発想法:四則演算




「フレームワーク」とは、直接的に日本語にすると枠組みのことを言います。
いろいろな考えを整理するために頻繁に使用される汎用的な機能・法則・思想などを一般的な構造にしてパターンを示したものです。

よく言われる「マーケティングの4P」ですとか、戦略における「SWOT分析」などなどすごくたくさんあります。

アイディア発想法にもたくさんのフレームワークがあります。有名なところではオズボーンのチェックリストとか。



本日は発想法における四則演算フレームワークの紹介。


■四則演算のフレームワーク


四則演算とは、いわゆる

 ・足し算
 ・引き算
 ・掛け算
 ・割り算

の4つですね。

これを発想の仕方としてうまく言い表したものが、発想法における「四則演算のフレームワーク」。

考え方が単純で覚えやすいので、オズボーンのチェックリストみたいに何か(チェックリスト)を見ながら考える必要がなく、「足したら?」「引いたら?」などと次の発想に繋げられるような考えが、頭のなかだけで出しやすいのが特徴です。

本記事では、このフレームワークの概念的なところだけをご紹介し、詳細は別記事にリンクするような構造形式でお送りします。
別記事はまた後日お送りします。




■割り算


四則演算のフレームワークは割り算が最初です。
これはアイディアや課題を要素に分解することで、分解した結果を他の四則演算で使うためです。

割り算にはこれといったルールはないみたいですが、5W2Hが推奨されてます。
別に機能分解できればなんでも構わないと思いますので、私は5W2Hにはこだわってません。

■足し算


足し算はアイディアに何かを足していくことで、アイディアをより良い物にしたり、今あるもの(こと)の中で長所をより強化するようなアイディアを考えることです。
これには「あっ」と驚くようなものはありませんが、なるべく多くを足す事によってアイディアをちょっとだけ洗練させるプロセスです。

■引き算


引き算は、何かを減らすことでアイディアの価値を高めるようなものです。
今あるアイディアや課題の要素のうち、短所を目立たなくするとか弱くすることで、全体のマイナスを小さくするような方法ですね。

足し算や引き算は、何かを革新してしまうようなイノベ−ショナルなものではなく、いまあるものをちょっとだけいい方向に変化させ、それを少しづつ積み上げていこうというアプローチですが、ベースがあるだけに考えるハードルは低くなります。

しかしバカにするなかれ。それをコツコツやり続ければ、世界一の自動車メーカーにだってなれる。

凡人はこの辺りで満足するのが分相応かも。

■掛け算


最後の掛け算は、イノベーションのアイディアです。革新です。

どうやって考えるかというと、過去記事やいろいろなアイディア術の本で書いてあるように

  古い酒をあたらいい革袋に
    ※銀英伝に出てましたね。

です。すでにどこか別の業界や別の会社で実際にやられていることを自分の会社や環境に当てはめて考えてみることです。

このためには、抽象化思考ができるようにならないと難しいので、掛け算のプロセスはあまり登場の機会は多くないというのが、凡人の感想。

■アイディアをフィルタする


発想やアイディアは考えただけではほとんどが駄作です。

それをより洗練するために、フィルタをかけなければいけません。
そのやり方については

 ゲートファインディングモデル

をご参照ください。



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