1440分の使い方




本日は、時間術に関する本のご紹介。





■署名:   『1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣


■著者:   ケビン・クルーズ



■概要


7人の億万長者、13人のオリンピック選手、29人のオールAの学生、そして239人の起業家の計288人への取材から導き出され、著者自身も活用している、時間管理と生産性向上にまつわる多くの秘訣を紹介しています。

本書の特徴は、上記の取材した人たちのコメントつきでいろいろな秘訣を紹介している点です。著者の語り口も巧妙ですが、成功者自身の言葉として、秘訣が紹介されている点に、すごい説得力があります。

本書の中で、ToDoリストを使わないというのは、思わず「うん。そうそう」と唸ってしまいました。
もちろん、自分は ToDo リスト、タスクリスト、などの多くのツールを使っているのですが、「それに頼っては時間管理ができない」というのは全くそのとおりで、時間管理の基本はスケジューラなんですね。

ToDo リストには時間の概念がなく、たんなる一覧表に過ぎない。それで時間管理はできないというのは、全くそのとおりです。

それ以外にも多数のヒントが満載です。

別記事サラヒン〜サラリーマンの仕事のヒントでも、このあと個別の記載をご紹介していく予定ですので、そちらも合わせて御覧ください。



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■■インタレスポイント


 気になったフレーズをお送りします
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●1日はたったの1440分しかない!
そもそも本のタイトルにもある「1440分」とは何の時間かという話。何かの法則か?

1日は24時間という表現が一般的ですが。

24時間=60分×24=1440分

そう、1440分とは、「1日は1440分」という意味。
24時間ではなく1440分と考えるとえらく短いように感じる不思議。

●最も重要なタスク=MITに集中する
MITというのは最優先事項、つまり最も重要であるタスクのこと。
ひとつのことに集中することで生産性を上げるべきということです。

何のために、何に専念し、どうやってやり遂げるかをハッキリさせないとですね。

目標を決め、そのためのその日の最優先事項を決め、それをしっかりこなす。

●Todoリストはやめろ!
これはアクションプランナーの『自分を予約する手帳術』にも。

Todoリストは「いつまでも消えることないウィッシュリスト」である
リスト内にある「簡単」なものに飛びつきやすくなってしまう。Todoリスト自体が不必要なストレスを生む。

●先延ばしは怠慢ではない
めんどくさいことは、例え大事なことであっても先延ばしにしてしまうもの。
今やりたいこと、楽しいことを優先したくなるのが人間の性。

それを怠慢だなどと思う必要はない。

●「ノー」と言う勇気を持つ
これは、例えば会社でまだ下っ端であったりする人にとっては非常に辛いもの。
しかし、使える時間は限られている。

「イエス」といえばいい。ただし、「イエス」といったもの以外には「ノー」と言わないといけない。あなたという使えるリソースは1つしかないのだから。
だったら、何に対して「イエス」といっていいのかを見極めよう。

●テレビを見ない
テレビで放送している内容が、時間効率に役立つことはひとつもない。

ニールセンによると、平均的なアメリカ人は月に158時間もテレピを見ている!

1年に換算すると1896時間なんてことだそれたけの時間があれば、たいそうな本が書けるし、会社を立ち上げることだってできる。

割れた腹筋を手に入れたいだって?それならテレピを見ていないで運動しろ

テレピをやめれば1年で2000時間近く稼げる。想像してみてほしい。2000時間あれば、とれたけのことかできるか!?

●パソコンではなく手で書く
ノートを取るなら、ノート。ハソコンやタブレット、スマートフォンよりも、紙べースのきちんと綴じられたノートを使ったほうがいい。

たたし、これたけは言わせてもらおう。失読症など何らかの学習障害があって、デジタル機器に文字を打ち込むことでしか記録を取れない人は、その方法でがんばってみよう。

それは罪でも何でもない。私は、あなたたちに対する偏見を世間に値えつけようとしているわけではないのだ。

しかし、何をするにもデジタル機器を使いたがり、私のことを時代遅れのテクノロジー嫌いだと考える人には、ある非常に興味深い論文について考えてみることをお勧めする。2014年、サイコロジカル・サイエンス誌に発表された「ペンはキーポードより強し」という論文だ。

