トレーニング不要の思考整理術




なにか考えるとき、多くの人がやるのは

 腕を組んで上を見る

ことだそうです。私にも覚えがあります。大きく「ふ〜〜〜ん」と言いながら。

でも、これ実は思考がぐるぐるまわるだけで、答えがあまり出ません。

■考えるときにはペンを持つ

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それにバランスのとれた考えや整合性のあるアイデアは、図にしてみてもやはり安定感があります。
「なにか図のバランスが悪い」という感じがして、よく確かめてみたら問題点が見つかった、という
ごともあるのです。
また、図にすることによって大局的な見方ができるため、思わぬ新たな関係を発見し、ダイナミツ
クな展開につながることもあります。

図解とは思考を構造化して眺めてみるということですが、これは見通しの悪い薮や林のなかから、小高い山の上に登って視界が開けたような、そんな体験に似ています。瑣末なことはひとまず置いておき、本質を取り出して大胆に創造する姿勢で物ごとに取り組めるようになります。
いわゆる「論理」だけでなく、「イメージ」や「感性」も自由に解き放ってやることができるので、私たちの思考力は格段に高まるのです。
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図解技術というのは、私が学んだ仕事術のなかでも特筆すべき技術でした。

本書では、「図解することによって考えが構造化され、整理されてポイントが見つかる」と書かれていて、経験的にもそのとおりなのですが、やっぱり図解が出来る人とできない人というのは、センスもあるかと思います。
もちろん、トレーニングをすればだれでもある程度は行けるようになるとは思いますが。

トレーニングがいらない方法が、単なる

 考えたことを書く

というだけの方法。

何か頭に浮かんで、それについてちょっと考えが巡り始めたら、とにかくペンを持ってください。
そして頭のなかのイメージを言語にして書き出すとスッキリ考えられます

■トレーニング無しの思考整理術

ちょっと言葉では伝えにくいですが、何かに書きつけるというのは、ちょうど矢印のように思考が進みます。
頭のなかだけで考えているのは、感覚としては「バネ」みたいにループしながら進んでいく感じ。進めばまだいいほうで、同じ所をぐるぐる回る場合も少なくありません。

まず、常に何かを書く紙を机の上においておかないといけません。
何か頭に浮かんでも、凡人はそれを長時間(約10秒以上)保持できません。私なんか5秒未満じゃないかと…。

なので、なにか浮かんだ瞬間に書き始めないと忘れてしまいます。

私の場合は、机の右隅(右利きなので)に大判の付箋が貼り付けてあり、そのすぐそばに芯を出したボールペンがおいてあります。
右手を横にスライドすれば、そこにペンがあり、さらにペンを持ってもうちょっとスライドすれば紙(付箋)があります。

そこにいま一瞬考えたイメージを言語にして書くだけです。
姿勢も変えずにPCのモニタの方に向いたまま。

ただ、どうしてもやらないといけないのが、言語にするということ。
思考はいつも言語で考えているようですが、そうでない時もあります。単なるイメージ(画像のようなもの)の時もあります。これを言語化したり図形化したりしないと書けません。これだけはどうしても必要なので、「あ、いま何か浮かんだぞ」と思った瞬間にペンを持って、言語に変換してください。それで書きつけると、その思考が記録に残り、その思考を誘発した原因とともに、ある程度論理を伴って前に進むことができるようになります。

考えたことを言葉で書きつらねる方法として、

★――――――――――――――――――――――――――
・メモを書く際は、A4 用紙を横置きにし、左上にタイトルを書いて下線を引く。
 タイトル(=メモに書くテーマ)は、何でもよい。頭に浮かんだまま躊躇せずに書く。
 頭に浮かぶ言葉そのものをタイトルにする。むずかしく考えることは何もない。むずかしく考えてはいけない。人に見せるものでもないので、頭に浮かんだフレーズをそのままA4 用紙の左上にさっと書いてしまう。
 ・似たようなタイトルで何度でも書く
 ・タイトルを貯めておく方法
  メモのタイトルがなかなか思いつかない、という方もいる。そういう場合は、メモ4 のように、A4 横置きの1 ページに等間隔で縦に4 本ほど線を引いて、メモのタイトルを片っ端から書いておくことをお勧めしている。
・右上には、年月日を入れる。
・本文の書き方
 ・メモは、タイトル、4 - 6 行の本文(各行20- 30字)、日付のすべてをー分以内に書く。
 ・各行はダッシュ(―)で始め、以下の例のように左に寄せて書いていく。左に寄せるのは、右側に書き足すこともあるからである。
 ・字の大きさ、行間は、A4 の用紙に対して右の写真のようなバランスがよい(追記:タイトルからちょっと離して上詰めで3/4くらいのエリアに書く感じ)
 ・各行は、短すぎると具体性が不足し、頭の中のもやもやを言語化する練習にならないので、20- 30字で書くことをお勧めしている。そのくらいあれば、ある程度十分な内容になる
 ・メモの本文は456 行を原則としでいるが、最初のうちはどうしても浮かばないことがある。その場合でも、頑張って3 行は書くとよい。慣れてくればそれほど難しくなくなる。
  6 行までと言うのはなぜか。それは、頭の中を常に整理しておくためだ。だらだらと書き続けると、大事なことも大事でないことも書き連ねてしまう。レべルの違うこともどんどん書いていってしまう。だから、もっと書きたくても、最大でも6行までにすることをお勧めしている。
  不思議にこれが重要な順になる。気になることは先に頭に浮かんできて、それが重要なことだからだ。
 ・書く順番は気にしない

赤羽雄二著   『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』 (要約)

赤羽雄二(著) 『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
――――――――――――――――――――――――――★


が非常に優れていて単純な方法みたいです。




■参考図書 『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

A4の紙に1件1ページで書く。ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。




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ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
著者 :赤羽雄二

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●関連 Web
 「ゼロ秒思考」のつくり方 ― ダイヤモンド・オンライン
 ゼロ秒思考-- 赤羽雄二のブレークスルーブログ
 「ゼロ秒思考」のメモ書きは世界へ - 現代ビジネス - isMedia

●本書を引用した記事
 考えるときにはペンを持つ
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■参考図書 『図で考える人は仕事ができる

 図で考える人は仕事ができる―久恒圭一図解Web
 http://www.hisatune.net/html/02-kenkyuu/tyosaku/bookde/shigotogadekiru/2002-shigoto.htm




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●本書を引用した記事
 図解トレーニングで反射神経が鍛えられる
 アナログ時計を使う
 100%書いてはいけない
 図読(図解読書)する
 トレーニング不要の思考整理術

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図で考える人の図解表現の技術―思考力と発想力を鍛える20講

[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術

図で考える人は仕事ができる実践編

図で考えるとすべてまとまる

「図で考える」ことができる人、できない人

入門考える技術・書く技術





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