体の感覚と「いつもの作業」を一致させる



電車待ちをしているときに周りを見回すと、半分(以上)の人がスマホをいじってますね。

何をしているのかが、ふと見える時があるのですが、たいていはゲームか SNS (Lineが多いみたいです)。

電車待ちになると反射的にスマホに手が行くのか、あるいはもともとゲームなどが面白くて、ちょっとでも時間があればゲームをしたいのか…?




■習慣は猛毒にも特効薬にもなる


私はスマホであまりゲームをやらない(Lineはそもそも入れてない…)のですが、昔はずいぶんゲーム(家庭用ゲーム機、ゲームセンターなど)にハマりました。
数分の待ち時間も惜しんでというのが、夢中になっているときには確かに、片時も頭から離れないという状態はよくわかります。

まあ、私の場合アクションゲームが多かったので、攻略法を考え続けているという状態はほとんどなくて、とにかく「ゲームをやる」というところにだけ集中していたように思いますが、ロールプレイングゲームや戦略ゲームなんかだと、いろいろ工夫しないといけないのでしょうね。

ただ、これはゲームや SNS が面白いという側面もあるのですが、「習慣」という側面もあります。
なにしろ、やらなきゃやらないで済んでいくので。

その習慣の力をもっと自分の将来につながるようなことをしたほうが、「もうちょっとだけ生産的かな〜」と思ってしまったりします。
まあ、他人事なので、好きにしてくれればいいですが。

いろんな研究で過度のゲーム依存は、身体的問題や精神的問題を起こしやすくなるという結果が発表されています。
なにしろ、スマホの画面の変化に対して俊敏に反応するためには、それだけ強く集中していないといけませんからね…。

まあ、免疫学上の話なので、全員が全員そうなると決まったわけではないのですが。

ただ自分の経験から言っても、ゲームドップリだった時期は、それ以外に対する集中力が大きく低下していて、結果として学校での成績が悪くなったり(これは勉強をしないことともともとのデキの問題もありますが、自分自身の時間軸における相対的にということです)、失敗が多かったりしました。

まあ、電車のアナウンスなどでよく聞きますが、あるきながらでもスマホを操作していれば事故の可能性もありますよね。




■パブロフの犬


「パブロフの犬」というやつをご存知でしょうか。

犬に食事を与えるときに、かならずベルを鳴らすようにしておくと、やがてベルを鳴らしただけでよだれを出すようになる…というちょっと意地悪な実験のことです。

 条件反射-Wikipedia

に詳しく書いてあります。

で、よい(自分の現在あるいは将来に良い影響をもたらすような)習慣をつけようとするときに、この「パブロフの犬」の方法が使えます。

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●大脳縁辺系こそが脳の主体
脳がやる気を持っても、実際に行動に移さなければ意味がありません。これにかかわっている中枢も辺縁系の中にあります。機械可と呼ばれる部分がそれにあたります。海馬、扇桃体、側坐核、帯状回。いきなり役者が四人も登場してきて恐縮です。しかし、もうこれ以上は登場して来ないので安心してください。

●効果絶大の日課パワー
帯状回は動機づけの中枢とも言われています。積極的に何かの行動を起こすためには、帯状回の働きが不可欠なのぐす。

実際、この部分が傷っくと、意欲がなくなり何もしたくなくなってしまいます。

犬は電柱に向かっておしっこをしますね。これも、帯状回の働きによるのです。犬は、電柱を見ると帯状回が刺激を受け、これが、おしっこを始めるきっかけになる仕組みなのです。
 :
 :(中略)
 :
こうした帯状回の性質は、時間の攻略にも応用が可能です。

いったん決めたスケジュールを確実にこなしていくには、帯状回を効果的に刺激してやればよいのです。

そのためには、ライフスタイルのパターンを崩さないことが大切です。 「一日 48 時間計画」を実現するには、時間を効果的に生かす工夫を日課として生活に取り入れることが必要なのです。

例えば、私は、電車に乗って座れた場合は、必ず、少し難しい論文を読むようにしています。

毎日、行うことにより習慣として定着させておくと、電車に乗った瞬間に自然に論文が読みたくなるものです。

しかも、慣れてくると自宅で読むよりも、はるかに効率よく頭に入ってきてくれるのです。

ガタン!ゴトン!ガタン 1 ゴトン!といった電車独特の騒音。

それにあわせて揺さぶられる振動。こうした感覚すべてが、日課として定着すれば、帯状回をうまく刺激してくれるはずです。

日課パワーは、電車さえも最高の書斎に変える底力を発揮してくれるのです。

吉田たかよし(著) 『脳を活かす!必勝の時間攻略法
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つまりは、電車を見ると本が読みたくなる、電車に乗ると自然と本を取り出してしまう、みたいな習慣モノです。

もちろん、最初からこの習慣がつくわけではなく、最初のうちは意識しないとデキませんが、そのうちに、電車=読書みたいな方程式が出来上がって、それをやっていないとどうにも落ち着かない状態になります。

冒頭のスマホをいじり続けている人も、駅でスマホゲームをする人も、

 駅=スマホゲーム

あるいは

 立ち止まる=スマホゲーム

みたいなパブロフの犬になっているのかもしれませんね。

これをちょっと書き換えてやると、自分にとって良い投資になるかもしれません。
少なくとも、時間の無駄や損にはなりませんから。

ただし、私はバスや自動車で本を読むと気持ち悪くなる(酔う?)ので、電車以外には反応しませんが…





■参考図書 『脳を活かす!必勝の時間攻略法




一日を26時間に増やす35の鉄則を大公開!

灘高→東大、元NHKアナウンサーにして医師であり、衆議院議員公設第一秘書も務めた「奇跡のマルチ人間」が最新の脳科学に基づいた時間活用法を初めて明かす!
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時間攻略の方法は3つしかありません。

 1日の実質的な時間=(24時間−睡眠時間−無駄な時間)×脳の活性度

この方程式から、1日の実質的時間を増やすには、次の3つの方法しかないことがわかります。

 1.睡眠時間を削る
 2.無駄な時間を削る
 3.脳の活性度を高める

時間の活用について、多くの本は2の無駄な時間を削るという点にばかりとらわれているようです。ただし、この方法で増やせる時間は限りがあります。1も2も引き算の項目だからです。

これに対して、脳の活性度だけは掛け算の項目だということに注目してください。

この項目が2倍になれば、実質的な時間は2倍。この項目が3倍になれば、実質的な時間も3倍になります。
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脳を活かす!必勝の時間攻略法
著者 :吉田たかよし
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 書類・資料は最後のページから読む
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