ドラッガーは「断絶の時代」で
「他人の意思決定に従うことをいやがるが、それ以上に意思決定の責任を追うことを嫌う」
世代について述べました。
そして、
「意思決定を避ける事が正しかった試しはない」
と述べています。
意思決定をしない人は、その後に意思決定しなかったことを後悔し、失った時間の大切さを嘆くことになります。
※さらに「意思決定をしないことで失うものが時間だけであれば、まだ幸いである」と述べています。
「操られる」
というのは、他人の意思決定に従うことです。
成果を出す人は自分で自分を操る、つまり自分の責任で意思決定し、行動しています。
意思決定を間違うことも、行動が不十分なときもありますが、失敗も含めて結果はすべて自分のものです。
最後は必ず成功するという信念があれば、途中の失敗は貴重な体験であり、自分を磨き上げる絶好のチャンスなのです。最初から挑戦を避け、意思決定から逃れる行為は、みすみすチャンスを放棄しているようなものです。
戦わなければ勝つことはできません。戦いから学ぶこともできません。
自らが決定した戦い方でなければ、その結果から学習はできません。
■参考図書 『断絶の時代』
立ち読み可 | 今からちょうど30年前、ピーター・ドラッカー教授は、社会と文明において根源的な変化、すなわち断絶が起こりつつあることを指摘した。それまでの継続の時代を断ち切り、20世紀の後半を形づくる可能性が大きい新しい現実が生まれつつあることを明らかにした。その断絶が、いよいよクライマックスを迎える。 今日われわれが呆然とさせられている政治・経済・社会の大変動の意味合いも、本書を一読することによって、判然としてくる。むしろ今日のほうが、断絶の意味合いがよくわかる。なにごとも、ことの渦中にあっては見えにくい。今日のような毎日が閉塞下の乱気流状態にあるときほど、ことの始まりとその本質を知ることが大切なときはない。 |
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●関連 Web
Drucker/断絶の時代?いま起こっていることの本質 - ドラッカー
断絶の時代:キーワード|ダイヤモンド・オンライン
断絶の時代 | ビジュアルシンキングh
●本書を引用した記事
意思決定をする
すぐにやる(ドラッガー 経営者の条件)
知識と情報、知識の血肉化
リスクマネジメント:4つのリスクに備える
ドラッカー:人は、自らがもつものでしか仕事はできない
勉強好きはどのように昇進・昇格に影響する
意思決定をする
自分を律すること
いかにして学び続けるか
継続的学習の方法を身につける
●このテーマの関連図書
ドラッカー名著集8ポスト資本主義社会
創造する経営者(ドラッカー名著集6)
ドラッカー名著集9「経済人」の終わり
ドラッカー名著集12傍観者の時代(ドラッカー名著集12)
ドラッカー名著集11企業とは何か
ドラッカー名著集10産業人の未来(ドラッカー名著集―ドラッカー・エター…