「スポットライト効果」が強いのが、黄色だからです。人間は黄色いものに対して自然に意識を集中する性質があります。

これを、「スポットライト効果」に応用しているのです。

そう言えば、ポストイットも黄色が主流です。

また、工事現場の標識も黄色と決まっています。

よくよく考えれば、私たちの身のまわりには、すでに「スポットライト効果」がさまざまな分野で利用されているのです。

この効果を多くの方は無意識のうちに利用しています。しかし、さらに効果的に集中するためには、意識して積極的に活用すにきです。

例えば、集中したいものがあれば、色はできるだけ黄色にしたほうがよいでしよう。

さらに大切なのは、集中を妨げないために、集中しなくてもよいものについては、反対にできるだけ黄色は避けるという配慮も必要です。

むやみに黄色いものを視野に入れないように注意したほうがよいのです。

実際、私は、筆立てやペンケースなど小物を買うときは、できるだけ黄色は避けるようにしています。
書類の内容より、文房具のほうに意識が集中してしまったら本末転倒だからです。

吉田たかよし(著) 『脳を活かす!必勝の時間攻略法
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電子化した本などでも蛍光ペンがあります。
活用すると、

 線を引くという行為をしたことによる効果
 目立つことによるスポットライト効果

が同時に発生して、記憶しやすくなるような気がしています。

現実には、やらないよりやったほうがいいレベルかもしれませんが。





■参考図書 『脳を活かす!必勝の時間攻略法




一日を26時間に増やす35の鉄則を大公開!

灘高→東大、元NHKアナウンサーにして医師であり、衆議院議員公設第一秘書も務めた「奇跡のマルチ人間」が最新の脳科学に基づいた時間活用法を初めて明かす!
}
時間攻略の方法は3つしかありません。

 1日の実質的な時間=(24時間−睡眠時間−無駄な時間)×脳の活性度

この方程式から、1日の実質的時間を増やすには、次の3つの方法しかないことがわかります。

 1.睡眠時間を削る
 2.無駄な時間を削る
 3.脳の活性度を高める

時間の活用について、多くの本は2の無駄な時間を削るという点にばかりとらわれているようです。ただし、この方法で増やせる時間は限りがあります。1も2も引き算の項目だからです。

これに対して、脳の活性度だけは掛け算の項目だということに注目してください。

この項目が2倍になれば、実質的な時間は2倍。この項目が3倍になれば、実質的な時間も3倍になります。
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脳を活かす!必勝の時間攻略法
著者 :吉田たかよし
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●本書を引用した記事
 よく使うフォルダのアイコンを変えてすぐに見つかるようにする
 Excelで面倒な繰り返し作業を簡単にするF4キー
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 書類・資料は最後のページから読む
 スタートメニューによく使うファイルをピン留めする(Windows10)
 早歩きするとよく眠れる
 寝るときに部屋は明るすぎず、暗すぎず
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posted by 管理人 at 06:53 | Comment(0) | 心理技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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