トップに学べば社内第一人者になれる


何かにうまくなろうとしたら、身近な人に聞くのが一番手っ取り早いです。
なにしろ、多分その人も過去には同じようなところで苦労しているでしょうから。

しかし、それでは教えてくれた人以上にはなりません。
つまり、あなたは社内で第一人者にはなれないわけです。



■第一人者になりたかったら一流に学べ


もし、第一人者になりたかったら(本記事では、社内で認められ、上司に高く評価してもらうために、それを勧めています)、もっと広く世の中で成功している人に学ぶことが必要です。

しかし、その世の中の成功者と言われる人が、あなたに個人的に教えてくれることはありません(もちろん、聞きに行けば可能なのかもしれませんが、私はやったことはありません)。
手っ取り早いのは、その人の著書で、どういう仕事術をマインドを持って仕事に臨んでいるかを知ることです。

いろんな本によると、自分の「心の師匠」を作って、その人を追っかけるのがいいと書いてあるものが少なくありませんが、私は著書が好きな人はいますが、その人の何かのコツだけを追っかけたりはしていません。とにかく広く情報を集めることにしています。その中で、自分にヒットするものを試してみて、自分の状況に合うようにアレンジしながら使ってます。

所属する組織や、個人個人の性向などによって、課題や解決方法は異なります。ましてや一流と言われるような、ビジネス書の著者にもなれば、平凡な会社の平凡なイチ社員とは持っているポテンシャルが違うでしょう。そんな人のやっていることをそのままやろうとしても、凡人には苦痛になるだけで、苦行をしていても楽しくありません。自分の能力や状況に合うようにアレンジすることが一流に学ぶ時のポイントです。
それができるようになったら、徐々に一流の人のやっていることに近づけていくと、そのうちに自分のスタイルが確立します。




★P12〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

誰かひとりの突破者が現われて、これまで限界とされていた壁を越えると、なぜかそれまでは誰も越えられなかったというのに、次々にその壁を越える人が現われ、しかも、その後に壁の「向こう側」で展開する競争は、異次元とも言うペき高いレべルに変化してゆく、という現象です。

100 メートル走でもそうです。一昔前まで「10 秒の壁」は人間には破れないと思われていましたが、1968 年に 9.95 秒の記録が出された後は、世界の舞台は完全に9 秒台に移行しすした。
現在の世界記録は 9.77 秒です。

2001 年のべルリソ・マラソソでは、高橋尚子選手が2時間19分46秒という世界記録をマークしました。それまでの女子マラソy というのは2 時間20 分台での勝負だったにもかかわらず、早くも1 週間後のシカゴ・マラソソでは、ケニアのヌデレ、ハ選手が2時間18分47秒という大幅な記録更新を果たしました。以後、女子マラソソは2 時間10 分台が主戦場に変わっています。現在の世界記録は2時間15分台、高橋選手の記録は歴代で 7 位にまで下がりました。

限界と思われていたライソを一たび突破すれば、急速に新しい地平が開ける。

そんなことはトップアスリートだけの話だろう、我々庶民には関係ない、と思われたかもしれません。確かに、普通の人としての我々 は氷の上で4 回転する必要もなければ、100 メートルを 9 秒台で走る必要性もないでしょう。可能性もありません。しかし「普通の人」にとっても、それなりの技術を要領よく学ぶためには、「自分より下手な人はどれくらいいるか」ではなく、「トップはどうやって上達しているのか」を知るほうがずっと生産的でしょう。スポーツの世界だけでなく、知的生産の場面でも、それは同じことなのです。

日垣隆(著) 『知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る
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この 10 秒の壁とか、2時間20分とかは、技術的な問題もあるのでしょうけど、「そこは超えられない」と思っているという心理効果もあるでしょう。
ま、それは今回の主題ではないので、素直にこの著者の言いたいことを読み取ることにします。

■目標とするレベルが高いとゴールも高くなる


以前の記事でもちょっと書きましたが、私は1週間の仕事時間のうち、メールを見ている時間が多い時では3分の2(1日平均で5時間!)を占めていました。それをいろいろ改善した結果、今では1日1時間を超えることはほとんどありません。その効率化の効果は10倍くらいになります。もちろん、メールの量が減ったわけではありません。逆に増えてます。
同じく、読書時間も平日で約1.5〜2時間は以前と変わりませんが、読む本の冊数でいうと、年間 10 冊前後から年間 100 〜 200 冊とこれまた 10 倍化しました。

やり方次第で生産性は桁違いになるというのを実感してます。

だから、「1日の仕事が3時間で終わる」という人がいれば、その人の真似をしてみたくなるわけです。

そして、いざやれるようになってしまうと、実は以前になんでこんなに時間がかかっていたんだろう?と不思議で仕方なくなります。
それをちゃんと成長のプロセス文書に落とせるほどのレベルではないということですかね。

これがもし、やり方を学んだのが、1日平均2時間でメールを片付ける人だったら、多分こうはならなかったでしょう。
少なくとも、数百件単位のメールを数十分でさばく人を真似たからこうなったのではないかと。

私は部門目標を立てるときに、対外的に公開する目標(外部目標)と実際に目指す目標(内部目標)を必ず立てます。内部目標は外部目標の50%〜100%増し。
よく関係者に説明するときには、

 「1メートルの幅跳びをしたかったら、1.5メートル飛ぶつもりで飛ばないと1メートルを超えられない」

という言い方をしてます。もう一つ、

 「5%の改善は、力任せにできるが、2倍の改善は改革(スクラップアンドビルド)しないとできない」

ということもよく使います。2倍を目指せば、10%の改善なんて屁みたいなもんでしょ。

やっぱり、目標とする人はトップレベルの人にしましょう。
※今時、本の著者だからといって、一流の人ばかりではなくなった感もあったりしますが。少なくとも私から見れば雲の上。




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●本書を引用した記事
 アウトプットを前提にインプットする
 飛行機はビジネスクラスを使いなさい
 本を残しておく基準を作る
 著者を絞って作品を読む
 書籍の大意がわかるようになるまでの時間
 トップに学べば社内第一人者になれる

●このテーマの関連図書


世界一利益に直結する「ウラ」経営学

10年後に食える仕事、食えない仕事

つながる読書術(講談社現代新書)





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