いつもと違うところに感動がある




どこかに観光に行くとして、どこに行きますか?

歩いていける距離のお寺に行きたい人はあまりいないでしょう。
でも、そのお寺、実は観光名所だったりしません?

観光地に住んでいる人は、たとえそこが風光明媚な場所であっても、別の観光地に行きますよね。




■当たり前に感動はない


結婚している方には思い出があると思いますが、一人で暮らしていた時には、仕事から帰っても、食事の支度が待っていたのではないでしょうか。ところが結婚すると、帰ってみると食事がテーブルの上に出ていて、「お疲れ様でした」といってくれる人がいることに感動したりしませんでしたか? 配偶者に感謝して「ありがとう!」って。

ところが、結婚して1年も経つと、それが当たり前になって、「このオカズ、嫌いなんだよな〜」みたいになったりしてません?

本書ではそんな心理をついたテクニックが紹介されてました。

★P69〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●まれな場合にしか優しくしない
いつでも他人にやさしくしてはいけない。

なぜかといえば、親切を受ける相手は、あなたのやさしさを当たリ前のものとして考えるようになり、せっかくやさしくしてあげてもたいして感謝されないからである。

しかも、そんな相手にかぎって、たまにやさしくするのを忘れたりすると、激しい怒りを見せたりするのである。つまり、やさしくしても感謝されないばかりか、やさしくしないと怒られるという、まことに困った状況に置かれてしまうのである。

「人にはやさしくしなさい。そうすれば、相手もあなたに親切にしてくれます」

などという妄言を信じてはいけない。やさしくしても、必ず相手から親切がかえってくる保証などは、どこにもないからである。善人の言うことは、耳にはやさしいが、その反対のほうが現実には正しい

日本は、世界中に ODA をバラまいているが、一番多く ODA をもらってきたのが中国である。もし善人の言うことが正しいなら、中国が一番日本に感謝してくれるはずだが、あいかわらず日本に文旬を言ってくるし、日本にとっての軍事的な脅威にもなっている。本当は、人にやさしくしないほうがいいのである。たまに、思いついたときにだけ、親切にしてやれば十分なのである。

その点、怖がられる存在の人は、怖さでも勝負できるし、ごくたまにはやさしさでも勝負できるという有利な立場にたてるのである。
武器はたくさん持っていたほうが有利なのであって、「武器なき人格者は滅びる」と、マキャペリも指摘しているとおりである。

本田宗一郎さんは、気に人らないことがあると、すぐに相手をぶん殴るような怖いところがあったが、たまにホメたりもするので、それが部下の技術者たちにはたまらない魅力と映ったそうだ。

怖いからといって敬愛されないのかといえば、そんなことはない。どんなに怖い人物でも、いつでも怖い顔をしていられるはずがなく、たまにはやさしい顔を見せることもできる。そういうギャップが他の人には魅力的に映るのであり、敬愛もされるのである。

普段はツンツンしていて冷たいのに、時折、男性を甘やかせてあげる女性のことを「ツンデレ」というそうだが、そういう女性は男性によくモテるらしい。なるほど、心理学的にいっても、それはたしかにそうであろう。

 やさしくするばかリが能ではない

むしろ、頭を働かせながら、計算してやさしくしたほうがいいのである。

内藤誼人(著) 『他人に軽く扱われない技法
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「男の涙」みたいなものもありますが、いつも何かにつけ泣いている人が、また泣いていてもだれも気にしませんね。普段泣かない男だから、その涙に重みが出るわけ。




■変化のあるところに「感動」がある


ここでいう感動というのは、「感情が動く」という意味での「感動」です。どれほど風光明媚な海岸でも、自分が住んでいる街なら空気のような存在です。別に何も感じなくなります。でも、見たこともない場所で海を見ると「絶景!!」になりますね。

本書『他人に軽く扱われない技法』にあるように「怖い人になる」というのは、意識してはなかなか難しいですが、私は

 時には怒ってみせる

ということは意識してます。使う場面はよく考えないといけませんが。

対応に変化をつけると相手の「感動」が引き出せるようになるかもしれません。






■参考図書 『他人に軽く扱われない技法





立ち読みできます立ち読み可
「お客さんにナメられて、とんでもない値下げの条件ばかり飲まされるんです…」「同僚のなかでも、僕だけが、上司に集中的に怒鳴られているんです…」「いつまでたっても新人扱いで、大切な仕事をまかせてもらえないんです…」本書を読めば、もうあなたをだれも軽んじたりしない!究極の自己防衛術。





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他人に軽く扱われない技法
著者 :内藤誼人

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●本書を引用した記事
 なぜなぜ分析2:原因は一直線ではない
 人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい
 やりたくない日
 ゼロ秒思考5
 上司にもアポイントメントを取る
 究極の時間術
 他人に軽く扱われない技法
 体を動かすと影響力が増す
 ダルカチと60人のモンゴル人
 目を細めて人を見ると凄みが出る

●このテーマの関連図書


軽く扱われない話し方(だいわ文庫)





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posted by 管理人 at 12:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 心理技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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