人を動かす:盗人にも三分の理、他人には他人の行動理由がある



 「どうも、あの人とはうまくいかない」

なにか言えば、その反対のことを言うし、何かをやろうとすれば妨害するような行動をする。そんなふうに感じてしまう人がいます。まあ、仕事は仲良しグループではなく、色んな考え方を持った人が利害で結びついているのが仕事なので、あるていどはあきらめないといけないのですが。

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posted by 管理人 at 06:54 | Comment(0) | 思考技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロジェクトの課題管理の方法1:課題とは解決すべき事柄である



何かの業務をするということは、いつも「課題」を解決する活動をしているのと同義だと考えています。
とくにプロジェクトを進める立場にあると、

 プロジェクト管理とは課題管理

なのだなあ、と実感します。

で、さらに進んで、プロジェクトマネージャのマネジメントをするようになると、プロジェクトマネジメントがうまくできない人がいます。そういう人を指導したりするときに、「課題と問題の区別がついてない」とか「課題とタスク、タスクとリスクの区別がついてない」などのように指摘します。

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「努力」と「正しい努力」との差、努力している意識



「努力する」というのは簡単なのですが、どこまでやったら「努力した」といえるのか、みたいな問題は簡単には答えが出ません。

今の社会なら『努力不要論』みたいなのがマッチしているのかもしれません。


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posted by 管理人 at 11:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 思考技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

論理思考力を高めるために「反対の言葉」を考える



ロジカルシンキング、論理思考というと、ロジックツリーやマトリックス図、MECE、仮説思考などいろいろなキラーワードがありますが、それほど難しいことを覚えなくても、日本語が使えれば OK という方法があります。

オススメの習慣は

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posted by 管理人 at 10:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 思考技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マッキンゼーの思考技術4:最初の会議で問題を解決してしまう




本連載「マッキンゼーの思考技術」でマッキンゼーの問題解決の3つの柱についてご紹介してきました。

 ・事実に基づく
 ・MECEで構造化する
 ・仮説主導で

本日は「仮説主導」における当初仮説についてご紹介します。

■当初仮説

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●最初の会議で問題を解決してしまう――当初仮説
  複雑な問題の解決は、長い旅のようなものだ。問題解決のための地図が、当初仮説である。

当初仮説はマッキンゼー式問題解決プロセスの第三の柱だが、説明が一番むずかしい。
読者にわかりやすく、そして、私にとって説明しやすくするために、この項を次の三つの部分に分けることにする。
 ・当初仮説の「定義」
 ・当初仮説の「立案」
 ・当初仮説の「テスト」

イーサン・M. ラジエル(著) 『マッキンゼー式 世界最強の仕事術
―――――――――――――――――――――★


「当初仮説」という単語自体、あまり仕事では使わないものですが、私は本書を読んでからよく使うようになりました。

前回の記事

 マッキンゼーの思考技術2:問題解決は事実から出発する

で書いたように、問題を解決に導く上で、もっとも効率がいいやり方だからです。
当然、この記事に書いたように、リスクもあります。ある一面だけにフォーカスしてしまったり、バイアスがかかって事実を読み間違えるリスクです。しかし、それを補って余りある効果があります。

そして、マッキンゼーでは関係者との第1回の打ち合わせまでに、この当初仮説という解決策を作り上げてしまうのだそうです。それぞれのコンサルタントは、この当初仮説をそれぞれ作って持ち寄り、それをブラッシュアップさせた上で、コンサルティングに臨むのだそうです。

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●当初仮説の「定義」
当初仮説とは、要するに「行動する前に問題の解決策を考えること」である。

これは矛盾のように思えるかもしれないが、じつはだれでも、いつでも、していることである。

たとえば、自分の住んでいる町のあまりよく知らない区域にあるレストランへ行くとしよう。

スミス通りを行って、三つ目の角で左に折れて、最初の角で右折、レストランはその角からすぐだ、と教えられている。

スミス通りへの行き方は知っている。そこからこの指示どおりに行くだけだ。そう、それでいい。あなたは当初仮説を立てた。
 :
 :(中略)
 :
前項で使った架空ナントカ社に戻ろう。あなたのチームはナントカ事業部の売上げ増のための方法を見つけなければならない。

ナントカ事業について知っていることを話しあってブレーンストーミングをしたあと、そして、事実を集めて分析する作業にとりかかる前に、次のような大項目からなる当初仮説が立つだろう。

