世の中の成功者と言われる人の経歴を見ると、スタートは普通のサラリーマンだったけど、途中から会社をスピンオフしたり、すごい経験をしたりして、そこから普通のサラリーマンではない道を歩いて見える方がおおいようです。
ある会社に入って、その部署一筋みたいな人はすくなそう。
■自分が成長するために最も必要なことは努力ではない
私は面倒くさがりなので、「楽をする方法」には強い関心があったりしますが、自己実現なんてのはあまり興味がなかったりします。
もちろん、「楽をする」だけでは生活できないので、「高い評価をもらいつつ楽をする」というところが目標
一方でよくセミナーや講習会などに行くと成長や自己実現のために、いろんな勉強をしている人と出会います。すごく物知りな人が多いです。一生懸命勉強しているんだなあと感心したりします。
ただ、世の中の成功者の自伝・他伝などを読むと、「一生懸命勉強した」ではなく「おかれた環境が激変し、結果として成長した」というパターンが多いようですね。
要は、人は自ら脱皮するのではなく、環境によって無理やり脱皮させられるのではないかと。
「成長する」ためには努力することではなく、新しい環境に身を置くことではないかと。
もちろん、その環境で活躍するためには努力が必要なのですが、努力はそのためのツールに過ぎなかったりする、と。
そういえば、「孟母三遷」なんて言葉もありますね。
■環境を変えるために努力する
自分の成長を促したいのであれば、自分の置かれた環境を変えてみることだと思ってます。
成功者は環境を激変させているからと言って、環境を激変させた人がすべて成功者になっているわけではありませんので。
その他大勢は、環境の変化についていけずに…(略)…
もちろん、違う会社・異なる業界に身を置くことでより成長は促されるのでしょうけど、当然それにはリスクも伴います。
リスクを避けつつ環境を変えるためには、部署を変わるだけでも十分良い経験をつめるはず。
まあ、凡人があまり高望みをしてもよくないでしょうから、手近なところからでいいんじゃないかと。
同じ人間、同じ環境にずっと身を置くと間違いなく異なる発想を持たなくなります。
異なる世界に生きている人間のサークル、できれば異なる言語や異なる文化と宗教を持つ人間のサークルに入ってみれば良いです。
全く異なる世界に少数派として身を置くことでものの見方は変わります。
変わったことが認識できれば、複数のものの見方が身につきます。
■気分がすぐれなければ出かけてみる
まあ、「自己実現」なんて大げさな話ではなく、「どうも気が乗らない」「なんだか気分がすぐれない」みたいなときは、自分の環境を変えてみると気分は変わります。
なにか新しいことをやるのはハードルが高いですが、ちょっとお出かけてして違う空気を吸ってみると思わぬ発見ができるかもしれません。
でかけようにも足がないときには、家の中の大掃除や模様替えだけでも。
私は年に1度くらいのペースで、部屋の中の模様替えをしてます。机の位置をちょっと変えるくらいですが。
PC をよく使うのであれば、今まで使っていたアプリをやめて、別の同じような機能のアプリにしてみるだけでも、結構モチベーションは変わるものです。
なるべくなら自分だけでクローズしない、他人と関わるようなことを変えるのが効果は高いですが、最悪、ものが置いてある位置が変わるだけでも、気分は変わるかもしれません。