どうも私の自己評価では、「私は他人に操られやすい」と思ってますが、聞いてみると、結構みんな自分の自己評価はそんなもんみたいです。
他人に「いいようにやられた」経験がない人はどうもいないみたいで(私の知人の中では)、
・交渉上手になりたい
・他人をコントロール(マネジメントではなく)できるようになりたい
などと、多かれ少なかれ思ってるらしい。
本記事を読んでいるあなたも、もし、多少なりとも、そんな意識があるようであれば、「人思い通りに操る」まではいけないにしろ、相手の都合のいいようにやられないように、ちょっと注意したいことを、『他人を支配する黒すぎる心理術』がまとめてありましたので共有。
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●第5章 他人に「操られない」ための心構え
・すべての人に「いい人」と思われようとしない
・感情をあおられている状況で物事を判断しない
・少しでも不明点があれば納得がいくまで説明してもらう
・他人からもらう「不自然で大きな利益」は信用しない
・情報収集力と分析力を身につける
・絶えず「批判の目」で物事を見ることを忘れない
・急なしぐさの変化は「嘘」をついているサイン
マルコ社(編集)(著) 『他人を支配する黒すぎる心理術』
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それぞれは別記事で引用したので、本記事の最後にあるタグの「黒すぎる心理術」をクリックしてくだされば、関連する一覧を見ることができます。
※随時増やしていきます。
■他人の発言の分析力
ちょっと本書の注意事項として、「少しでも不明点があれば…」と「情報収集力と分析力を身につける」「批判の目で」と書いてありますが、これは最終的には、同じことを言っていそうです。
自分の思考の歩幅を知る
ことです。
思考の歩幅というのは、
「AはBである」
「BはCである」
「CはDである」
「DはEである」
「したがってAはEである」
という論理を、いきなり「AはEである」が分かる人と、A→B→C→D→E と考えないとわからない人、A→C→E で分かる人、いろんな人がいます。このステップを思考の歩幅と呼んでいます。
「思考の歩幅」という用語は『数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本』に書いてあったことのパクリです。
★P45〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●「思考の歩幅」について
「思考の歩幅」とは、足の長さによって「歩幅」が違ってくるように、人の思考にも歩幅があるのです。
この視点を踏まえると、人に説明するのが飛躍的にうま上手くできるようになったりするのです!
例えば、学者の書いた「最大限分かりやすく作った」という本が、実際にはあまり分かりやすくなっていない場合カ沙なくありません。実は、これは「思考の歩幅」カ源因になっている場合がとても多いのです。
●なぜ学者の本は分かりにくいのか?
世間で「頭がいい」と言われる人は、一般には "早く分かる人" なのですが、そういう人に「分かりやすく説明してください」と言っても、できないことが多くあります。
これは、学者特有の「思考の歩幅」が大きく関係していて、世間で「頭がいい」と言われたりする人はたいてい「思考の歩幅」が大きく、階段をイッキに 1 段目からとこ 5 段目まで飛び越えて "早くわかる" のです。
つまり、"早く分かる人" にとっての「自然な歩幅が 5 段飛ばし」になっていたりするのです。
このように、一般の人にとっては、 1 、 2 、 3 、 4 、 5 段目と、 ひとつ上がっていくのが「自然な歩幅」なのですが、"早くわかる人" の場合は、そのあいだの階段応が見えていない場合が多いのです。
そのため、例えば学者タィプの人の書いた「最大限分かりやすく作った」という本は頑張っても、(3 段目を追加した) 1 、 3 、 5 段目というようになっていて、まだ、 2 、 4 段目が抜けていたりするため、あまり分かりやすくなっていない場合が多いのです。
細野真宏(著) 『数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本』
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自分のこの思考の歩幅がどのくらいであるのかを知らないと、本書『数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本』に書いてあるように、
「円高だから、日本はデフレになって、サラリーマンの給料が上がらない」
と言われて、「そうか、給料が上がらないのは円高が悪いのか」になっちゃうわけ。
この論理を、納得できる論理にするためには、どのくらいのステップ(中間論理)を作らないといけないかはひとそれぞれ。
そこの中間論理に目を向けられるかが、最初に書いた
「不明点」
「分析力」
「批判の目」
を持つために必要だと考えてます。
この状態だと、「風が吹けば桶屋が儲かる」と同じですよね。
試しに「円高だから、日本はデフレになって、サラリーマンの給料が上がらない」を理屈が通るように説明してみてください。
自分の思考の歩幅が多少は認識できるようになります。
他人の論理に振り回されないために、自分の思考の歩幅をちゃんと認識して、その歩幅にあった説明を求めると、正しい質問と正しい理解ができるようになります。
■参考図書 『数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本』
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■参考図書 『他人を支配する黒すぎる心理術』
立ち読み可 | 「人を操る」とは「良好な人間関係を築くこと」につながるのです。 人間関係の悩みを解決して、円滑なコミュニケーションを行なう方法のひとつに、心理学をベースにしたコミュニケーション法が存在します。 心理学的見地から、相手の表情やしぐさ、行動を分析して心理状態を把握し、コミュニケーションに役立てる心理術のなかでも、相手を「支配する」(=操る)心理術にフォーカスしたのが本書です。 コミュニケーションとは言い換えれば「操り合い」のこと。心理学をベースにした心理誘導に役に立つ考え方や具体的なテクニックを学ぶことで、コミュニケーションスキルは大きく向上することでしょう。そう、「人を操る」とは「相手との良好な人間関係を築くこと」につながるのです。 本書では人を操るための心理学や心理テクニックを紹介するために、「心理学」「心理術」の専門家への取材を敢行。心理学の基本や相手の心を透視(見抜く)技術について紹介するとともに、メインコンテンツでは相手の行動や心理を自分の意図した方向に誘導する心理術を紹介しています。 |
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