ナントカの売上げを向上させるためには

 ・ナントカの小売販売店向け販売法を変える
 ・ナントカの消費者向けマーケティング法を改善する
 ・ナントカの単価を下げる。

次の項で説明するが、このあと、仮説の三項目のそれぞれを証明あるいは反証するにはどのような分析が必要かを確定するために、もう一つか二つ下のレべルまで詳細に考える。

仮説というのは、これから証明あるいは反証されるべき案にすぎないことを忘れてはならない

これは解答ではない。

当初仮説が正しければ、数カ月後のプレゼンテーションで、それがそのまま一枚目のスライドになっているだろう。

当初仮説がまちがっていたとわかったら、まちがっていることを証明したことで、あなたは正しい解答に向かって進むための情報を手にすることになる。

当初仮説を紙に書けば、そして、それをどのように証明あるいは反証すればいいのかを見定めれば、証明済みの最終解決に向かって進むための道路地図を作成したことになるのである。

イーサン・M. ラジエル(著) 『マッキンゼー式 世界最強の仕事術
―――――――――――――――――――――★


いかがでしょう? すごく強力な方法だと思いませんか?

私はこの方法を知って、実際に試してからすっかりトリコになりました。MECE もそうですけど、こちらもすごく強力な方法です。

…ということで長くなってしまったので、次回に続く。



■参考図書 『マッキンゼー式 世界最強の仕事術

本書は、2つの貴重な意味を持っている。ひとつは、これまで謎に包まれていた世界的なコンサルティング会社マッキンゼーの仕事や組織、経営について、その一端を明らかにしていること。つまり、マッキンゼーそのものがテーマになった本である点だ。もうひとつは、彼らがビジネス経営問題をどのように解決するかを書いていること。つまり、世界中から集められた、きわめて優秀な「仕事師」たちの思考やテクニックを教えてくれている点だ。著者はマッキンゼーで3年間働いた元社員。そこでの経験と、同社を退職した人々へのインタビューから本書を書き起こしている。

本書の主要部分は、ビジネスの問題をどう考え、解決に向けてどんな方法をとり、そして解決策をどう売り込むかという、実際に彼らがコンサルティングを進める手順に沿って展開されている。いわゆる「マッキンゼー式」の真髄は、その最初の段階の「事実に基づき」「厳密に構造化され」「仮説主導である」という3つの柱で示されている。なかでも、問題を構造的に把握して3つの項目に集約させるテクニックや、まず仮説を立て、証明や反証を重ねながら正答に導くプロセスは、ビジネス思考の究極のモデルになるものだろう。

一方で、チームの編成、リサーチ、ブレーンストーミングの各方法や、「売り込みをしないで売り込む方法」など、すぐに応用できる実践的なテクニックも数多く紹介されている。多忙を極めるCEOに30秒でプレゼンする「エレベーター・テスト」や、毎日1つチャートを作るといったユニークなトレーニングもある。また、彼らのストレス対処法やキャリアアップの方法などもスケッチされていて、彼らの「生身」の側面をうかがい知ることができよう。

マッキンゼーの人々の仕事に対する思考やテクニックが、見事に描き出された1冊である。一読すれば、ビジネスにおける強靭な精神と、すぐれた知性の源泉に触れた気になるはずだ。




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マッキンゼー式 世界最強の仕事術
著者 :イーサン・M. ラジエル

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●本書を引用した記事
 かっこいいグラフを作れるテンプレートChartChooser
 「わかりません」にはしつこく食らいつく
 目標は達成可能でなければならない
 すり減らない働き方2
 マッキンゼーの思考技術5:当初仮説の立案とテスト
 マッキンゼーの思考技術4:最初の会議で問題を解決してしまう
 マッキンゼーの思考技術3:MECEを守ろうとすると論理が強くなる
 マッキンゼーの思考技術2:問題解決は事実から出発する
 自分より職位が上の人を驚かせてはいけない
 初めての問題は存在しないが同じ問題も存在しない
 キー・ドライバーに集中する

●このテーマの関連図書


マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック

マッキンゼー流図解の技術

人を助けるとはどういうことか本当の「協力関係」をつくる7つの原則

マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル(Bestsolution)

マッキンゼー流入社1年目ロジカルシンキングの教科書





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一貫性を持たないように意識する




過去記事で、「一貫性の原理」や「認知的不協和」を利用した説得術などをご紹介しましたが、これはわかっていても引っかかる場合があります。

人と何かを議論しているときに、「ちょっと前に××って言ったよな〜」と瞬間的に頭のなかで考えてしまって、自分のポジショニングや次の発言を決めている場合があるんですね。

