他人の失敗は自分の成功の元




 「それ×年前にやってうまくいかなかった。だから却下!」

仕事上、問題を感じて提案をしたけど、先輩や上司からこういう反応をされたことって結構ありますよね。

たとえば、

 ・出張での活動状況をリアルタイムに共有しよう
 ・各人が個人で持っている測定器を相互に借りられるようにしよう
 ・問題が起きたら、上司とすぐに共有できるようにしよう
 ・個人個人のタスクを見える化しよう
 ・個人の経験や暗黙知を共有しよう

こういう問題対策は、どこの会社でもそれなりやったことがあるのではないでしょうか。
そして成功しているかというと…。それがコンサルのメシの種になっているところを見ると、どこの会社でも結果は同じだったのでしょうね。

■否定論者はどこにでもいる


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悪いできごとをほかのできごとから切り離して考えないのです。

私がかつて関係していた研修代理店に、「それだから思考」の人がいました。

私がある研修テーマを提案すると、

 「それは 2 年前にやって集客ができませんでした。だから、ダメです」

と決めつけるのです。

テーマは同じでも、講師やプログラム、タイミングが違えば結果が違うはずなのに、全面拒否です。

仕方なく、同じテーマを違う代理店に持ち込みましたら、快諾です。

 「C社では 2 年前に失敗したそうですよ」

と話すと、相手はこう言いました。「それはそれですよ。うまくいかせます」。
私は大きくうなずいたのです。

松本幸夫(著) 『1分間回復法 「心」と「体」の疲労が一瞬で消える
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筆者は「以前ダメだった」というのを「それだから思考」、「それでもうまく行かせます」を「それはそれ思考」と呼んでいるようです。

■目的・目標が同じというのはメリット


同じ目標を立てたとしても、手段が違えば同じ結果が出るとは限りません(というか、同じ結果は出せないでしょう)。おなじく、環境が違えばまた異なる結果になるでしょう。

一方、目的・目標が同じで過去にやったことがあるということは、過去に上司が承認しているということです。これはかなりのメリットです。

3年前と同じ提案をして、その目標がいまも業績に貢献するものであれば、上司としては承認しやすいです。やったことがないことは、効果があるかどうかはわかりませんが、やったことがあることは、少なくともそれが業績に効果があると、一度は認めているということです。

だから、全く新規の課題提起よりも承認されやすい提案であるということです。

例えば、首記の

 個人の経験や暗黙知を共有しよう

という目的は否定できるものではありませんし、期待通りの結果になったら経営に対するインパクトは計り知れません。

問題は「前回失敗している」ということなので、

 ・前回と何が違うのか

を明確にすることで承認を得ないといけません。
※詳しくは
最初に違いを言う
※参照

それ以外のことは、前回他の人が考えてくれているので、前回の失敗理由を調べて、その失敗を起こさないように検討すれば、提案の一丁上がり。

なにも、全部新しいことを考える必要はありません

その通りにやればうまくいく確率は前回と同じになりますが、前回の反省点を改善しておけば、少なくとも前回よりも成功する確率は上がるのは確実です。つまり、前回の活動を下敷きにすれば、考えないといけないところは少ないんです。


■失敗事例は成功するチャンスを貰ったようなもの


失敗事例を聞いたら、成功するチャンスを貰ったようなものです。

なので、「××年前にそれ、やったけどうまく行かなかった」という話を聞いたら、「なんで失敗したの?」「どうやったの?」をしつこく聞きましょう。

××年前にやった人がウンウンうなって考えたことをそのままパクって、うまく行かなかったところだけ対策を考えて、あなたの成果にしてしまえばいいだけ。はい、提案一丁上がり




■参考図書 『1分間回復法 「心」と「体」の疲労が一瞬で消える



会社員、派遣社員の睡眠は、4〜5時間も珍しくない。たまに睡眠時間が確保できてもストレスで熟睡は無理だし、熟睡できても何日かでは慢性的な疲れは消えない。長時間労働で体はバリバリにこわばり、人間関係や不況、大震災のやり場のない怒りなどで心もくたびれきっている。
簡単ですぐできる自分なりの回復法を持たなければ、とてももたない。

松本幸夫氏は若い頃、インドに渡ってヨガの修行をしたが、修行者でない一般人でも瞑想や体操で心身の健康を目ざす人がたくさんいた。また、その後に、旅行などで立ち寄った中国や台湾などでも、公園に行くと昼夜を問わず大勢の人が太極拳や呼吸法を実践しているのに驚かされた。
それにひきかえ日本人は朝から晩まで気ぜわしく働いてばかりで、健康になんと無頓着なのかと反省させられた。そこで、回復法について調べると、二つのことがわかった。


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著者 :松本幸夫

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