考える力は、他人が出した結論を見るだけでは絶対に付きません。
自分の頭で考え、それを整理し、行動してそれをさらに最初の考えにフィードバックするというループによってのみ強化されます。
本カテゴリでは、さまざまなテーマを設問としてご紹介していきます。
そのテーマについて、ノートに自分の考えを書き出して、それから導き出される結論に基づくアクションを決定して行動してみてください。その結果自分の考えがどのように変わったのか、一度このノートをを見なおしてください。
Practice Makes Pefect!!
■本日のテーマ「率先力を発揮する」
★P36〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●蟻は止まらない
蟻のじゃまをしようとしたことがありますか?
まったく不可能です。蟻はけっして歩みを止めません。
五歳の子供に戻ったつもりで、蟻の通り道に小さな山をつくってみてください。
蟻はそのまま歩き続けて頂上を越えてしまうでしょう。丸太を越え、草むらを通り抜け、巣穴へと向かうでしょう。通り抜けができないなら、ぐるりと迂回します。
行く手にどんな障害物があろうと、歩みを止めることなく、進み続けます。
そのような粘り強さをあなたの人生にも応用してみましょう。
もちろん知恵を使う必要があります。でも決定する場面では、蟻になってみてください。
行く手を阻むものにはノーと言い、前に進み続け、主体的な選択を取り、進みながら学ぶのです。忍耐強く続ける人が、最後に夢を叶えられるのです。
●あなたの意志が決める
このような主体的な選択が行動に移せないのはなぜですか?
あなたには選択肢があるはずです。あなたの人生が製作中の芸術作品だとしたら、それはどんな人生でしょうか?
呼吸のひとつひとつ、行動のひとつひとつが、全貌を表し始めた最高傑作の一部だとしたら?
光と影の部分が作品構成の一部に見えるとしたら?
こうした想像をふくらませてください。
その美しさに感動しましたか?
自分の選択によって、あなたはどこへ行こうとしていますか?
自分の人生をいかに変えるかは自分次第です。誰もがみな、自分自身の現実を創造しています。
人生の著者であることは人間の絶対的権利のひとつですが、自分の望む人生のストーリーを書けないという声を、あまりにも多く聞きます。
そう言う人たちは、わたしたちの成功や失敗を決定するのは外的手段ではなく、自分自身への信頼と、最高の志に従って人生を創造しようとする意志なのだという根本的な真実を見過ごしているのです。
スティーブン・R・コヴィー(著) 『7つの習慣演習ノート』
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率先力は、集団の中で誰かに何かをやらせることではありません。たった一人でもできます。
すなわち進んで行動を起こす責任を自覚することです。
たとえば、転職をしたいのであれば、その職業の適性を調べ、自分にできるかをテストし、入りたい会社の課題を調べて解決策を検討して、それが「自分ならできる」という効果的なプレゼンテーションを作ってみる(「ソリューション・セリング」といわれる手法です)。
これをすれば転職には圧倒的に有利なはずですが、やる人はほとんどいません。
転職エージェントに希望を出し、紹介してくれる会社に、エージェントが作ってくれた履歴書をもって面接に行きます。
そのほうが楽です。
昇進したいのに、上司が推薦してくれるのをただ黙って待っている。ひたすら言われた仕事を片付けながら。
それでも、日本ならある程度年をとってくれば、昇進できることもあります。
面接官・上司からみると、率先力がある人とない人は簡単に判断できます。
社員であれば、「でもあの人は今の仕事で長いことやってるし…」という判断もあります。
あなたにはアピールできる率先力はありますか?
■本日のお題
・次の質問に対して、答えをノートに書く
・世界のどこへでも行けるとしたら、どこに行ってみたいですか?
・あなたの人生でひとつだけ変えられるとしたら、何を変えたいですか?
・上記の質問を実現する方法を検討し、具体的な計画を立ててノートに書く
・立てた計画の最初のステップをやってみる
■参考図書 『7つの習慣演習ノート』
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●本書を引用した記事
1年後を想像する
WIN+Rを多用する
7つの習慣:あなたのビジョンについて考えてみてください
ミッションステートメントを作る
7つの習慣:率先力を発揮する
7つの習慣:人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている
7つの習慣:MASTERチェックリスト
7つの習慣:本は教えるために読みなさい
影響の輪1:自分に影響のある問題を外においてはいけない
人を動かす:罰則は「前向きさ」を失わせる
●関連図書
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
まんがでわかる7つの習慣
●このテーマの関連図書
第8の習慣「効果」から「偉大」へ
7つの習慣に学ぶ手帳術
7つの習慣ティーンズワークブック
7つの習慣最優先事項―「人生の選択」と時間の原則
7つの習慣入門手帳2017
マンガで身につく!子どもの力をみるみる伸ばす7つの習慣J
■参考図書 『7つの習慣』
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●本書を引用した記事
読書は2度する
ワークショップを理解する
記憶術:休み休み、繰り返し
わかりやすく書くコツ
自炊のコツ
一人セミナー
判断と決断
3つの習慣part1
5項日誌(1)
人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい
●関連図書
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
まんがでわかる7つの習慣
7つの習慣 演習ノート―ビジネス、プライベート、家庭で、効果的な人生を送るための 成功への原則がよくわかる!
●このテーマの関連図書
CD-ROM付お金の科学〜大金持ちになる唯一の方法〜
CD‐ROM付図解成功の9ステップ
あなたの夢を現実化させる成功の9ステップ(幻冬舎文庫)
■関連する記事
●読書は2度する
読書、してますか?私は相変わらず年200冊ペースを(今年はギリギリですが)維持してます。目的を持って本が読めない本を読むときに、多くの読書本では「目的を持って読め」と書かれています。年間1000冊も読む方は、必ずそうしているのでしょうかね?ただ残念ながら私は目的(=この本で何を得るかを明確にする)ことをやったことがありませんし、実際読む前に「この本ではこういうところを勉強しよう」と思って読んだこともありません。というと何らかの意志を持ってやっているようで..●ワークショップを理解する
研修などで「ワークショップ」っていう討論の時間が設けられていることがあります。もともと、ワークショップと言う名の研修もあります。でも、その参加者がワークショップの意味をどのくらい正確に理解しているかと言われると、個人的には結構心もとない、と思ってたりします。ワークショップの意味ワークショップの意味は、というと Wikipedia にはこんなことが書いてありました。..●記憶術:休み休み、繰り返し
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良書を探す「これはいい」と思った本をお持ちでしょうか?私は年間200冊〜250冊くらいの本を読むので、1年間に大体3〜4冊は、「これはかなりいい」と思える本に出会います。過去に「最高!」と思った本は7つの習慣会議が絶対うまく行く法ザ・マインドマップあなたを天才にするスマートノートなどなど。もちろん、私にピンときた本出会って、万人に受けるものではないと思いますが。ただ、所詮1年間で数千冊の新刊が出る中で、どんなに頑張っても、まぁ普通の人なら100冊くらいが見解..■同じテーマの記事
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