いかにして学び続けるか





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知識社会においては、継続学習の方法を身につけておかなければならない。内容そのものよりも継続学習の能力や意欲のほうが大切である。ポスト資本主義社会では、継続学習が欠かせない。学習の習慣化が不可欠である。

P.F.ドラッカー(著) 『ポスト資本主義社会
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知識や能力は、一朝一夕にして身につくものではありません。

何を学ぶかという情報を得ることは大切ですが、それ以上に「いかにして学ぶか」という普遍的な能力を身につけることが重要です。

さらに、知識社会を生き抜くには、学びを習慣化すること、つまりりいかにして学び続けるかという継続学習が不可欠だとドラッカーは述べています。

 本を読んだらアウトプットしなさい。
 学んだらそれを使ってみなさい。

はよく言われることですが、ドラッカーは、それを継続しなければいけないと述べています。

一度や二度、セミナーに参加したからといって、それができるようになるとか自分の得意になるとかいうことはありえません。そんな薄っぺらな技術は、所詮陳腐化するから差別要因にはなりません。

それよりも、長い時間をかけて、自分の身につけてきたものが、あなたの差別化要因になっているのです。

もし、ある能力がほしいのであれば、年単位でどれだけ継続できるかが最後のポイントになります。
それを続けることで始めて、自分のワークスタイルとして定着させることができるのです。

もっともいいのは、

 「いかにして学び続けるか」

という能力です。これさえあれば、あなたに時間があるかぎり、あなたは成長を続けられるでしょう。学び続けることを負担に思うと、その歩みはやがて停止します。何かの強制力がない限り。








■参考図書 『ポスト資本主義社会





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知識社会への転換期にある社会・政治・経済の変化の様相とその意味を明らかにする。1993年初版刊行でありながら、ドラッカーが本書で指摘したことは、まさに今この日本で起きていることにほかならない。今日を見るためだけでなく明日を見るための必読の書、明日のために今日何をすべきかを知るためにも必読の書である。





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ポスト資本主義社会
著者 :P.F.ドラッカー
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●関連 Web
 ポスト資本主義 | スリームデザイン
 3分間ドラッカー

●本書を引用した記事
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 いかにして学び続けるか
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 ポスト資本主義社会
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●このテーマの関連図書


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