人間なので、好き嫌いの感情はあります。
また、性格もあるので、苦手な人とかも少なくありません。
でも、仕事で「あいつとは一緒に仕事をしたくない」はサラリーマンとしてはバツだと考えてます。
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ビジネスバーソンは、どんなに周囲に嫌いな人たちがいても、仕事はきっちりしなければなりません。これは鉄則です。
「鉄則」というより「当たり前」といっていいでしょう。
好き嫌いで仕事をするのはアマチュアです。プロフ工ツショナルは、好き嫌いという次元を仕事や職場に持ち込むことなどしません。
ビジネスという戦孝の場面で、たとえばいくら同期の桜たちが嫌いだからといって、単独で戦えるわけがありません。どんなに仲が悪かろうが、いざ、敵を前にしたときは団結しなければなりません。あいつは嫌いだからと、間違っても後ろから味方を撃つようなことはしないのです。嫌いでも、重要な戦力だからです。
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私の知人は、こういった問題のある従業員は改心させることではなく、会社の業績を伸ばすことに活用するのが大事だといいます。私ならクビにしますが、この人は「好き嫌いで仕事はしません」というのです。これこそがプロフエツンョナルなのでしょう。
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とくに中小企業はこの不況期でもなかなか人材が集まりません。ですから、どうしてもいまの戦力で戦わなければならないわけです。
それで好き嫌いなどいっていたら仕事になりません。好きだろうが嫌いだろうが、最終的な目的は同じです。結果を出すこと、利益を上げることです。本当の敵は外にいるのです。
中島孝志(著) 『仕事ができる人の「しないこと」リスト』
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■どうしても合わない人
サラリーマンとしては、一緒に仕事をする人を選べません。上司はもちろんのこと同僚や部下も含めて。
もし、今の職場で仕事を続けていくなら、それは自分の感情を抑えるしかありません。
とは言え、どうしてもうまくやれない人というのはいます。
その結果、自分が精神的に参ってしまい、休職したり退職したりしなければならなくなるような状況に追い込まれては元も子もありません。経営者なら上記の『仕事ができる人の「しないこと」リスト』のように、「成果を出させるために感情を無視する」ことはあるのかもしれませんが、それは自分がトップだからできること。
自分と合わない人が上司あるいは年長だったりすれば、自分への干渉(というか関わり方)をコントロールするのはほぼ不可能です。
そういう時には、自分を守ることを再優先にしましょう。とっとと逃げ出すのが得策かと。
つねに、最後の手段を考えて、いまの仕事をやり切る方法を考えましょう。
私の場合も、「今の仕事を頑張るしかない」と視野狭窄になって、休職するはめになりましたので。
自戒を込めて。
■参考図書 『仕事ができる人の「しないこと」リスト』
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●本書を引用した記事
わかりやすく書くコツ
遊びの時間を作る
予定を決めたら簡単には動かしてはいけない
言うべきことは言うべきタイミングまで待つ
後輩を優秀にする
不平不満は聞く耳持たぬ
同僚の成功をよろこぶ
しないことリストがあなたの生きる武器となる
人を呪わば穴二つ
嫌いな人がいる職場
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