■自分の主張を変えてもいい

★P208〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●ときには自分の持論や主張を変える勇気も必要
そのほか、自分の意見や態度をコロコロと変えるということは信頼できない人の条件としてよく指摘されます。

私たちは他人から信頼されるようないい人でありたいと思うために、自分の発言と行動を一致させようとします。

このような心理を心理学用語では「一貫性の原理」というのですが、自分の発言と行動が一致しない場合、人は不快な感情(認知的不協和)を覚えます。

ですから、人はこのような不快な心情になることを避けるために、無理やりに発言と行動を一致させようとする場合があります。

例えば、日ごろから周りの部下に対して「経費削減」を徹底させている上司は、事情が変わって経費を使いたいと思ったときも、部下に「経費削減」を徹底させてきた手前、本当は使ってもいい経費だとしても、なかなか使えないという心理になるわけです。

しかし、そのような「一貫性の原理」にもとづいた心理行動が強すぎる人は、実は「編されやすい」ということがいえるのです。

例えば、悪質な宗教団体などは、このような「一貫性の原理」を利用して「自分で一度決めたことを途中で変えることは、心や意志が弱い証拠だ」と非難して脅しをかけて、「最後まで信念を貫いて一緒に頑張ろう」と励まして、あなたを編そうとするわけです。

確かに自分の意見がコロコロ変わる人は信用がないかもしれません。しかし、明確な理由があって自分の考えが変わったり、途中で方針を変えるような場合には、そのことをしっかりと周りの人たちに説明して理解を得る努カをすることが大切です。

「いい人だと思われたい」「みんなに尊敬されたい」という気持ちが強すぎると、このような自分の主張をしっかり伝えることができずに、「一貫性の原理」を利用されて操られたり、編されたりする場合があるので注意しましよう。

マルコ社(編集)(著) 『他人を支配する黒すぎる心理術
―――――――――――――――――――――★


その場その場の都合によって自分の主張を変えるというのは、あまりいいものではないかもしれません。
それは本書の言うとおり、社会的に信頼を失う危険があるというのを、たぶん、子供の頃から学習しているからなのかも。

だからこそ、「一貫性を持たない」と意識すると、ちょうどバランスが取れるくらいになるかと考えてます。

今はそう考えてる

つまるところ、「今、こう言うと過去に行ったことと矛盾する」と思っても、今は○○だと考えているのであれば、それをそのまま言ってしまえばいい、ということです。もちろん、その発言が何かの目的にかなうのであれば、という条件付きですが。

ある目的を達成するために、過去に発言したことと矛盾していることを言う必要があると考えたのであれば、過去の発言は忘れたふりをして、「○○だ」と発言してしまえばいいです。
それで、「過去の発言とは違う」と突っ込まれても、「それはそれ、これはこれ」が大人の議論の仕方というもの。
※「大人の議論
※これは以前見たアニメ(「ふしぎの海のナディア 」)でのセリフで、とっても印象に残ってます。

本書では「きちんと理由を説明できる」と書かれてますが、個人的にはその説明自体も不要で、「今は、そう考えるんだから、そう言ってます」でもいいと思います。

もちろん、追求する側になったときには、その程度では怯みませんが。

■一貫性の原理には引っかかる

「一貫性の原理」というのは、人間なら誰しも持っているようです。だからこそ、これを利用した説得術が多用されるわけです。

そういう無意識のバイアスがあることを理解すれば、そのバイアスを取り除くためには、その逆をやるとちょうどバランスが取れると考えてます。

ただし、相手の信頼関係を保ちたいときには、多少バイアスがかかっていたくらいがちょうどいいので、必要最小限に抑えるほうがいいです。したがって、過去の自分の発言を否定することによって、自分の得たい結果が得られると考えられる場合に限って、「あっさり一貫性を無視する」ということをやったほうがいいです。

相手と一過性のお付き合いなら信頼関係なんて気にする必要はありません。
「さっきはこう言った」と突っ込まれても、「さっきはさっき、今は今」とシレッと言っちゃいましょう。




■参考図書 『他人を支配する黒すぎる心理術

「人を操る」とは「良好な人間関係を築くこと」につながるのです。

人間関係の悩みを解決して、円滑なコミュニケーションを行なう方法のひとつに、心理学をベースにしたコミュニケーション法が存在します。
心理学的見地から、相手の表情やしぐさ、行動を分析して心理状態を把握し、コミュニケーションに役立てる心理術のなかでも、相手を「支配する」(=操る)心理術にフォーカスしたのが本書です。
コミュニケーションとは言い換えれば「操り合い」のこと。心理学をベースにした心理誘導に役に立つ考え方や具体的なテクニックを学ぶことで、コミュニケーションスキルは大きく向上することでしょう。そう、「人を操る」とは「相手との良好な人間関係を築くこと」につながるのです。
本書では人を操るための心理学や心理テクニックを紹介するために、「心理学」「心理術」の専門家への取材を敢行。心理学の基本や相手の心を透視(見抜く)技術について紹介するとともに、メインコンテンツでは相手の行動や心理を自分の意図した方向に誘導する心理術を紹介しています。




