「なんだかやる気の出ない月曜日」ってありますよね。
でも、月曜日って、一週間の5分の1ですが、スタートダッシュする一番大事な日だと認識してます。
竜頭を狙う
で書いたように、スタートがうまく行けば、あとは「蛇尾」でも意外となんとかなっていきます。
■月曜日スランプ
私はあまり聞いたことがなかったですが、月曜日はスランプ・デーというそうです。★P53〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●一週間を二倍、三倍に生かす「月曜日の上手な過ごし方」
どうしても仕事をする気にならない時があるのを誰でも何度か経験しているはずである。
そんな時、われわれは「今日は調子が悪い」とか、「どうも気分がよくない」とか言う。
朝一番に重要な報告書を作成しようとするのだが、いざとなると、それに要する意欲が湧いてこない。
あくびをするばかりである。
われわれは何となくがっかりする。そして、空想にふけり、何一つしないということを半ば楽しむ気分になる。
専門的に言えば「スランプ」に陥ったのである。
スランプの正体をつきとめることは、たいへん難しいケースもある。
しかし、たいていの場合、スランプは、実際よりも大きく見えるものである。
われわれは、実はただそれをするのが怖い、それをしたくない、あるいはそれが好みに合わない仕事であるというだけで、自分は今スランプだと思いこんでしまっていることが多い。
事実はただぐずぐずと引き延ばしているだけなのに、それをもってスランプだと言いたがるのである。
ただ、そのぐずぐずがスランプの原因になることもある。
そして、悪循環がはじまる。
たいていの人が一度くらいは月曜日のことを「スランプ・デー」と呼んだことがあるはずである。
しかし、その月曜日は通常の週間労働時間の 20% を占めており、月曜日に時間をへたに使えば、その週はよいスタートを切れないということになる。
出張や長期休暇を終えて出社してくるたびに、スランプの数日を過ごすという人たちもいる。月曜日や、休暇明けの日にもう少し元気にのぞめるようにするために、次の提案に耳を傾けてほしい。
メリル・E・ダグラス(著) 『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック』
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確かに私も以前は、「月曜日は会社に行きたくない」などと言ってました。しかし、月曜日に行かないということは、火曜日が月曜日と同じ状態になるだけで、一生会社にはいけなくなるので、仕方なく会社に行ってました。
でも、あることに気がついてから、月曜日は元気に会社に行くことができるようになりました。
それが、月曜日に頑張って仕事をすると、残りの4日は流していても結果が出るということ。
それだけアタマが活発に働くんですよ。
もちろん、それをするためには、助走も必要なので、日曜日夜10時みたいに準備もしてますけどね。
本書『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック』では、こんなやり方を提案してます。
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まず、休日をペースの改変のために利用する。
毎日の仕事が忙しすぎて疲れがたまっている人であれば、土曜日と日曜日、あるいは休暇の最後の日はのんびりと過ごす。くつろいで、読書でもすることである。時間割は立てないこと。
このところオフィスで目標の達成に苦労している人は、休日には頭より手を使う仕事をやってみる。ガレージをきれいにする、台所のペンキを塗る、庭で草木をいじるなどである。
休暇明けの出勤日にはお気に入りの服を着ていくことである。
誰でも、それを着ると気持ちが落ち着くという服装があるものである。
身なりをきちんと整えると、それに見合った態度をとろうという気になる。
また、その日にひとつ、何か楽しいことを計画する。
仲のよい友人を誘って目先の変わったレストランで昼食をとるとか、夕方の楽しい行動ブランを立てる手もある。
そうすれば、1日じゅう、夕方を楽しみにしながら仕事に打ちこめるというものである。
●スランプをはねとばす朝食の "特別メニュー" とは
健康状態も、スランプの頻度に影響する。栄養のバランスを考え、適度の運動をして適正体重を保っている人たちは、自制心が弱い人たちと違って、スランプに陥ることが少ないはずである。
スランプを最小にするためには、運動も大事である。
徒歩で通勤している人たちは、朝夕の運動がどんな役立っているかを楽しげに報告している。
自転車で通勤している人や、混んだエレべーターを待たずに階段を利用している人もいる。従業員のために屋内運動場を設けた会社もある。
軽い運動で充電した人たちは、時間の管理を上手に簡単にできるはずだ。
適切に管理された肉体は、決められたスケジュール通りの活動を片っ端から積極的に片づけ、やすやすとこなしてくれるはずである。
メリル・E・ダグラス(著) 『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック』
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■スランプを抑えこむ「食事・運動・気分転換」
本書にあるように、スランプだと感じないようにするためには、「食事・運動・気分転換」が重要ですね。私は服装で気分転換になったりはしないたちですが、それでも、ビシっとしたものを着れば、それなりに気持ちもビシっとするというのはイメージ分かります。
私の気分を晴らしてくれる方法は、リズミカルな音楽を聞きながら、胸を張って歩くですけど。これをやると気分が変わります。
ちなみに私は、月曜日にかぎらず、朝はガッツリ食べます。夕食はかなり軽めにしておき、ちゃんと睡眠をとると、朝は腹が鳴るほど減ってます。で、朝ごはんはガッツリ、たっぷり。
寝る前に美味しいものをたっぷり食べて、そのまま寝てエネルギーを貯金するより、朝食べてエネルギーとして消費したほうがおいしいですよ。
■参考図書 『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック』
「ハイ」と返事をしてもやらない、「その場しのぎ」の仕事をする、優先順位がメチャクチャ…なぜ仕事ができない人は「習慣的」に時間をムダにするのか?1980年の刊行以来、時間管理と仕事の進め方のコツを伝授する名著としてアメリカで読み継がれてきた超ロングセラーが登場。◆アマゾンで見る◆ | ◆楽天で見る◆ | ◆DMMで見る◆ |
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