「あれもいいけど、こっちも良さそうだなあ」みたいに「迷う」ことがよくあります。ただ、これが成果を出すことに対して、大きな阻害要因になっていることがあります。
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●できる人は「大差のない」ことに迷わない
「迷う」ということはどちらでもいいから迷うのです。
どちらかに明らかなメリットがあれば迷うはずがありません。迷うのはどちらに転んでも同じようなメリット、デメリットがあるからです。
そんなものはどちらを選んでも同じこと。
ならば、さっさと判断して行動に移したほうがいいのです。
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スマホを iPhone にするか、 Android にするか。機能やスペックはどちらも一長一短でしょう。どちらを選んでも同じようなものです。ならば、最初に目についたほうを選べばいいのです。
同じようなものだから迷うのです。ほんとうは同じようなものなら迷わなくていいのです。
中島孝志(著) 『仕事ができる人の「しないこと」リスト』
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以前にご紹介したサラヒンの記事
神様が決めてくれる
の考え方の元になっているのは、この本のおすすめです。
私は迷った時には、「両方のいいところだけが取れるか?」を考えてみて、答えがわからなければ、いい加減に決めてしまいます。まず決めてやってみることで、それの良さや悪さがわかるのであって、頭で考えても結果は出ません。
ただし、「情報が不足している」という場合は別。可能な限り情報を集めようとしますが、判断を保留しているのが、「迷い」なのか「情報不足」なのか、あるいは「決断には時期尚早」なのかは冷静に判断したいですね。
よく、迷っていることを認めたくなくて、言い訳代わりに「時期尚早」を使う場合があるので。
あなたがいま、何かに迷っているとしたら、それは、決められないことのいいわけで「時期が早い」とか「情報が不足している」という言葉を使ってませんか?
ごまかすと、ろくなことはありません。
■参考図書 『仕事ができる人の「しないこと」リスト』
「予定を簡単に動かさない」「100点は最初から目指さない」「安請け合いを絶対にしない」「人の不平不満に付き合わない」「便利屋には絶対にならない」…“あなた”に革命を起こす、45の「しないこと」。 |
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●本書を引用した記事
わかりやすく書くコツ
遊びの時間を作る
予定を決めたら簡単には動かしてはいけない
人を呪わば穴二つ
嫌いな人がいる職場
言うべきことは言うべきタイミングまで待つ
後輩を優秀にする
不平不満は聞く耳持たぬ
同僚の成功をよろこぶ
しないことリストがあなたの生きる武器となる
●このテーマの関連図書
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