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他人を支配する黒すぎる心理術
著者 :マルコ社(編集)

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●本書を引用した記事
 最初に違いを言う
 緊張するプレゼンは最初に手を広げる
 「まばたき」をコントロールする
 不意打ちでYESと言わせる方法
 名前を呼ぶと親密度が増す
 返事は「そうだよね」を使う
 説得術:無言で相手を誘導する方法
 声の大きさや音程を使い分ける
 人に合わせて話すスピードを調節する
 サインに気をつける(話半分、観察半分)
 接種理論〜論理構造を図示してアンチテーゼを出す
 接種理論〜評論家タイプの同僚を利用する
 誤前提暗示を活用する
 ランチョン・テクニックで和やかに議論する
 一貫性を持たないように意識する
 他者と違う行動を恐れてはいけないが慎重にやりなさい
 「姿勢反響」で上司から信頼を得る
 行動原理を知ると人の行動が読める
 ボディランゲージを聞く
 援助はうけない
 サインに気をつける
 人間がつくウソの種類
 他人を支配する黒すぎる心理術
 正面の理、側面の情、背面の恐怖

●このテーマの関連図書


税務署員がこっそり教えるお金の裏ワザ-サラリーマン最強の蓄財術(中公新書ラクレ)

思い通りに人をあやつる101の心理テクニック(フォレスト2545新書)

相手を自在に操るブラック心理術(日文新書)

格差社会を生き延びる“読書”という最強の武器

他人が必ず、あなたに従う黒すぎる心理術

伝え方が9割





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一貫性を持たないように意識する

過去記事で、「一貫性の原理」や「認知的不協和」を利用した説得術などをご紹介しましたが、これはわかっていても引っかかる場合があります。人と何かを議論しているときに、「ちょっと前に××って言ったよな〜」と瞬間的に頭のなかで考えてしまって、自分のポジショニングや次の発言を決めている場合があるんですね。自分の主張を変えてもいいときには自分の持論や主張を変える勇気も必要そのほか、自分の..

結果の成否を検討せずにコミットメントしてはいけない

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他者と違う行動を恐れてはいけないが慎重にやりなさい

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問題発見力養成講座:システムシンキングの6つのメリット3




システムシンキングのメリットについて、『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』を引用しつつ、拙いながら、システムシンキングを学んできて感じたことをちょっと書いてみたいと思います。

本書『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』では、システムシンキングのメリットとして、以下の6つを上げています。

 1.経営上の課題を大局的に眺める習慣が身につく
 2.複雑な要因間の因果関係を容易に把握できる
 3.問題解決のための重要要因を見出す能力を養える
 4.効果的なコミュニケーション.ツール
 5.アイデアメソッド(収東技法)としての活用
 6.ロジックツリーの併用による課題の体系的整理

引用が結構長くなってしまったので、複数回に分けてお送りします。

■問題発見力養成講座:システムシンキングの6つのメリット3

前回の記事でも書きましたが、因果ループ図というのは、キーワードを線で結んだだけのとてもシンプルな絵です。
ですので、全体像が俯瞰しやすいので、議論するときも重要なポイントについて集中しやすくなります。

このことから、次の2つのメリットが導き出せます。

■問題解決のための重要要因を見出す能力を養える

★P45〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

3.問題解決のための重要要因を見出す能力を養える
全体を把握する力は、そのまま課題発見力に影響する。

ビジネステーマについて、部分的にしか見えていない場合、見えている範囲から課題を発見しようとする。

だが、もしかしたら、課題は自分が見えていなかった範囲の中に潜んでいるかもしれないのだ。

つまり、ビジネステーマの全休が見えるということは、重要課題を発見するために必要な条件なのである。

高橋浩一(著) 『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング
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■効果的なコミュニケーション.ツール

★P45〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

4.効果的なコミュニケーション.ツール
システム・シンキングは、ロジックツリー同様、図解思考である。

図解思考のよい点は、自分ひとりでもできるが、むしろグループで活用することに向いていることだ。

つまり、組織の中での話し合いのツールとして活用することで、コミュニケーションが円滑に進むのである。

システム・シンキングは、グループメンバーが論理的に話し合い、結論に至るまでのプロセスを管理するのに、非常に効果的なッールである。

高橋浩一(著) 『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング
―――――――――――――――――――――★


