そうしたイヤな相手、苦手な人物には、できれば近づきたくないというのが本音です。
顔も合わせたくなければ、会話もしたくない。できれば常に避けて通りたいと思ってます。
「でも仕事だし、やむを得ない…」と思って行動すると、相手はほぼ100%それに気が付きます。
行動がどうしても、不自然になるんですね。
しかし、これが最悪。
■返報性の原理
「返報性の原理」とは
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人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。
Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%94%E5%A0%B1%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86
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です。
これはいい方向も悪い方向もあって、
相手を好きだと思えば相手からも好かれる
相手を嫌いだと思えば相手からも嫌われる
事になります。
そして人はどんなにうまく取り繕っても、ちょっとした視線や頬の動きなどから相手の感情を読み取ります(誤解も少なく無いですが)。
で結局
相手を苦手で付き合いたくないとおもっていれば
相手からも確実に嫌われます
相手の立場になって想像してみてぐださい。自分を避けてくる人物は、自分を嫌っているからだと思います。そんな相手に好意を抱くはずはないのです。
こんな状況は早く打開しておかなければいけません。でないと、ビジネスの現場では、遠からず不利益を被る恐れ大だかちです。
自分のほうから、うまくアプローチする方法があるので、覚えておきましょう。
■助けてください
「あのう、○○さん。××のこと、お詳しかったですよね。
いろいろと教えていただけないでしようか?
ぜひ、教えてに乗っていただきたいことがあるんですよ」
相手の自尊心を満たす言葉を添えながら、相談をもちかけるだけでよいのです。
相談と言っても、相手に責任が発生するようなことはダメです。言いぱっなしでいいようなことを持ちかけます。
自分を遠ざけるかのように振る舞っていた人から、こんな言葉をかけられたなら、悪い気はしないでしょう。教えを請われたのですから、上から目線で物を言えます。
全面的に武装解除を施したアプローチは、人を安心させるのです。
動物が自分より強い相手に腹を見せて降伏のサインを送るのと同じです。
■頼ってこられた人はムゲにはできない
ほとんどの凡人は、自分を頼ってきた人は、自分にリスクがない限り助けようとします。
逆に上昇志向が強い人はそれを使って相手を蹴落とそうとするでしょうけど、普通のサラリーマンならそこまではしないでしょう。
こうして相手との接触を「下手(したて)として」持つようになると、イヤな相手、苦手な人物が、意外といい人だったりします。徐々に私生活の話などもするようにしましょう。
ただ、友人になれるかどうかは別ですが。
※マンガとか小説だと、そういう人と親友になったりするのですがね…。現実はそうは甘くない。
ただし、接触機会を増やしすぎてはいけません。
苦手な人というのは、やっぱりどこまで行っても苦手なので、精神的にストレスにはなります。
ストレスが昂じるとあなた自身の心のバランスを崩しかねません。
ただ「マイナスの関係をゼロに近づける」という意識だけ持っていればいいです。
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