混沌を作り出す




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●部下の元気は、大混乱から生まれる。
社員がバラバラの状態でいる時、会社は一番元気な状態になります。
会社が活性化するという言葉の解釈も、上司と部下ではまったく違っています。部下の側からすると、自分の好きなことができる状態が、会社が活性化しているということです。
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統一した状態よりも、梶沌とした大混乱の中から新しいものが生み出されていくのです。会社も活性化していき、変化に適応していけるしなやかなパワーが生み出されてくるのです。

中谷彰宏著 『管理職がしなければならない50のこと
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人類の歴史は混乱と統合の繰り返しです。
戦国時代があったからこそ、安土桃山の文化が生まれました。そこから300年の太平の世が生まれました。支那地方も周の力が落ちて戦国のが生まれたから漢が生まれました。

組織も同じです。新しい物を生み出すためには混乱や混沌が必要です。

■組織を活性化するためには

組織を活性化するためには、組織の長が意識して混沌を生み出す必要があります。

殆どの人にとって、調和が取れれていて、安定した仕事のやり方ができる時が一番楽です。水のように、みんなそっちに流れます。みんな混乱をなくす方向に動こうとします。

しかし、安定は新しいものを生み出せません。

意図的に混沌を作り出すことが必要です。

ただし、その時組織の出力(成果を出す力)は一旦下がります。それをどう乗り切るかがリーダーの力の見せどころです。

混沌をいかに部分的にとどめ、ある部分は安定状態、ある部分は混沌状態、それ以外はそれぞれへの遷移状態というふうにうまく部分分けしながら、混沌をマネジメントすることが、組織の活性化につながります。

■やり方を変える

やりかたを変えるんです。

 「今までは、こういうやり方をして来たが、今後は別のやり方をやってみよう

あるやり方やルール、規則を永久不変のものだと思わないことです。それを意識して変えていけるリーダーは、新しい価値を生み出す仕組みを作り出すことができます。

いまうまくやれている方法を、「もっとうまくやれる方法」を考えて、それを実際にやってみると、良くなる所、悪くなるところが出てきます。悪くなるところが混乱をまねきます。
その混乱を利用して、どうしたらそれが目立たなくなるかをメンバーと一緒に考えると、メンバーは新しいことを考え出します。より良いやり方が見えてきます。

リーダーは「前のやり方に戻そう」という意見だけを食い止めれば、仕組みは変わっていきます。

新しい仕組みは、会社の仕組みを動かす原動力になり、あなたは会社の仕組みを変えた人として、評価が上がるでしょう。
前任者と同じことをやった人というのは、「劣化コピー」と呼ばれるだけです。

 変える

これが唯一の進歩する方法です。




■参考図書 『管理職がしなければならない50のこと

管理職がしなければならない50のこと決断できないものに決断を
下すのが、管理職の仕事。マニュアルから外れたところからが、
管理職の仕事。厳しいことでも明るく叱る。
すべての業種で通用する管理職のノウハウを、50の項目で学ぶ。




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管理職がしなければならない50のこと
著者 :中谷彰宏

管理職がしなければならない50のこと
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●本書を引用した記事
 セラピストを学ぶ
 「だいたい君はいつも〜」は禁句
 予算管理のコツ1:予定外の予算が出せることが管理
 予算管理のコツ2:予定外の予算がの確保の仕方
 答えは相手に言わせると前向きになってくれる
 混沌を作り出す
 明るく叱る
 管理職がしなければならない50のこと

●このテーマの関連図書


あの人の下なら、「やる気」が出る。モチベーション・リーダーになる50の具体例





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posted by 管理人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 組織マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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