■図にはルールがある

もちろん、因果ループ図にはいろいろな書き方のルールがあります。

簡単にまとめると

 ・2つ以上の要素をあげ、その因果関係を矢印線(「リンク」)で示す
 ・要素は数字で表されるものである(このため、要素を「変数」と呼びます)
 ・強化される因果関係には矢印線の終端(矢印のある側)に"+"記号、逆の場合は"―"を入れる
  たまに「S/O」や「同/逆」なども用いられる
 ・全ての要素がループによってつながるように書く
 ・2本の短い平行線で時間的遅延があることを表す

ということです。
詳しくは、因果ループ図(いんがるーぷず)にありますのでご参照を。

たいていの因果関係は過去に書かれたものに当てはまるので、基本的なパターンを覚えてしまうのが一番簡単かもしれません。せっかく誰かがうまく書いてくれたものなのでありがたく利用させていただきましょう。

これは「システム原型」と呼ばれていて、典型的なものは以下の様なものです。

  応急措置の失敗(fix that fail)
  問題の転嫁(shifting the burden)
  成功を呼ぶ成功(success to the successful)
  エスカレーション(escalation)
  成功の限界(limits to success)
  漂流する目標(drafting goals)
  共有地の悲劇(tragedy of the commons)
  成長と投資不足(growth and underinvestment)
  予期せぬ敵対者(accidental adversaries)
  遅れのある平衡ループ(balanceing loop with delay)

それぞれは、この単語でググって(ヤフって)みてください。きっと簡単に見つかります。

※注記:システムシンキング
※ 普段は、「システムシンキング」ではなく、「システム思考」と呼び習わしてます。意味的に違いはありません。
※ この記事では、本書『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』に従って、「システムシンキング」と呼ぶことにします。




■参考図書 『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング

「着眼大局、着手小局」という言葉がある。「勝負を大局的に眺め、効果的な次の一手を打つ」という意味であるが、まさにビジネスパーソンに必須の姿勢である。本書ではとりわけ重要な「着眼大局」の手法であるシステム・シンキングを丁寧に解説し、真の問題を発見するスキルを養成する。

システムシンキングの6つのメリットは以下のものである。
 1.経営上の課題を大局的に眺める習慣が身につく
 2.複雑な要因間の因果関係を容易に把握できる
 3.問題解決のための重要要因を見出す能力を養える
 4.効果的なコミュニケーション.ツール
 5.アイデアメソッド(収東技法)としての活用
 6.ロジックツリーの併用による課題の体系的整理




