結構難しいのですが、リーダーとしてメンバー一人ひとりがが何を大切に思っているのかが理解できると、仕事がスムーズに進むようになります。
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●相手が窃にしているものを知る
仕事をする動機や、大切にしているものは人によって色々。
例えば、上司からの評価やボーナスにつながる数字を迫いかける人もいれば、新しい技術を極めることに情熱を燃やす人もいます。
また、定時には職場を出て、趣味や家族に時間を割きたい人、就業後、夜遅くても仲間と飲みに行く時間を大切にしたいという人もいます。
色々な人が集まってこそチームですから、相手が大切にしているものを尊重してこそハイパフオーマンスがのぞめます。
決して自分の価値観だけで「常識」を決め、その基準を相手に当てはめてはいけません。
もちろん、チームとしての目的やゴールをお互い共有した上で、その達成度から淡々と個人個人の評価が決まるのが組織ですから、数字が好きな人は数字が上がる仕事を、定時に帰らなければならない人は、持ち帰ってできる仕事をすることで、各々の義務を果たします。
このような形でそれぞれが気持ちよく自身の特性を活かす仕事をし、それぞれの形でチームに貢献しているときこそが、チームのパフオーマンスが最高になるときです。
日頃チームメンバーと接する中で、相手が何を重視して仕事をしているかを観察するようにしてください。職場での何気ない行動や、食事のときの会話にそれは隠されているかもしれません。
河野英太郎(著) 『たった1%の仕事のコツ』
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あまり直球で当人に「あなたはどんなことを大切に思っていますか?」などと聞いても、まともに答えが帰って履きませんが、その人の普段の行動からどんなことが好きなのかは想像がつきます。
その時に、本書のように、「相手の価値観を自分の価値観で測らないこと」は確かに重要だと思います。
自分にとっては瑣末と思えるようなことでも、相手にとってはとても重要なことである場合もあるので。
■人物カルテ
以前の記事でご紹介しましたが、人物カルテには、「価値観」という項目があって、そこにその人が持っているであろう価値観がどのようなものなのかをこっそり書いてます。
所詮、「自分から見て」ということなので、あっているかどうかわかりませんが、その価値観はどのような事実から類推したのかも、ちょっとメモしてます。
■参考図書 『たった1%の仕事のコツ』
![]() ![]() | こんなことがありませんか? とにかく仕事がたまる/上司によく無視される/命がけでつくった書類を見てもらえない/「言ってることがわからない」と言われる/会議で反対ばかりされる/自分にだけ、メールの返信がこない(遅い)/いつもあら探しされる/いつもあとまわしにされる/いい仕事は全部他人にもっていかれる/やり直しばかりさせられる/まじめにやっているのになぜか報われない…… そんな人は、その「やり方」を見直す必要があるかもしれません。まじめさとパフォーマンスは決して正比例ではありません。悪い意味で「まじめ」すぎると、パフォーマンスは逆に下がるのです。 デキる人とは、このまじめの「力のかけかた」を知っています。 そこにはちょっとしたコツがあります。このコツを知っているか知らないかは、あなたのパフォーマンスをとても大きく左右します。 実は99%の人がしていない、ちょっとした、でも効果絶大な仕事のコツを、本書では紹介していきます。 |
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