勇気を持って断る




自分の仕事のキャパシティというのは、意外とわからないものです。

「こんなにたくさんは無理」とか「こんな難しいことは自分には無理」とか思えるものでも、最終的にはやれてしまったり、逆に「この程度なら」と思った仕事がうまく行かずに誰かにヘルプをしてもらうハメになったりとか、いろいろ以外なことが起きます。

★P128〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

しかし、自分のキャパシティを超えて多くの仕事を請けてしまうと、仕事の質が落ちるのみならず、期限に間に合わなくなり周りの足を引っ張ったり、やり直しになることで、結果的に自分の時間も相手の時間もムダにしてしまうことがあるものです。

河野英太郎(著) 『たった1%の仕事のコツ
――――――――――――――――――――――――――――★


本書『たった1%の仕事のコツ』にこういうことが書かれていました。
問題提起としてはたしかにそのとおりなのですが、どこが自分の限界なのかというのは、特に若いうちはわからないですし、トシをとっても大してわかっていないことが少なくありません。

かくいう私も、どういう仕事なら「無理」だといえるのかというのは、わかっているような気もするのですが、いまだにそれで失敗するところを見ると、実はわかっていないのだと思ったりします。

簡単に見えた仕事でもやってみるとなかなかうまく行かない、進まない、ということがちょくちょくあるのです。そんな時にそれを測定する方法が、

 どのくらい他人に頼っているのか

というバロメータです。

・ちょっとこれ教えてよ
・××って、○○さんが似たようなことを以前やっていたよな
・○○の交渉がうまくいかないので、上司に顔を出してもらおう

こんなパターンが増えてくるというのはその仕事が自分のキャパシティやポテンシャルを超えている証拠です。

こういう時は本書『たった1%の仕事のコツ』にかかれていたことを思い出すようにしています。

★P129〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

自分の限界を超えていると思ったら、本分以外の仕事は引き受けるべきではありません。

まずは時間内で本分をまっとうし、それでも余裕があるときだけ他の仕事を受けてください。

そうでない場合は勇気を持って断ることです。

ちなみに本分であっても複数仕事を抱えるときは、自分にとって「新しいこと」は一つだけにすることです。

経験あることは複数抱えてもこなせますが「新しいこと」を複数抱えては、結果としてパフォーマンスも上がりませんし、他人に迷惑をかける可能性が高まります。

河野英太郎(著) 『たった1%の仕事のコツ
――――――――――――――――――――――――――――★


本書『たった1%の仕事のコツ』では

 ・「これは今の分担具合なら自分が引き受けるべきだよな」と思っても、勇気を持って断ること。
 ・「新しいこと」は一度に1つだけにすること。

どうしても「いい顔」をしたくなる時はあるのですが、なにか新しいことにチャレンジしている時には、他の仕事は余裕があるくらいにするというのが、結果を出すコツではないかと。

かつて「これは自分でないと…」といって引き受けすぎて、パンクした私がいうのもなんですが…。
少なくとも、パンクしたあとに職場復帰してからは、新しいことは1つだけ、それがゴールが見えるまでは、仕事には余裕がある状態にするようにしています。

あいてがたとえ、「これはお前がやるべきだろう」といっても、「ご意見はわかりますが、いまは無理です」とはっきり言うようにしています。



■参考図書 『たった1%の仕事のコツ

こんなことがありませんか?

 とにかく仕事がたまる/上司によく無視される/命がけでつくった書類を見てもらえない/「言ってることがわからない」と言われる/会議で反対ばかりされる/自分にだけ、メールの返信がこない(遅い)/いつもあら探しされる/いつもあとまわしにされる/いい仕事は全部他人にもっていかれる/やり直しばかりさせられる/まじめにやっているのになぜか報われない……

そんな人は、その「やり方」を見直す必要があるかもしれません。まじめさとパフォーマンスは決して正比例ではありません。悪い意味で「まじめ」すぎると、パフォーマンスは逆に下がるのです。

デキる人とは、このまじめの「力のかけかた」を知っています。

そこにはちょっとしたコツがあります。このコツを知っているか知らないかは、あなたのパフォーマンスをとても大きく左右します。
実は99%の人がしていない、ちょっとした、でも効果絶大な仕事のコツを、本書では紹介していきます。




◆アマゾンで見る◆◆楽天で見る◆◆DMMで見る◆

たった1%の仕事のコツ
著者 :河野英太郎

たった1%の仕事のコツ
検索 :最安値検索

たった1%の仕事のコツ
検索 :商品検索する



●本書を引用した記事
 体調の維持管理をする
 目的に立ち返る
 問題・課題・懸念事項
 パニックになるのを避ける方法
 メモは簡潔がいい?詳細に書く?
 バブルマップノート:今日やることは常にデスクトップに置く
 命令か依頼か―リーダーとしてのメンバーとの付き合い
 議事録は清書してはいけない
 朝型仕事と夜型仕事を比べてみると
 「とりあえず」は忌み言葉
 仕事の効率は上司が決める2
 できることしかできない
 ▼字型スキルを持つ
 「他力」を利用する
 ワークライフバランスを考える
 ストレス解消の方法をもってますか?
 簡単なことしか習慣化しない
 勝手にメンターにする
 ルールに触れるには覚悟が必要
 愚痴が言いたくなったら対策を考える
 リーダーの敗北宣言「あいつは使えない」
 誰もやらない仕事は誰がやるべきか
 リーダーの心得:失敗を経験させる
 人物カルテ:価値観を意識する
 99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
 勇気を持って断る
 99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
 迷わないと効率良くできる
 99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ

●このテーマの関連図書


99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方

入社1年目の教科書

図解99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

図解ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術





■同じテーマの記事

上司が部下の相談に乗ってくれないのはなぜ?

