「やる」と決めることで仕事は面白くなる








■仕事が面白く無いのはなぜ?



あなたの仕事、面白いですか?

仕事ができない人は、

 「いまの仕事はたまたまやっているだけで、自分が積極的に望んだものではない。」
 「自分が夢中になれる仕事をまだ見つけられない。だから、いまの仕事には本気になれないし、結果が出ない」

などといった弁解をしたりします。

 自分にとってはつまらない仕事、本意ではない仕事、天職ではない仕事だから、夢中になれないんだ、うまくいかないんだ

というわけですね。

やれないことのイイワケです

なにも仕事に「夢中」になる必要などありません。

仕事で大切なのは「集中すること」です。

 「オレにはこの仕事しかないんだ

と思うことです。

そうすると、もっとこうしたらいいのでは?という「アイデア」が湧いてきます。

このアイディアこそが「仮説」という名の創意工夫のモトなのです。仮説が生まれたら、その仮説を検証してみようという具体的なトライアルに入ります。そのトライアルに成功すると仮説は正しかったと判明して、自分の仕事に達成感を覚えるのです。




■Plan-Do-Check−Action


ただ単にいわれたことをやっているだけの働きは「作業」です。PDCAのD、DOですね。

自分で仮説を立てて実証し、改善、進化、進歩させる働きが「仕事」です。

作業には単なる「Do」しかありません。

しかし仕事には「PLAN」「DO」「CHECK」「ACTION」の 4 つがあるのです。

すなわち、「(アイデアを)考える」「やってみる」「検証する」「実践する」という 4 つの働きが「仕事」になるのです。

ただし、仕事ができる人も、しよっちゅう、その「仕事」をしているわけではありません。しかし、「ここぞ」というときには「作業モード」から「仕事モード」に又イッチが切り替わるのです。

■集中こそが問題を発見し、結果を生む


「ここぞ」という瞬間は、「集中」していなければ発見できませんし、遭遇できません。

夢中になっていては「DO」だけです。

集中していれば「PLAN」と「CHECK」が思い浮かびます。

だから、仕事は集中することが重要なのです。

おもちゃを前にした子どもは「夢中」になって遊びます。自分の世界に没頭していますから、はたからいくら声をかけても聞こえません。

これは「われを忘れている」状態です。遊びは「夢中」であっていいのですが、仕事は「夢中」であってはなりません。しなければいけないのは「集中」なのです。

集中していれば、仕事の問題点とか改善点など、さまざまなことに必ず気がつくようになります。

いままで「他人事」にすぎなかった仕事も、「当事者」としてグイっと自分のほうに引き寄せられます。仕事は集中すれば、必ず結果がついてきます。結果がついてくれば、仕事が面白くなります。仕事が面白くなれば、さらにいい結果がついてきます。この好循環をつくろことが大切です。



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