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レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング
著者 :高橋浩一
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●本書を引用した記事
 読書のアウトプットの増やし方
 プレゼンの原稿は作っても読んではいけない
 良い有給休暇・悪い有給休暇のとり方
 リンクリストを活用する
 マルチPC環境はVNCとTeamViewer
 会議が失敗する理由
 ワークショップを理解する
 集中力を高める環境の作り方1:集中力を保つ方法
 プレゼン資料作成技術:色を使い分ける
 上司の言うことは全部やる
 ポイントは3つあります
 失敗は正確に報告する
 反対せずに異論を言う方法
 レビューの読み方
 お子様上司の時代
 デスクトップ標語
 カレンダー活用術
 忘れた名前のごまかし方
 スケジューリング7つのコツ
 問題解決の7ステップ3
 問題解決の7ステップ1
 アウトプットから始める
 成功の秘訣
 神様が決めてくれる
 自分のケース
 マイクロ挫折をする
 会議室カレンダー
 準備8割
 リーダになるには
 質問する
 カシオのKeisanサイト
 面接のキラーフレーズ
 会議は中途半端にはじめる
 2ヶ月カレンダー
 7つの仕事力_後編
 次の一手を考える
 アクションレビュー
 人を動かす:人を説得する原則1:議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける
 人を動かす:人に好かれる原則6「重要感を与える―誠意を込めて」
 他人に操られないためのルール
 合理的に交渉する仕組みを作るためのチェックリスト
 人を動かす:人に好かれる原則5「相手の関心のありかを見ぬいて話題にする」
 プレイングマネージャーのミッション
 マイレージプログラムで航空会社は利益を得るのか?
 結果の成否を検討せずにコミットメントしてはいけない
 「たらない」ところから始める
 心を壊す3つの障害
 同僚を持ち上げると評価が上がる?
 批判しない、建議し行動せよ、さもなくば忘れよ
 人を動かす:人に好かれる原則2:聞き手にまわる
 問題発見力養成講座:システムシンキングの6つのメリット4
 問題発見力養成講座:システムシンキングの6つのメリット3
 問題発見力養成講座:システムシンキングの6つのメリット2
 問題発見力養成講座:システムシンキングの6つのメリット1
 問題発見力養成講座:階層を意識してレバレッジポイントを見つける2
 問題発見力養成講座:階層を意識してレバレッジポイントを見つける1
 分割するロジカルシンキング、統合するシステムシンキング
 人を動かす:人に嫌われる方法
 人を動かす:笑顔で電話しなさい
 「覚えられない」は本当は必要としていない
 人を動かす:あなたの応援がしたい
 「こんなこと発言していいのかな?」と思ったことをいってみる
 人を動かす:相手が優位であることを探す
 勉強好きはどのように昇進・昇格に影響する
 人を動かす:相手の心のなかに強い欲求を起させること
 同僚の成功をよろこぶ
 「しない」はできない
 人を動かす:相手の立場から物事を見る
 人を動かす:人に動いて欲しければその人の問題を扱いなさい
 人を動かす:他人の長所を探しなさい2
 人を動かす:他人の長所を探しなさい1
 人を動かす:父は忘れる
 「上司」というコンサルタントを雇う
 できない理由は自分が作った限界
 グレイなリソースを使う2
 問題の見方こそが問題である
 ものの見方の10パターン09:因果関係・システム思考
 ものの見方の10パターン08:構造
 ものの見方の10パターン05:本質
 ものの見方の10パターン04:時間と空間
 ものの見方の10パターン03:主観と客観(主体と客体)
 ものの見方の10パターン02:カテゴリ分けをする
 ものの見方の10パターン01:ものの見方の10パターン
 一枚岩チームに所属しない
 問題を報告してはいけない。行動を報告しなさい
 論理的に話すコツは、話す前に紙に書くこと
 相手に勝たせると味方ができる
 魚はミミズで釣りなさい
 言葉の力をつける
 社会人の勉強方法は、学生とは異なる
 次のステップを勉強しなさい
 関係者を巻き込む
 到達基準点を最高にする
 ペーシング・ディスペーシング
 チームが高い成果を出すための方法
 相手の立場によって言い方を変える
 昇進は性格で決まる
 決定しないという決定
 目的を明らかにする
 意見から始める


●関連図書
 最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か
 システム・シンキング―問題解決と意思決定を図解で行う論理的思考技術
 なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
●このテーマの関連図書


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問題発見力養成講座:システムシンキングの6つのメリット2




システムシンキングのメリットについて、『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』を引用しつつ、拙いながら、システムシンキングを学んできて感じたことをちょっと書いてみたいと思います。

本書『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』では、システムシンキングのメリットとして、以下の6つを上げています。

 1.経営上の課題を大局的に眺める習慣が身につく
 2.複雑な要因間の因果関係を容易に把握できる

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問題発見力養成講座:階層を意識してレバレッジポイントを見つける1




たとえば、現場を社長が見回るといろいろな現場の人間では気づかなかった指摘点がでる、ということがあります。

過去記事

 ものの見方の10パターン01:ものの見方の10パターン

で書いたように、同じものを見ていても、その見る人によって異なるものが見えるわけです。

もちろん、人間の「見るための神経系」には違いはありませんから、物理的には違いがありません。見えたものからなにを読み取るかが違うわけです。

■ものの見方の4階層

このものの見方の10パターン01:ものの見方の10パターンで書いたように、見るものの角度を変えてみる事によって、同じ物体を見たとしても、ことなるものを発見することができます。

前回の記事では複雑になるので書かなかったのですが、これらの10パターンには、それぞれ深さ方向の次元があります。

これをシステムシンキング(システム思考)では3つの層に分けて説明しています。上から順に

 ・パターン
 ・構造
 ・メンタルモデル

の3つです。

★P73〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●目に見えない世界を構造レべルでとらえる
我々は通常、直線的なものの見方をしている。

それは、本や新聞・雑誌に目を通す時、目が文章を追いながら同時に脳も働かしている、つまり「目が字面を追いつつ、思考している」状態を指す。直線的なものの見方が悪いわけではない。

だが、その見方だけでは、物事の本質をとらえ切れない場合もある、ということだ。

海に浮かんでいる氷山を思い浮かべてほしい。

水面に出ている部分と、水面下の部分がある。

水面に出ている部分は、「目に見える」ことの比喩であり、水面下の部分は、「目に見えない」ことの比喩である。

水面に出ているのは、上から「事象レべル」「パターンレべル」であり、水面下は、「構造レべル」である(図3-4)。

この氷山のモデルは何を意昧しているのか?

