ちょっと一面的な気もしますが、これはアリかもと感じましたのでご紹介。
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●リーダーをきわめる道
リーダをきわめる道は二つあります。
ひとつは知識の豊富な人や、才能のある人達と交流すること。
もう一つは世界中の様々な分野の本を読むことです。
ですが仕事が忙しくて、それほど多くの人に会ったり、
本を読んだりする時間はないとおっしやるならば、
次の六つのことを習慣にしてみてはいかがでしようか。
1.そもそもこの組織は「なんのために存在しているのか? 」を考えること。
2.今、自分が与えられている役割の中で「最も重要な果たすべき責任はなにか? 」を考えること。
3.「この組織が大好きで、尽くしてくれる人」が成長できるチャンスを作ること。
4.「最近うまくいつている事例」を情報収集すること。
5.何者かが自分たちの領域を侵さぬよう、外の動静を見張ること。
6.いつでも、従業員とお客さんを愛すること。それを第一に考えること。
池田貴将 著 『覚悟の磨き方』
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この中で、一番賛同できたのが1番めの「そもそも」。
■「そもそも」を考える
組織にかぎらず、プロジェクトであれ、自分の仕事であれ、「それ」が本質的に期待されていることや、その存在意義を考えるというのは、
軸を作る
という意味において非常に大切なことだと感じます。
別にリーダーでなく、イチ担当者であっても同じことです。
こういうのを考えている人というのは、いろいろな意見に左右されず、
何が枝葉末節で、何が本質なのか
が判断できます。枝葉末節なことについては、「別にどうでもいい」という判断が可能です。
そこをぶらしたら、判断や行動はその時の環境や状況に振られて迷走します。
私も度々、プロジェクトを迷走させた経験から、
そもそも○○とは
を常に頭のなかにおいて対応をするようにしてるつもりです。
※それでもやっぱり、問題対応をしているうちに、そこがすっぽり抜け落ちて、気が付くと全然別のことをしていた、なんてことが度々ありますが。その都度、「いかん、いかん!」と反省してます。
「そもそも」を忘れないようにしないといけないですね。
■考えたことを言語にする
考えたら「終わり」だと、忘れてしまいますし、その時の(気持ち・環境)状態によって微妙に変わってしまう時があります。
だから、その「ハードコピー」をとっておくことです。
ハードコピーとは、どのように考えて、最終的にどうなったかを言語にして残しておくことです。
手帳でも、プロジェクト起案書にでも構いませんが、
いつでも見返せるように言葉にして書き残しておく
ことです。
言葉にしようと思うと、その単語を知らなければいけませんし、その単語の意味についても深く考えないといけません。
その作業こそが、イメージを明確にするための必須の作業です。
■参考図書 『覚悟の磨き方』
不安と生きるか 理想に死ぬか 外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。 幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。 誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。 彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。 |
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覚悟の磨き方 著者 :吉田松陰 | 覚悟の磨き方 検索 :最安値検索 | 覚悟の磨き方 検索 :商品検索する |
●関連 Web
吉田松陰 - Wikipedia
幕末の奇人・吉田松陰から学ぶ「狂うことの大切さ」 - Naverまとめ
覚悟の磨き方-Book Vinegar
●本書を引用した記事
やらない勇気
ゴールを設けてはいけない
「使えない部下」がいる理由
覚悟の磨き方
リーダーが習慣にするべき6つのこと
●このテーマの関連図書
吉田松陰「人を動かす天才」の言葉:志を立てることから、すべては始まる(知的生きかた文庫)
人間力の磨き方
吉田松陰の名言100−変わる力変える力のつくり方−
吉田松陰一日一言
超訳吉田松陰語録ー運命を動かせ
人はなぜ勉強するのか―千秋の人吉田松陰