転職面接:面接官はシロートです




過去記事で何度か中途採用について触れてますが、中途採用を担当する人事部に所属しているわけではなく、業務部門の所属です。

人事部の人間なら、面接でその人のコンピテンシーを見抜くトレーニングを受けているでしょうけど、中途採用の面接官は通常は人事部+業務部門責任者で構成されます。最終的な採否判断を下すのは、業務部門責任者の場合が多いようです。




どうもこういうのは、私の会社だけではないようですね。

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●相手はプロ、という勘違い
転職面接に臨む方が犯す、大いなる勘違いがあります。それは「面接官は面接のプロだ」という先入観をもってしまっていることです。
結論から言うと、転職面接の面接官は仕事のプロですが、面接者としてはほぼ素人です。
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現場のマネジャーは本来、面接が仕事ではありません。みなさんと同じく日頃は忙しく自分の仕事をしています。

そして、ここがポイントなのですが、現場のマネジャーは面接者としての専門教育をほとんど受けていません。せいぜいセクシャルハラスメントや就職差別につながるような「禁止事項」のレクチャーを受ける程度です。
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つまり中途採用の面接の実態は、よくも悪くも一人の生身の人間が、面接の専門的なノウハウも持たないままに、 1 時間ほど対話をして採否を決める、そんな場なのです。

二章で紹介した「不採用理由」に一見、いい加減なものが多かったのも納得いただけるでしょう。ここからは、そんな「素人面接官」の実体を、さらに分析していきましょう。

●独断偏見なんでもあり
プロと素人の面接官としての違いはなんだと思いますか。

一言でいえば、マシンのようになれるのがプロで、人間らしさむんむんなのが素人です。

面接のプロとはその会社、その部門で求められるコンピテンシー(職務遂行力)を絶対レべルで把握し、応募者を客観的かつ科学的にチェックできるような人のことです。

そこでは「人間」が犯してしまいがちな判断エラーの原因を排除することを学びます。

素人は、まさにその逆です。人間らしく、判断エラーを当たり前のようにします。判断エラーを犯す面接官は、大きく五つに分けることができます。

 1.先入観型
 2.圧迫型
 3.リスク回避型
 4.好き嫌い重視型
 5.比較検討型

細井智彦(著) 『転職面接必勝法
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面接などで、「この人なんとなく心配」みたいな感想を持つことがありますが、この「なんとなく」が、具体的な指摘にならないことがあります。これが部下との面接だったら、「今年度は××の活動が弱かった」とか具体的に言えるのですが、わずか30分〜1時間程度の初対面の人の具体的な課題を言い当てるというのは、かなり難しいです。

多くの場合は、人事部の担当者が入っているので、面接後にいろいろアドバイスをしてもらえるのですけどね。
それでも、最初に受けてしまった印象というのは、なかなか拭うのは大変です。

本書『転職面接必勝法』では、この第1印象を壊さないためのタブーリストがありましたので、ご紹介します。




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●誰もが嫌うタブーリスト

ビジネスマナーに関するタブー
 連絡しないで遅刻する
 遅刻しても詫びない
 コートを着たままで入室
 机の上にかばんをのせる
 面接官を座ったままで迎える
 名刺を片手で受け取る
 イスに深々と座ってしまう
 
服装見た目に関するタブー
 襟の汚れ
 不潔そうな髪
 くたびれたスーツ
 スーツに白い靴下
 汚れた靴
 強すぎる香水

しぐさのタブー
 あくび
 貧乏ゆすり
 舌打ち
 ヒジをつく

口癖のタブー
 やらされていた
 やってもらえない

その他のタブー
 面接を勝手に仕切る
 話をさえぎる
 企業機密に類するような守秘情報の暴露

細井智彦(著) 『転職面接必勝法
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■参考図書 『転職面接必勝法




セミナー受講者10万人! 著者の指導で6000人が面接突破!
日本一面接を成功させる男のベストセラー。

著者の細井氏はカリスマエージェントとして有名。

転職が新卒とちがうところは、文字通り「転ずる」ところにあります。仕事を変えようとする「動機」があり、それによって「意識」が芽生え、「行動」に移します。この一連の流れをきちんと自己分析し、ストーリーに変えて面接官に語ることが重要。書き込むだけで転職理由、志望理由、自己PRなどを面接官にうまくアピールできるストーリーボードや、失敗しない話し方10のコツなど、どんな圧迫面接でも動揺しない自信が身に付きます。

何度チャレンジしても不採用になる方。
逆転の発想を持ちましょう!
 ・素直な自然体をやめてみよう
 ・自分に足りないところを話そう
 ・企業研究する前に応募してみよう
 ・覚えてきたことをそのまま言おう
 ・成功体験を主張するのをやめよう

心構えや基本ノウハウがメインだった本書を受けて、求人応募までの準備、面接当日までの準備、面接当日の対応法など、転職面接の流れに沿って具体的アクションを書いた転職面接必勝法 実践編と合わせて読むと、面接までにどういうことをやっておくかについて理解がしやすい。






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転職面接必勝法
著者 :細井智彦

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●本書を引用した記事
 期末面談:副産物を評価する
 面接質問:その課題に対してどのような計画を立てましたか?
 初対面で必ず好意を持たれる振る舞い方
 面接技術:コスト意識
 面接質問:STARで聞く
 転職面接:あなたのこだわっていることを3つ上げてください
 面接不合格の意味
 中途面接の印象を良くするコツ:動くな!
 転職面接の質問にはこう答える!のヒント集
 昇進面接:なぜ昇進が課長止まりなのか

●このテーマの関連図書


転職面接必勝法実践編(講談社BIZ)

転職面接突破法―10万人が受講した究極メソッド

カリスマエージェント直伝!履歴書・職務経歴書の書き方

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posted by 管理人 at 05:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 交渉・会議・面接 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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