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●インサイド・アウト(内から外へ)
物理学者のアルバート・アインシュタインは次のように述べている。
我々の直面する重要な問題は、それを作った時と同じ考えのレベルでは解決することはできない
個性主義で生活する中で私達が作ってきた人間関係などの問題は、実はもっと深い根本的な問題の結果であり、その問題が生じた時に考えていたような上辺だけのレベルでは解決することはできないということだ。
こうした深刻な問題を解決するには、もっと新しい、もっと深いレベルの考え――有意義な人生や人間関係を支える原則に基づいたパラダイム――が必要になる。
「7つの習慣」は、この新しい考えのレベルを提供してくれるものである。
それは原則を中心に置き、人格に基づいた個人の成長、または有意義な人間関係についてのインサイド・アウト(内から外へ)と呼ぶべきアプローチである。
インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということであり、自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えるところから始めるということである。
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インサイド・アウトの考え方では、私的成功が公的成功に先立つ。つまり、他人に対して約束をし、それを守る前に、まず自分自身に対する約束をし、その約束を守らなければいけないということなのだ。
また、人格よりも個性を優先することは愚かなことでことあり、自分自身を改善せずには他の人との関係を改善しようとすることは意味のないことだと教えている。
スティーブン・R・コヴィー(著) 『7つの習慣』
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結局、自分自身が変わらない限り、本当の問題は解決しないということのようですが、実践に結びつけるにはかなり難易度の高い話です。
少なくとも、私の如きでは到底及びません。
ただ、意識はしておきたい言葉です。
どうしても、私のような小人(しょうじん)は、「アイツが悪い」と思いがちですので。
本書『7つの習慣』では、このあとにだまし絵みたいなのが出てきて、物事の見方がかわると、同じものでも別のものに見える、という説明があります。まだ見たことがない方は、以下の記事で使っている図をご参照ください。
やる気の出るスイッチ
しかし「自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変えるところから始めるということである」と、ここから始めると言ってもはじめの一歩が大きすぎ (^^;;
■参考図書 『7つの習慣』
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7つの習慣 著者 :スティーブン・R・コヴィー | 7つの習慣 検索 :最安値検索 | 7つの習慣 検索 :商品検索する |
●本書を引用した記事
矛盾す複数の問題を一気に解決する「インクルージョン思考」
長期課題マット
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3つの習慣part2
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●関連図書
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
まんがでわかる7つの習慣
7つの習慣 演習ノート―ビジネス、プライベート、家庭で、効果的な人生を送るための 成功への原則がよくわかる!
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CD‐ROM付図解成功の9ステップ
あなたの夢を現実化させる成功の9ステップ(幻冬舎文庫)