英語を学ぶより本を読んだほうがいい








■英語は使えるに越したことはない


いまどき仕事をしていれば、「英語」というのは気になるテーマのひとつではあります。

ちなみに私の仕事はというと、一時期はマレーシアや中国にいた期間もあり、そのときは殆どが英語や中国語の時間だったりしましたが、いまは随分減ってきている感じで、英語と中国語を扱っている時間がそれぞれ 1〜5% くらい。

会話ではなく、殆どがメールですが。のこりは日本語の時間。

ただ、昨今の風潮、会社として TOEIC を推奨してたり、昇進の条件にしたりしている会社も少なくありません。
私が昇進したのはそういうのが全くない時代でしたので、今の人は大変だなぁ、と思ったりして(完全に他人ごと)

現実のビジネスの世界で、本当に TOEIC で勉強したことや英会話が必要な人ってどのくらいいるんでしょうね?
何かの Web で見たときには、「数%」 と書いてあったような。

もちろん、この 数% の人達は TOEIC は 600点 どころか、800点以上、ビジネス会話はペラペラ。必要なら通訳だってしまっせ、ていうレベルでしょうけど。

ひるがえって、自分のような仕事、すなわち、仕事相手は原則日本人、ときどき外国人だったりするような立場のときには、英語というのは「できればいいなぁ」ていどのシロモノです。ましてや仕事相手が 100% 日本人なら、実際に必要になるシチュエーションは殆ど無いでしょう。

もちろん、「ときどき外国人」なので、話せるに越したことはないのですが、その時の話に応じて

 ・現場で現物を見ながら話をする
 ・絵を書きながら話をする

みたいなことをすれば、高校を卒業するまでに 6 年も勉強した英語で十分伝わります。
どうしても伝わらないとか、複雑な話をしたいみたいなときにだけ、通訳できる人を頼めばいいわけです。

私はこのパターンで英語と中国語を乗り切ってきました。




■相手にとって好ましいのはどのタイプ?


海外で働いたり、外国人と仕事をすることになったら、まず心配するのは言葉です。
現地の言葉ができなければ困るのでは、と不安に思うのは当然。

ちょっと事例として考えてみましょう。日本でこんな3タイプの外国人の採用をすると考えてみてください。

 ・口八丁
  日本語はほとんど日本人並でペラペラ。また何か頼むと調子よく引き受けるが、手抜きも多く、文句を言うと言い訳。

 ・手八丁
  日本語はたどたどしく、説明するのにも苦労するが、ひとたび理解すれば素晴らしい結果を出してくれる。
  しかし、気に入らない仕事は真剣にやってくれない事もある。

 ・愚直
  やはり日本語はたどたどしく、職務経験も少ないので、通訳を介して仕事を教えなければならず、手間がかかる。
  しかし仕事はえり好みせず、頼んだことは何でも一生懸命やってくれる。

おおかたの人の選択は、

 愚直 > 手八丁 > 口八丁

の順となるのではないでしょうか。

愚直に一生懸命やってくれる人なら、仕事も日本語も時間が経てば着実に上達していくだろう。

まあ、事例が誘導的ですが、本記事で言いたいことはもうわかっちゃいましたかね?

■一に人柄、二に能力、三、四がなくて、五に語学


上記で仕事のパートナーを選ぶ基準を考えてみましたが、いまの大概の仕事は自分だけでクローズすることは、まずありません。

つまり、仕事は人からに人に手渡されるものです。
こういうときに、仕事のバトンリレーのチームとしてもっとも重要なのは、全体のパフォーマンス。

コミュニケーションはそのパフォーマンスを支える一つの柱ではありますが、もっとも重要なのは、「ちゃんと成果の出る仕事をすること」です。ドラッカー風に言えば「貢献できることをなす能力」です。

その能力の基本になるのは、「真面目に取り組むこと」であって言語は取り組む課題を明示する方法の一つに過ぎません。

ましてや、コミュニケーションのための英語能力を磨いたとしても、それ以前に、

 ・人の話をちゃんと聞く事
 ・自分が理解したことを相手にフィードバックすること
 ・相手が必要としているものをちゃんと理解すること

ができなければ、何ら意味を成さないわけです。

ようは、英語や中国語などというものは、非常に基本的な伝達手段にすぎないわけです。それも、現在ならいろんな方法で代替が可能です。

■コストメリット比較


たとえば、TOEIC 800 点を取るための勉強時間はどのくらいかというと

 ・〜600点 → 400〜600時間
 ・〜800点 → 800〜1200時間
 ・900点  → 1500〜2000時間

なのだそうです。

800点をとるのに使った時間を読書時間にすれば、本の読書時間が1冊2時間として 600冊 の本が読めます。
それだけ読めば、よっぽど人生に違いが出るのではないでしょうかね?

投資対効果という意味では、本を読んだほうが圧倒的に有利です。

ということで、やっと結論にたどり着きました。

 英語の勉強をするくらいなら本を読んだほうがいい

もちろん、全くわからないではダメですが、中学生なみの文章と単語がわかっていれば、}そこそこ}意思疎通は可能です。

私は「ないと困るけど、そこに注力するほどのものではない」くらいにしか考えてません。

多少でも英語がわかるなら、英語を使うことが主な仕事にならない限り、それ以上の勉強は必要ないと思ってます。

そういう意味で、私は中国語はちょっとだけ勉強しました。
完全に独学+実践だけです。本を一冊買って基礎的な文章と単語をいくつか覚えただけ。あとは中国語ネイティブの人に覚えたての中国語で話しかけてみる。単語を知らなければ、「ゼンマシュオ?」(なんていうの?)でいうだけ。

無論「早口英語で冗談をいいあう」ことを否定するつもりもありませんし、そんなことができたら「羨ましいなぁ」とはおもいますが、そこに時間を使うくらいなら、1冊でも本を読んだほうがコストメリットは大きいように思います。



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