なぜ同じものを見ても違う結果が出るのか
今、この記事を何で読んでいますか?
パソコン
スマホ
さて、そのパソコンやスマホは、なぜ、この記事が表示されると思って使っているのでしょうか?
なにも、インターネットの仕組みや液晶ディスプレイの仕組みを聞いているわけではありません。パソコンをクリックすると、情報が表示されるというのをなぜ知っているか、という問題です。
スマホに至っては、どう見たってただの板状の金属物です。なにかボタンがあるわけでもない。それになにか自分の欲しい情報が表示されると認識しているのはなぜか? という質問です。
続きを読む
ガーデン・パス・ストーリーの落とし穴に注意
マッキンゼーの思考技術1:マッキンゼーの問題解決法の3つの柱
新しい発想は、古い発想を新しい袋で包むこと
過去と相手は変えられない
「去年から××さんには言ってましたけど、何もしてくれなかったです」
「自分は以前は○○をやっていて今の仕事は担当してなかったので、××に問題があると言われても…」
「それ(問題)は気がついていて、昨年●●さんに依頼しましたけど、改善してないです」
「長」のつくような役を持っている人ですら、こういうことをいう人がいます。それも会議の場で。
こういうのを聞くとつい「イラッ」とします。なるべく抑えてはいますが、多分顔に出てるでしょう。
続きを読む
プロジェクトの課題管理の方法2:課題は5つの状態に分類できる
前回の記事で課題管理とは課題の集合体の}状況}のコントロールであると書きました。私は「状況」を5つに分類しています。
1.不明確・不正確な状況
2.関係者が「課題である」と合意できている状況
3.課題対応の具体的タスクが検討されている状況
4.課題に対してアクションが起こされている状況
5.課題が解決済である状況
です。このうち1の状況を3・4と誤解してしまうと、課題の解決はできないけど、それがうまく判断できていない人がいる、という事例として、「ドキュメントの作成が遅れて、実装の時間が取れない」という例を挙げました。これは課題ではなく「問題」だからです。
続きを読む
問題発見力養成講座:システムシンキングの6つのメリット1
システムシンキングのメリットについて、『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』を引用しつつ、拙いながら、システムシンキングを学んできて感じたことをちょっと書いてみたいと思います。
本書『レバレッジ・ポイントを見つけ出せ! 問題発見力養成講座 “木を見て森も見る”システム・シンキング』では、システムシンキングのメリットとして、以下の6つを上げています。
続きを読む
「全体最適」に引っかからない
「全体最適」かっこいい言葉ですよね。
かつてはこんな言葉なかったのですが、これが使われ始めたのはいつくらいからだったでしょうね。
「全体最適を考慮して」って見た目はいい言葉ですが、大抵の場合は一部の人に不利益を押し付けるための理由付けに使われてます。もしあなたがその対象だったらどうすれば避けられるかをあらかじめ考えておかないと、自分だけ大変な目にあうような場面がやってきます。
続きを読む