部下が困っていることに対しては、アドバイスしたり解決の手助けをしてあげるのが上司の仕事のひとつです。ただ、実際には「相談に乗ってくれない」「ありきたりな指示しかされない」「余計な仕事が増える」など、否定的な経験のほうがおおいのではないでしょうか。なぜ上司は部下の困り事に親身になってくれないのか私は 28 歳のとき、新規事業部門の部長職を拝命しました。全国に、30 名以上の部下がいま..

時間価値倍増法

三浦雄一郎さんが世界最高齢でエベレスト登頂に成功されましたね。本当におめでとうございます。草葉の陰からお祝いを申し上げます…。三浦氏は・1964年イタリアのスキー大会で日本人として初めて参加し、時速172.084キロの当時の世界記録を樹立。・1966年、富士山直滑降。・1970年にはエベレスト・サウスコル8000メートル世界最高地点からのスキー滑降を成し遂げ、その記録映画でアカデミー賞受賞・1980年代に入ってからも世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成とまぁ..

勇気を持って断る

自分の仕事のキャパシティというのは、意外とわからないものです。「こんなにたくさんは無理」とか「こんな難しいことは自分には無理」とか思えるものでも、最終的にはやれてしまったり、逆に「この程度なら」と思った仕事がうまく行かずに誰かにヘルプをしてもらうハメになったりとか、いろいろ以外なことが起きます。しかし、自分のキャパシティを超えて多くの仕事を請けてしまうと、仕事の質が落..

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

参考図書『たった1%の仕事のコツ』書名:たった1%の仕事のコツ著者:河野英太郎出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワンこんなことがありませんか?とにかく仕事がたまる/上司によく無視される/命がけでつくった書類を見てもらえない/「言ってることがわからない」と言われる/会議で反対ばかりされる/自分にだけ、メールの返信がこない(遅い)/いつもあら探しされる/いつもあとまわしにされる/いい仕事は全部他人にもっていかれる/やり直しばかりさせられる/..

簡単にできたことこそ大切にする

困難にぶつかって、苦労して、紆余曲折しながらやり遂げたことというのは記憶に残ります。記憶に残るので、そこでやったことというのをもう一度やろうとします。で、たいていは失敗します。なんでかというと、困難にぶつかったということは、初動で失敗していたということだからです。エピソードに残るもの先輩:昔さあ、商談をしていたお客様が他社に契約しちゃったことがあってね私:競合負けですか?先輩..

ボトルネックは、決済済の箱

机の上にレターケースが有りますか?ウチの会社にでは、管理職になると専用の2段レターケースがもらえて、その上段が未決、下段が済と書かれています(テプラが貼ってあるだけ)。これを見ると、仕事がスムーズに回っている管理職とそうでない管理職の違いが分かることに気が付きました。決済書類は発生した時点で処理、処理したらすぐに返却単純に言うと、仕事がスムーズに回っている管理職のレターケースは、ほぼカラのことがおお..

元の場所に戻る

PCが仕事の中心にある人は、いつもこんなことをやっているのではないでしょうか。元の場所に戻るソフトウュア開発者は、絶えずファイルシステムの中を動き回ります。あちらで JAR ファイルにアクセスした後、そちらに何かのドキュメントを探しに行き、次はあちらからこちらまでコンパイル済みファイルのコピー、または、そちらのディレクトリに何かのインストール…。そんな具合の作業が続きます。..

ゼロ秒思考5

今週は、『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』という本をご紹介しています。ゼロ秒思考とは、あるテーマについて、即座に必要なことを考えることが出来るような事ができるようなトレーニングを「メモ書き」でしよう、という本。マッキンゼーで長期間活躍した筆者が、「誰でも、確実に頭が良くなる方法がある」として開発し、広めているやり方。場所も、時間も取らない。わずか1分のメモ書きを繰り返して、・考えていることを明確にすること..

即座にやると上司からの評価が上がる

チームやプロジェクトの進捗ミーティングなどで、いい意味で主役になっている人っていますよね。ようするに、進捗状況のキーを握っている人で、毎週定例でやってもその人の報告事項が多い人です。傍目(はため)に見ても仕事量はかなり多そうなのに、そういう人に限ってメールのレスポンスは早いし、ほぼ間違いなく期限通りに仕上げるんですよ。まぁ、逆に言えばそういう人だからキーになる仕事を任されているとも言えるのでしょうけど。仕事が出来る人に見せる行動ルールそういう人が一体どうやって仕事を..

人の発言にはウラがある

「それじゃあうまく行かんよ」なにかの提案をした時に、こう言われた経験のある方も多いのではないでしょうか。それを額面通り受け取ってはいけません。人の発言にはその人の利益がある世の中の専門家や評論家と言われる人たちがテレビや新聞・雑誌などで色々コメントしてますね。「これからの世の中はこうなる!!」とか。それが概論的には我々シロウトでも予測できるようなことでも、ちょっとしたキーポイントや論拠をうまくつけると専門家らしくなります。..



posted by 管理人 at 10:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | プロセスマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック