知らない言葉が出てきたときの質問の仕方




会話の中で、自分の知らない単語が出てきたときや理解できなかった話があったときにどうしますか?

私の場合は、その単語をメモだけして話を続けてもらう事が多いです。ただし、その単語が今後の話題のキーワードになると思われた場合(たとえば、その単語が複数回出てきたとか)には、質問したり、その単語について近い(と思われる)言葉を使って「○○って××みたいなもんですか?」と聞くようにします。




■質問するタイミング


ひとつ、質問で意識してほしいのは、話を腰を折らないことです。

ようするに相手は、その単語を教えたいわけではなく、その単語を使ってなにかの主張を述べようとしているということです。それが、その単語の説明を求めることで、話が途中で止まってしまいます。
さらに相手がその単語にまり詳しいわけではなく、なんとなくのイメージで使っているとすると、説明するためには、その正確な意味を考えなければいけなくなります。

つまり、いままでは「A→B→C」と話をしようとしていたのに、Aの中にあるXという単語を問われると、「X→Y」の話を一旦してから、「A→B→C」に戻らないといけません。ところが、もともと、自分の主張したいことをメモしてから話し始める人は少なくて、割と思いついたことを勢いで喋る人が多いので、話の筋が「X→Y」になった後に、Aに戻ろうとしても、その後何を話そうとしていたか忘れちゃうんですよ。

つまり、単語の意味を聞くというのは、相手の話を中断させることができちゃうわけです。

これを逆手に取ると、単語の性格な意味を相手に説明させることで、相手の主張を最後まで喋らせない、という悪用もできるのですがね。

まあ、ここは好意的に、相手とちゃんと主張をぶつけ合うために、相手の主張まず聞く、というふうにタイミングを図ったほうが良い、としておきましょう。





■知らない単語の補い方


その上で、相手に「今言われた○○ってなんですか?」と聴くのですが、以下の本が参考になります。

まあ、私もだいたいこんな感じなので、補足はなし。

★P108〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

●知らない言葉が出てきたときな質問
ただし、聞き方にもホイントかあって、まずは聞き方自体の問題です。

「すみません、〇〇って何ですか?ーとストレートに聞くのでは、無知な印象を与えてしまうので、
「勉強不足で恐縮なのですが、今おっしやっていた〇〇というのは、どういうものなんでしようか?
ようなものなのでしようか?」などと、丁寧に質問することに加え、自分の解釈や意見、あるいは関連しそうな情報を足してたずねることです。

そうすることで、「話を聞いている」「理解しようとしている」という能動的な姿勢か伝わり、印象が良くなります。

●相手の答えに対しては「要約」して応える
続いて大切なのは、こちらが質問したことに対して相手が答えてくれたとき、どのように反応するかです。

話を聞きながらメモを取ったり、図にまとめてみたり、「○○ですか」などとオウム返しをするのもよいテクニツクです。

そして最も大事な点としては、最終的に自分なリの要約を伝えることです。

・「つまりたとえるなら、○○のようなものでしようか?」
・「ということは××ということですか?」
・「私の業界でいう△△のようなものなんですね」

などと、たとえや置き換えなどを使い、白分の理解の度合いを相手に伝えます。ちよっとしたことですが、こうしたひと言が「頭の回転が早い人」「話をよく聞いてくれる人」というよい印象を残してくれます。

安田正(著) 『超一流の雑談力
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■知ったかぶりをする


ひとつ大事になことに、「知ったかぶりをしてはいけない」ということがあります。よく言われることだとは思いますが、やる人が結構多いです。

私はIT屋なので、話をしていてもついポロッとIT用語が出てきたり、最新のシステムサービスの単語を使ったりします。その中で、「ん?なにそれ?」って言ってくれる人はまだマシで、明らかに知らなさそうなのに、「その程度のこと知っているよ」と言わんばかりの人がいます。特に年寄りが多いですが。

それについて、ちゃんと勉強している人から見ると、「おまえ、絶対わかってないだろ」的な発言をしてくれます。まあ、面子を潰すことはないので、適当に相槌を打って話は次に進めたりしますが。

逆に自分が、ちょっと「知らないこと」を隠したいと思うなら、知ったかぶりではなく、知らんぷりをしたほうが良いです。つまり、その単語はなかったものとして、相手の主張したいことだけに集中することです。

同じ言語を使っているので、単語のひとつやふたつわからなくても、相手の主張はだいたい分かるはずです。そこに話を集中させればいいだけです。

とうぜん、わからなかった単語は、あとでWebで調べましょう。
もし、知らなくて悔しかったのであれば、それに関する本をすぐに3〜5冊買ってきましょう。それを急いで読んで、次のときには、その単語をちゃんと使えるようにすれば良いわけです。

こうして、私の蔵書は増え続けて、お小遣いは減りつづけていくと…






■参考図書 『超一流の雑談力





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2016年度ビジネス書大賞受賞作。

あたりさわりのない無意味な雑談ではなく、「意味のある雑談をすれば、仕事や人間関係が変わる」。そんなメッセージのもと、雑談力を高める方法を具体的、実践的に解説したのが本書です。

「仕事も人間関係も、すべてはコミュニケーションから始まるのに、「雑談」を大事にしている人が少ない。これは、とてももったいないことだと思う」。そんな著者のメッセージから生まれた本。

無自覚でやっていた話し方や聞き方のクセを指摘されて思わずハッとし、では「どう改善すべきか」を学ぶことができます。

たとえば、「声は、ドレミファソラシドの『ファ』か『ソ』」「『なるほどですね』『そうですね』は話を聞いていない人の反応」「『なぜですか?』は愚問」など、全38項目でそのテクニックを紹介していきます。さらに、日常で雑談力を鍛えるためのトレーニング方法も収録しており、初心者からある程度話し方に自信がある人まで、すぐに実践できるノウハウが詰まった一冊です。





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●本書を引用した記事
 相手に聞く準備する合図を送る
 知らないことを聞くときには、関連する情報を付け加える
 最初に違いを言う
 緊張するプレゼンは最初に手を広げる
 「まばたき」をコントロールする
 名前を呼ぶと親密度が増す
 返事は「そうだよね」を使う
 説得術:無言で相手を誘導する方法
 「姿勢反響」で上司から信頼を得る

●このテーマの関連図書


超一流の雑談力「超・実践編」

雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール

誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール

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伝え方が9割

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