インパクトのある情報の出し方―認知的不協和を利用する




いろいろな資料を見ていると、「おっ!?」と目にとまる資料があります。
どんな良い提案をしようと、その提案を聞いてもらわなければ、意味がありません。

見た人が多くの提案書やメールの中で、その提案書を読んでみようと思えるためには、インパクトのある表題やメッセージが必要です。




■夫のち○○が…


最近ちょっと有名になった本で

 『夫のち○○がはいらない
※  実際は伏せ字ではありません。ずばり書いてあります。なにが伏せ字になっているかはリンク先でご確認を。

という本ですが、結構インパクトがありますよね。まあ、それだけでアマゾンベストセラーになったりはしないでしょうけど、タイトルの効果も否定はできませんね。

■インパクトを出すには認知的不協和


ただ、仕事の提案書などにさすがにこういうタイトルは使えないのですし、コピーライター的な能力が必要です。上記の本も、そういう意味で結構考えられた表題でしょう。

普通のサラリーマンには難しいかもしれません。

が、実は、わりとだれでもできる簡単な方法があります。

 「認知的不協和

というやり方。

これは、一般的に「あたりまえ」と思われていることを、ズバッと否定してしまうのです。




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●「アレレ?」と思わせてイエスと言わせる説得の
    説得の技法「認知的不協和」

自分にふさわしくないと思ったり、矛盾を感じることがあると納得がいかなくなります。
「なんで?」と混乱し、真意を知りたくなります。
 :
 :(中略)
 :
人は、何かの出来事に遭遇し、それが自分の考えていたことと違っていると、「何で?」と不快になります。

これを心理学では「認知的不協和」と呼んでいます。

この不快感を解消するためには、出来事への対処の仕方を変えるか、認識や考え方を改めるよりありません。

この上司は、部下の認知的不協和を利用して説得を図ったのです。

矛盾を解消してやるには、本人がなるほど――と腑にに落ちる何か別のロジックを用いてやればよいのです。

「会社は、仕事をするところじゃないぞ!」などと常識を覆すような、逆説的なことを上司が言えば、部下たちは一斉に「え?何それ?なんで?」などと注目してきます。

あとから、「会社はなあ、社会的貢献を模索する場なんだ」などと言えば、納得します。

近頃では「顧客の要望なんか聞くな!」といった過激な書籍タイトルなどに使われています。「なんで?」と認知的不協和状態を作られると、思わず注目が高まるからなのです。

神岡真司(著) 『思い通りに人をあやつる101の心理テクニック
―――――――――――――――――――――★


コピーライターが書くような、印象に残る言葉を作るためには、センスや相当の訓練が必要ですが、常識の否定、つまり「あたりまえ」と思っていることを否定するのであれば、その「あたりまえ」に気がつけば可能です。わりあい簡単につくれます。

たとえば、本書にあるように「会社は、仕事をするところじゃないぞ!」でもそうでしょうし、「工数低減をするな」でも同じです。みんな「工数低減はいいことだ」と思っているところにこういうことを言えば、ちょっと注目します。

これで「イエス」を引き出せるかどうかは、その後の論理の組立て方次第でしょうから、そこまでは保証できるものではありませんが、提案などは聞いてもらえなければ賛成もしてもらえないですから、まずは話を聞いてもらえるようにすることも必要ですね。

提案にインパクトをもたせたい、自分の話を聞いてもらいたいと思ったら、「常識の否定」を作るところから始めてみると良いかもしれません。





■参考図書 『思い通りに人をあやつる101の心理テクニック





立ち読みできます立ち読み可
▼どうしたら思うように相手を動かすことができるのか?
本書に関心を寄せていただいた読者の方は
おおむね次のような不満を抱えているのではないでしょうか?

――どうしたら、部下が自分の思うように仕事をしてくれるのか?
――どうしたら、苦手な上司や取引先をラクラク攻略できるのか?
――どうしたら、気になるあの人に振り向いてもらえるのか?
――どうしたら、営業のクロージングでNOをYESに変えられるのか?

などなど・・・

「いったいどうしたら、相手を動かすことができるのか! ?」

人を自由にあやつることができれば、
私やあなたの毎日は楽になることでしょう。
しかし、そう簡単にはいかないのが現実です。

人生の成功者たちは「コミュニケーションの巧拙」が
地位や年収に結びついていることを、体験的に知っています。
人間同士で構成されるのが人間社会です。
人間心理を制するものが人生を制するのです。

▼即効性の高い実践心理テクニックを101本収録!
相手を「動かす」「あやつる」という行為は
けっして相手を「だます」ということではありません。
自分も相手も、狙った方向に気持ちよく向かわせ、誘導する。
そんな魔法のような心理技術が、この世には存在するのです。

そこで本書は冒頭に掲げたような不満を解消する心理技術を
厳選して計101本取り上げました。
心理学で検証・確立された理論をベースにした
きわめて実践的で即効性の高い心理テクニックです。

※決して悪用しないようにしてください。

ぜひ、ご一読いただき、すぐにでも実践すれば
その効果のほどをたちまち実感されることと、保証いたします。

この101のテクニックを駆使しさえすれば
思うようにならないさまざまな人間関係のイライラから解放されます!

↓特設Facebookページへお越しください
http://www.facebook.com/shinri101





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思い通りに人をあやつる101の心理テクニック
著者 :神岡真司

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●本書を引用した記事
 褒めるのは難しいけど教えてもらうのは簡単
 サインに気をつける(話半分、観察半分)
 ランチョン・テクニックで和やかに議論する
 不意打ちでYESと言わせる方法
 一拍おいてから話し始める
 反発心を利用して他人を操る方法
 部下の行動を改めさせる恫喝と一罰百戒
 他人に操られないためのルール
 一貫性を持たないように意識する
 決定権限者の趣味・嗜好を検討する

●このテーマの関連図書


相手を自在に操るブラック心理術(日文新書)

面白いほど雑談が弾む101の会話テクニック(フォレスト2545新書)

他人を支配する黒すぎる心理術

ヤバい心理学(日文新書)

あなたの「影響力」が武器となる101の心理テクニック(フォレスト2545新書)

「しぐさ」を見れば心の9割がわかる!(王様文庫)





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posted by 管理人 at 05:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 心理技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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