巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。
本日の巨人 : 面倒くさいと思えば幸せになれない。冒険だと思えば幸せになれる
本日のお言葉: ロバート・アラン・フェルドマン
お言葉の出典: 『フェルドマン式知的生産術』
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●面倒くさいと思うか、冒険と思うか
私はこの 40 年間、外国語(私の場合、日本語)と毎日戦ってきました。その経験から外国語上達のヒントをいくつか紹介したいと思います。
私から見ていちばん大事なポイントは、「楽しく勉強すること」です。
ある方から言われたことがあります。
「人の幸せは人生を面倒くさいと思うか、冒険と思うかによって決まる。面倒くさいと思ったら幸せにはなれない。冒険だと思えば幸せだ」と。
外国語の勉強はまさにその典型でしょう。
面倒くさいと思ったらこれほど大変なことはありませんが、冒険の連続だと思えば学ぶこと自体が楽しみに変わります。
日々の学習で「こんな面白いことがあった」と楽しむこと。それが障壁を乗り越えるコツです。
語学の勉強を楽しむためには、白分の好きな分野、楽しい分野で外国語の勉強をするのがいいでしょう。
たとえば車が好きな人は車の雑誌を買えば、外国語であっても読もうという気になります。私の場合は経済学が大好きですから、経済に関する記事を日本語で読んでいます。
ロバート・アラン・フェルドマン(著) 『フェルドマン式知的生産術』
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冒険だと思えるかどうかはわかりませんが、私も「楽しんでやる」ということをモットーのひとつにしています。
たとえば、上司から無茶振りされた仕事であっても、仕事のやり方や成果に自分なりの工夫を入れることで、ひたすら辛い仕事をするのではなく、楽しんで仕事をしようと考えるようにしています。
そのためには、好奇心を持って何かをするのが、自分にはいいような気がします。
その結果、上司から「いらんことをするな」と怒られる場合もありますが、怒られても「ああ、すんません」くらいはいいますが、やらなくなるかというと…
ひたすら辛いだけの修行をしに会社に来ているわけではなく、自分の創造性を発揮する(=楽しめる)ためのネタを仕事という形でもらいに会社に来ていると考えれば、好奇心は満足させられるだろうし、ストレスも多少は軽減させられるかと。
まあ、なにごとも考え方ひとつで、楽しいことになったり、苦行になったりするかもしれない、ということで。
■参考図書 『フェルドマン式知的生産術』
本質を無駄なく、シンプルに人に伝える。言葉の壁、時間の壁、文化の壁を乗り越える。 そんな、アナリストのスキルが、いま、どんな仕事にも必要とされています。 WBSコメンテイター、モルガン・スタンレーMUFG証券チーフ・エコノミストによる、思考法 仕事術の教科書。 ロングセラー『一流アナリストの「7つ道具」』をケースススタディを中心に大幅増補し、新たに「結合力」の章を加えました。 |
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