次のステップを勉強しなさい




以前の記事部下にどう任せればいいかで、部下を精神的に追い込んでしまった失敗について書きました。




本書『最強の主張突破力が身につく会議インバスケット』でも同じようなお話が…

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私は20代のころ初めて部下を持ちました。

その部下には今思えば非常にかわいそうなことをしたと思います。
なぜなら、当時の私は部下指導の仕方もわからなかったですし、チームをどのように引っ張れよかったかもわからない中、手探りで管理者として振舞っていたからです。

時には部下を傷つけ、そして失ったこともありました。

これは何も知らない、何も経験しないことによる悲劇です。
そのときに上司に言われた言葉があります。

「鳥原君は次のステップに上がる勉強をしてなかっただろう。それがこの結果だ」

今のステップの仕事ばかりしているから、次のステップの仕事をしたときに失敗する。
本来、今するべき仕事を行う中で、いつ次のステップに上がってもスムーズに仕事が行えるよう、次のステップの仕事をするべきだ、ということなのです

鳥原隆志(著) 『最強の主張突破力が身につく会議インバスケット
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 「げ!! もしかして俺のことか」

と思ってしまいました…。当時を振り返ると、本書のように「管理職として振る舞って」すらいなかったような気がしますが。




■次のステップを勉強する


これは、ピーターの法則 - Wikipediaとしても有名ですが、昇進は、新しい役職にふさわしい行動ができなくなった時に止まるんですよ。最悪降格もあるかもしれませんが。

さらに、昇進する前に、昇進したあとの業務ができるわけではありません。一般職が管理職と同等の業務をするなんていうことはないんです。つまり、事前にやれるのは「勉強」だけです。
それもやらずに昇進すると、私や本書『最強の主張突破力が身につく会議インバスケット』の著者のような経験をするのですね。

自分のキャリア目標に合わせて、勉強する内容を変えていかないといけません。

■キャリアステップ


自分のキャリアが見えない方もみえると思いますが、これはサラリーマンであれば、それほど難しいことではありません。

 ヒラ社員 → リーダー → 管理職 → 部長職 → 役員

会社の中の昇進ステップは、原則としてこのパターンしかありません。
※「リタイヤ→独立」というパターンもありえますが、これはサラリーマンではなくなるので、本記事では除外。
※「永久に現在のステップにとどまる」という選択肢もなくもないですが、それだと話が進まないのでこれも除外。

そうすると何を学んでおかないといけないかは、概念レベルであれば結構簡単。

 ・リーダーシップ、フォロワーシップ
 ・部下教育
 ・方針立案、戦略展開
 ・目標管理
 ・費用・工数管理
 ・プロジェクト推進
 ・部下に対するメンタルヘルス
 ・心理技術(心理学)
 ・論理学

大雑把に言えばこのくらいです(他にもキーワードはありますが、それはこれらを勉強していく中で発見できます)。

これは本ブログのテーマでもあるので、このブログ記事を眺めるだけでも勉強になる、……かも知れません……。

もし、管理職よりさらに上を目指そうと思うなら、これらに加えて

 ・数量的分析(Quantitative Analysis)
 ・ビジネス経済学(Business Economics)
 ・財務会計(Financial Accounting)
 ・組織行動学(Organizational Behavior)
 ・人的資源管理(Human Resources Management)
 ・ストラテジー(Strategy)、戦略
 ・クリティカル・シンキング(Critical Thinking)
 ・管理会計(Managerial Accounting)
 ・ファイナンス(Finance)
 ・マーケティング(Marketing)
 ・オペレーション管理(Operations Management)
 ・情報システム管理(Information System Management)
 ・国際ビジネス(International Business)
 ・ビジネス法(Business Law)
 ・ビジネスコミュニケーション(Business Communication)
 ・リスクマネジメント(Risk Management)
 ・ビジネスネゴシエーション(Business Negotia-tions)
 ※これらは一般的な MBA の要素で、こちらから引用しました

といったキーワードを勉強されることをおすすめします。

もし、あなたが一般職で、少しづつでも昇進していきたいと思うなら、現在の業務の技術を勉強するのはもちろん、これらのキャリアの先にある勉強をしておくと、あとで困らないし、人に迷惑をかけることもないと思います。
少なくとも、私のような失敗をして、他人を自分の無能のためのトラブルに巻き込まなくてすみます。

まずは、自分の勉強すべきテーマの一覧を作ってみませんか。
それを繰り返し眺めていると、だんだん刷り込み効果で、関連書籍が気になりだすかもしれません。





■参考図書 『最強の主張突破力が身につく会議インバスケット





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著者 :鳥原隆志

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●関連 Web
 株式会社インバスケット研究所公式ホームページ
 個人向けインバスケット情報サイト「インバス!」
 インバスケットメールマガジン

●本書を引用した記事
 インバスケット思考:サラヒン 〜 サラリーマンの仕事のヒント
 インバスケットを学ぶ1: サラヒン 〜 サラリーマンの仕事のヒント
 つまらない会議から抜け出す方法
 会議室の椅子を交換する
 あふれるコップの水を拭いても無駄
 「なぜそう考えるのか?」を考える2
 「なぜそう考えるのか?」を考える1
 謝るなら限定的謝罪をしなさい
 次のステップを勉強しなさい
 真逆を考える


●関連図書
 一瞬で正しい判断ができる インバスケット実践トレーニング
 究極の判断力を身につけるインバスケット思考
●このテーマの関連図書


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いまから、君が社長をしなさい。~経営思考を身につけるインバスケット・ト…

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posted by 管理人 at 06:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 組織マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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