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■■要約


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・時間は最も貴重かつ希少な資源
・最も重要なタスク(MIT)を特定し、毎日何よりも先に取り組む
・ToDoリストではなく、スケジュール表を見て動く
・先延ばし癖を克服したければ、未来の自分に打ち勝つ方法を見つけること。未来の自分は、正しい行動を取ると信用できる相手ではない
・やるべきこと、やれることは常に山ほどある。この事実を受け入れる。
・常にノートを持ち歩く
・自分の生活に他人の優先事項を割リ込ませるうってつけの方法、それがメールた。受信箱はきちんと管理すること。
・ほいいは、予定するのも出席するのも、他のコミュニケーション手段ではうまくいかない場合の最後の手段にする
・当面の目標達成に役に立たない誘いはすべて断る
・成果の 80% は、20% の活動から生じる
・自分の強みと情熱を活かせることに集中的に時間を注ぐ
・同じテーマの仕事をひとまとめにし、毎週同じ曜日に割り当てる
・毎日、最初の 60 分に投資し、心と体と精神を鍛える
・生産性とは、時間の問題ではなく、エネルギーと集中力の問題である
・E-3C方式
 あなたがすぐに行動を起こせるよう、私はすべての研究結果を簡略化し、E-3C という簡潔な方式にまとめた。Eはエネルギー(Energy)、3つの C はそれぞれ、記録(Capture)、スケジュール表(Calendar)、集中(Concentrate)を表している。
・料理は必ず何食分かまとめて作る
・カメラ付き携帯電話を使って脳の負担を減らす
・携帯電話の音を消し、通知をすべて切る
・朝食には健康的なプロテインシェイクを飲む
・テレビは絶対に「なま」で見ない
・テレビを一切見ない
・運転時間を有効活用する
・電話を掛ける場合は、かならず事前に約束を取る(もちろん社交目的の場合は別)
・磯がいい時間帯に世間と交わるのは極力控える
・ディスプレイを2台使う
・やめることリストを作る
・終了時間をみんなに思い出させる
・生産的な人たちと付き合う
・「一人にさせてほしい」と周りに伝える
・バースデーカードはまとめて買う
・請求書の支払いは自動的に
・知らない番号からの電話には出ない
・仕事関連のコーチ、メンター、マスターマインドグループを見つける
・コンテンツは複数のチャネルで配信する
・完璧を目指すより、まず終わらせることを肝に銘じる




■参考図書 『1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣





Unlimitedゼロ円Unlimited無料
時間に追われることなく、生産性を向上させ、充実した生活を送るために。

著者は、成功している友人たちに時間管理のコツを聞いて回るうちに、ある共通点に気づく。それは、だれひとり「本に書かれているような方法」を口にしなかったことだ。そして判明した秘訣のひとつが「ToDoリストを使わない」ということだった。

そこで著者は、さらに多くの成功者たちへ接触を試み、独自の取材と調査を行った。

●自力で大成した億万長者は、私たちと違う働き方をしているのだろうか?
●常にプレッシャーにさらされている起業家は、どうやって高い生産性を維持しているのか?
●刻々と過ぎゆく時間と戦うオリンピック選手は、いかにして集中力、自制心、エネルギーを維持しているのか?
●MITやハーバードでオールAを取り続ける学生に必要なものとは何だろうか?

7人の億万長者、13人のオリンピック選手、29人のオールAの学生、そして239人の起業家。計288人への取材から導き出された、時間管理と生産性向上にまつわる15の秘訣を、本書ではより実践しやすい方式とともに紹介する。

「ノートは手書きでとる」「メールは一度しか触らない」「ノーと言う」「日々のテーマを決める」など具体的ノウハウから、「最重要課題の見極め方」「先延ばし癖を克服する極意」「桁外れの利益を得るための思考法」まで15の秘訣が、あなたの人生に輝きを取り戻してくれるだろう。

原著:『15 Secrets Successful People Know About Time Management』





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著者 :ケビン・クルーズ
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●本書を引用した記事
 手書きメモの効用
 朝メールを見るという悪い習慣
 どうしようもないムダな会議がある理由
 溜まりまくった受信箱を瞬時に空にする方法
 タッチ・アンド・リリースのルール
 10分会議をする
 「送る」メニューを整理する
 生産性を改善するヒント(「1440分の使い方」より)
 3210方式―大量のメールを効率的にさばく方法
 ダライ・ラマのカバンの中身

●このテーマの関連図書


週40時間の自由をつくる超時間術

超ストレス解消法イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

SINGLETASK一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

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ストレスを操るメンタル強化術

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