本来、読書をするというのは、自分のためです。
自分の楽しみであったり、自分のスキルやマインドを上げていくために読書をしているはず。
しかし、「自分のため」にすると手抜きをしても、だれもなんの影響も受けません。結果、楽な方に流れるのは凡人のやむを得ないところ。少なくとも私はひたすら修行に励むようなことは超ニガテです。
なので、結果がわかりやすい、「アウトプット」に目標を置くようにしてます。このブログもその一環で本の紹介などをしたりしてます。
■他人に教えようと思うと勉強する
別の記事一人セミナーで紹介したように、本を読んだら、その目次にそって一人でセミナー講師をやってみます。
著者になったつもりで、その本に書いてあることを説明していくわけです。図も自分でまとめを書いたつもりになって。
こういうやり方をするようになってから、いろいろな場面で、「あの本の真ん中辺りに、こういう問題に対するときの考え方、注意事項が書いたあったなぁ」などと思い出せるようになりました。これは「ふ〜ん」とおもって読むのではなく、「ここに書いてあることの事例としては…」みたいに自分の思考として取り込むようになったからだと思います。
本を読むときには、「他人に教えるために本を読みなさい」というもの。
その方法として、一人で「セミナー講師をする」と考えるのもいいでしょうし、新人に仕事のコツをマンツーマンで教える場面を想定してもいいでしょう。
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●この本の活用方法について
「7 つの習慣」を紹介する前に、この本を最大限に活かすための一つのバラダイム転換を提案したい。
まず、この本は一度通読しただけで本棚にしまい込んでおくようなものではないと考えてほしい。
なぜなら、この本は変化と成長のプロセスを通して繰り返し参考にできるように書いているからである。そして段階的にアレンジしてあり、、それぞれの習慣の最後に応用のための提案があり、準備ができ次第、その習慣を集中的に勉強できるようにしている。
また、理解と応用の度合いが進むにつれて、何度でもそれぞれの習慣に含まれている原則を復習し、知識・スキルやる気を高めることができるので、近くに置いて何度でも必要に応じて読み返してほしい。
次に、この「7 つの習燈とのかかわり方についてのパラダイムを、生徒(教わる側)から教師(教える側)へと転換するように提案したい。
インサイド・アウトのアプローチをとり、48時間以内に自分の勉強した内容をほかの人に分かち合う、あるいは話し合うことを前提に読んでほしい。
48時間以内にP / PCバランスの原則か人に教えなければならないと分かっていたならば、あなたの読み方はどう変わっていただろうか。
この章の最後の部分を読みながら試してみていただきたい。
今日か明日、まだ記億が鮮明に残っている間に、その内容を妻夫、子供、会社の同僚、あるいは友達に教えることを前提に読んでみてほしい。読み方がゅ逆ってくるに違いない。
スティーブン・R・コヴィー(著) 『7つの習慣』
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まあ、さすがに、7つの習慣のP/PCパランスの布教をするつもりはありませんが、このやり方というのは、効果は結構あります。
もちろん、人それぞれという部分もあるかもしれませんので、万人にあっているとまではいいませんが、本書でも紹介されているところを見ると、それなりに多くの人に当てはまるのではないでしょうか。
「○○さんにこれを説明するにはどうすればいいかな〜」みたいに考えてみると、本の読み方がちょっと変わるかもしれません。
■参考図書 『7つの習慣』
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7つの習慣 著者 :スティーブン・R・コヴィー | 7つの習慣 検索 :最安値検索 | 7つの習慣 検索 :商品検索する |
●本書を引用した記事
新しいシステムには一番協力してほしい人の名前を入れる
生徒になるな、先生になれ
定位置を決める
自炊のコツ
ワークショップを理解する
記憶術:休み休み、繰り返し
わかりやすく書くコツ
一人セミナー
判断と決断
3つの習慣part1
●関連図書
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
まんがでわかる7つの習慣
7つの習慣 演習ノート―ビジネス、プライベート、家庭で、効果的な人生を送るための 成功への原則がよくわかる!
●このテーマの関連図書
CD-ROM付お金の科学〜大金持ちになる唯一の方法〜
CD‐ROM付図解成功の9ステップ
あなたの夢を現実化させる成功の9ステップ(幻冬舎文庫)