我々は通常、目に見える出来事を見て判断しているのである。

1 回性の出来事は、事象レべルと呼べる。例えば、マスメディアによる様々な事件の報道は、事象レべルといっていい。

しかし、もしその出来事が繰り返し起きるのであれば、それはパターンレべルである。

つまり、その出来事が繰り返されることで、パターンを認識できるようになる。

例えば、毎月何回も納期遅延の発生が認められる場合、パターンレべルと考えるのである。

さきほどの「直線的なものの見方」で杷握できるのは、事象レペル、またはパターンレべルである。

次に、この繰り返し発生する納期遅延は、企業の運営上、何か構造的な問顕があるのではないかと考えるのが、構造レべルである。

本社側の需要予測と工場側の生産能力との需給ギャップによって、累積した受注残かもしれない。

あるいは、工場から 2 次基地への配送と 2 次基地から代理店への配送、代理店から顧客への配送のどこかのポイントで商品の滞留が生じ、慢性的な納期遅延を引き起こしているのかもしれない。

高橋浩一(著) 『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング
―――――――――――――――――――――★


引用で図3-4は本書を見ていただきたいですが、一般に氷山モデルと言われるものです。
※「氷山モデル」で検索すると Web でも見られます。
※本書『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』では、「メンタルモデル」が書かれてませんが、他の多くの資料では出てきますので、そのWebページを参照してください。

長くなってしまったので次回に続く。



■参考図書 『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング

「着眼大局、着手小局」という言葉がある。「勝負を大局的に眺め、効果的な次の一手を打つ」という意味であるが、まさにビジネスパーソンに必須の姿勢である。本書ではとりわけ重要な「着眼大局」の手法であるシステム・シンキングを丁寧に解説し、真の問題を発見するスキルを養成する。

システムシンキングの6つのメリットは以下のものである。
 1.経営上の課題を大局的に眺める習慣が身につく
 2.複雑な要因間の因果関係を容易に把握できる
 3.問題解決のための重要要因を見出す能力を養える
 4.効果的なコミュニケーション.ツール
 5.アイデアメソッド(収東技法)としての活用
 6.ロジックツリーの併用による課題の体系的整理




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レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング
著者 :高橋浩一
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レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング
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分割するロジカルシンキング、統合するシステムシンキング




私がよく使うモノゴトを考える上でのツールは3つあります。

 ・ロジカルシンキング
 ・システムシンキング
 ・TOC 思考プロセス

他にも考えるためのツールはいろいろありますが、ツールとして体系化されているのは TOC 思考プロセスだと思っています。

一方で、ロジカルシンキングやシステムシンキングは、とても簡単なやり方さえ覚えてしまえば、すぐに使い始められます。もちろん、それぞれには細かなコツや適用方法があって、実際に使ってみて、うまく適応できなかったところをもう一度学び直して…、と繰り返し勉強しないといけないのですが、基本的には使うツールはひとつだけ。

■ロジックツリー


ロジカルシンキングで登場するツールは、このロジックツリーを使えれば、ロジカルシンキングは実用可能なレベルになったといえると思います。

MECEや三段論法、SoWhat-WhySo、ピラミッドストラクチャなど、学ばないといけないことはいろいろありますが、基本はロジックツリーです。

■システム図(因果ループ図)


ロジカルシンキングにおけるロジックツリーと同じような対極にあるのが、システムシンキングにおけるシステム図(因果ループ図と呼ぶそうです)です。

例はシステムシンキング - HUMAN VALUEあたりが参考になるかと。


■ロジカルシンキングとシステムシンキングの違い


私のイメージするこの2つの考え方の違いをもっともよく説明しているのがこちら。

★〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●システム・シンキングと口ジックツリーの違い
システム・シンキングとロジックツリーの違いについて説明する時、筆者は「着眼大局、着手小局」という言葉を使うことにしている。

