れる・られるを多用しない




考える力は、他人が出した結論を見るだけでは絶対に付きません。
自分の頭で考え、それを整理し、行動してそれをさらに最初の考えにフィードバックするというループによってのみ強化されます。

本カテゴリでは、さまざまなテーマを設問としてご紹介していきます。
そのテーマについて、ノートに自分の考えを書き出して、それから導き出される結論に基づくアクションを決定して行動してみてください。その結果自分の考えがどのように変わったのか、一度このノートをを見なおしてください。




 Practice Makes Pefect!!



■本日のテーマ「論理的な文章を書く」


「論理的な文章を書く」というのは一言では言い尽くせないほどいろいろなことを考えないとできません。

その根本的な論理構造から、文章の端々に至る単語の使い方まで。

ちょっと、論理的な文章の書き方で、単語の使い方に着目した文章校正にチャレンジしてみましょう。




■本日のお題


以下の文章の欠点を上げ、それを「自分ならこう書く」という文章を作ってください。

★P186〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●ありがちな例 15

以下は、競合企業 A 社の商品開発の仕組みに関する調査報告書の記述の一部だ。

▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
A 社では、商品開発の仕組みの 1 つとして、新商品アィデアの社員提案制度が導入されている。

提案活動は業務の−環と位置づけられ、採択されたアィデアの提供者には報奨金が出される。

その結果、社員提案制度を通して年間 250 件の提案が寄せられ、過去 10 年間の A 社の新商.粘のうち約 7 割が社員によって提案された新商品で占められている。
▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲

照屋華子(著) 『ロジカル・ライティング
―――――――――――――――――――――★


あなたは、このレポートを書いてきた担当者の上司になって、「これじゃあ読みにくいよ」といいつつ、どう直せばいいのかをアドバイスしてあげてください。


以下にヒントを書いてますが、まずはヒントは読まずに、自力で検討してみてください。
答え合わせのつもりで、以下を読んでください。







■分からない人のためのヒント


この章のテーマは、「日本語表現」。
つまり、日本語として読みにくと感じたところを直してあげればいいです。

★P186〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●改善へのヒント
何かまどろっこしく、すっきりしない文章だ。

文や文節の末尾の表現に注目してみよう。[れる」「られる」という受け身の助動詞のオンパレードだ。はたして、この中で受動態で表記しなければならない箇所はいくつあるのだろうか。

照屋華子(著) 『ロジカル・ライティング
―――――――――――――――――――――★


本書の答えが知りたい方は、Goolge Books で、本書『ロジカル・ライティング』を読むことができます。

 GoogleBooks

この186ページ目がプレビューできます。





■参考図書 『ロジカル・ライティング




マッキンゼー出身のコミュニケーションスペシャリととして、ロジカル・シンキングをベースにしたコミュニケーション術を一般に広める著者の代表的一冊。もう1冊は『ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル 』でこちらも名著。
同名の本に、安田正氏のロジカル・ライティングもあるがこちらのほうが内容がソフト。







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ロジカル・ライティング
著者 :照屋華子
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ロジカル・ライティング
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●本書を引用した記事
 「…による」には2つの意味が存在する
 文章校正のためのセルフチェックリスト
 「以下の通り」は使わない
 接種理論:論理構造を図示してアンチテーゼを出す
 れる・られるを多用しない
 報告書に必須の4要素:6.文字にして4要素を吟味する
 報告書に必須の4要素:5.「反応」を引き出す
 報告書に必須の4要素:1.概説
 ビジネス書名著目録(必須図書)

●このテーマの関連図書


ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル(Bestsolution)

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

問題解決のジレンマ:イグノランスマネジメント:無知の力

クリティカルシンキング・実践篇―あなたの思考をガイドするプラス50の原則

思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

ロジカル・ライティング





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