それは木来、将棋の世界でプロの棋十が使う言葉だそうである。

「着眼大局]とは、「物事を夫局的に眺めること」である。

「着手小局」とは、[(大局的に眺めたあと)小局(重要課題)に着手すること」である。

システム・シンキングとロジソクツリーをビジネスで活用する場合、システム・シンキングは「着眼大局」の手法であり、口ジックツリーは「着手小局」のッールなのである

あらゆる業務において、全休像を把握した上で、課題を発見し、解決策を考え、実行するのだ。

「着手小局」の「小局」とは、システム・シンキングにおけるレバレッジ・ボイントのことである。

詳しくは第 2 章で説明するが、レバレッジ・ポィントとは、意訳すると最重要課題であり、選択と集中によってテーマ全休に大きな変化をもたらす要索を指す。

システム・シンキングは、あるビジネステーマに関して、全体像を眺めて、レバレンジ・ポィントを発見するためのツールであるといえる。

−方、ロジックツリーは、レバレッジ・ポィント発見後、複数の解決策(施策)を漏れなく、重複せずに要素分解するためのツールである。

課題を発見したあとに、複数の施策に要素分解するツールと理解すればロジソクツリーは実践において有用であることが理解できよう。
 :
 :(中略)
 :
●「着眼大局、着手小局」で仕事をスムーズにこなす
「仕事の全体が見えない」とこぽしていた A さんの OB・OG は、もしかしたらロジックツリーを社内研修で学んで知っていたかもしれない。

だが、それは、「着手小局」のツールであって、全体を眺めるツールではないので、仕事の全体像は見えなかったのだ。

もし、 A さんのOB・OG に、システム・シンキングを知る機会があれば、「着眼大局、着手小局」の貫した理解を身につけることで、「仕事の全体が見えるようになる」はずである。

高橋浩一(著) 『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング
―――――――――――――――――――――★


つまり、システムシンキングは大雑把に大局を捉えることに機能するツールであり、ロジカルシンキングは正確に課題を小局に分析していくツールです。

さらに本書に、TOC思考プロセスも加えると、TOC思考プロセスは、現象と少ない情報からレバレッジポイントを発見し、その改善効果の検証を行えるツールと考えてます。

なので、これらは、使う場面が異なります。

なにを使うかはわりとカンみたいなものもありますが、これを説明するのは難しい…。だいたいイメージで言うとこんな感じで適用してます。

問題が特定されていて、それに集中するときにはロジカルシンキング。なかなか解決しないいろんな問題が影響してそうなものにはシステムシンキング。多くの似たような問題現象にまとめて対応するときには、TOC思考プロセス。と言った感じ。

■使えるようにするには、練習、練習、また練習


経験から言っても、さまざまな書籍に書いてあるとおり、それぞれのツールは、考える事をガイダンスルするためのものでしかなく、その理論理屈を勉強したからと言って、すぐにレベルの高い分析ができるようにはなっていません。

たとえば、システム図における要素(変数、矢印の両端)は、本などを読むと簡単に出ているようですが、自分でひねり出そうとすると、あまりにも抽象的になてしまうか、細かすぎて他の要素とのバランスが取りにくくなります。

セミナーなどでも教えてくれますが、経験的に言うと、それを使っている他の人(いわゆる先達)を見つけて、相談・議論しながら作っていくほうが上達し易いみたいですね。

もし、先達が見つからなければ、会社の上司や先輩が当てになります。
システム図のことはわからなくても、視座が高いので、システム図の要素やそれぞれの相関関係については、理解できてますから、アドバイスがもらいやすいです。

 「いまのウチの問題ってこんなループになってそうな気がしますが、どう思われます?」
 「××プロジェクトの業務を分解してみましたが、お気づきの点はないですか?」

と聞いてみましょう。

まあ、面倒くさくて答えてくれない人や、そこまで考えてないひともいることは否定しませんが…。

※注記:システムシンキング
※ 普段は、「システムシンキング」ではなく、「システム思考」と呼び習わしてます。意味的に違いはありません。
※ この記事では、本書『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』に従って、「システムシンキング」と呼ぶことにします。





■参考図書 『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング



「着眼大局、着手小局」という言葉がある。「勝負を大局的に眺め、効果的な次の一手を打つ」という意味であるが、まさにビジネスパーソンに必須の姿勢である。本書ではとりわけ重要な「着眼大局」の手法であるシステム・シンキングを丁寧に解説し、真の問題を発見するスキルを養成する。

システムシンキングの6つのメリットは以下のものである。
 1.経営上の課題を大局的に眺める習慣が身につく
 2.複雑な要因間の因果関係を容易に把握できる
 3.問題解決のための重要要因を見出す能力を養える
 4.効果的なコミュニケーション.ツール
 5.アイデアメソッド(収東技法)としての活用
 6.ロジックツリーの併用による課題の体系的整理





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レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング
著者 :高橋浩一
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posted by 管理人 at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 思考技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする