部長ならできます





■部長ならできます


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これらの例は、自分のイメージの勘違いだが、こんな笑い話もある。

しばらく前よく話題になったのだが、日本企業に長く勤めてきたサラリーマンに、へッドハンターが「あなたは何ができますか」と聞くと、「部長ならできます」という答えが返ってきたという話だ。

植田統(著) 『45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本
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わっはっは。

思わず笑ってしまいました。

確かに、私の周囲にも、自分のスキルや能力、強みと弱みが分析できている人というのは、意外と少数派なのかもと思える時があります。特に、会社に新卒入社して現在に至る、みたいな人(私もその一人ですが)。

そうすると、「部長ならできます」「課長ができます」みたいな回答になるのかもしれませんね。

本書の続きでは、




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つまり、日本のビジネスマンには、特定の職種に特定の知識やスキルが要求されるという意識が希薄で、社内でのコンセンサス形成に気をつかうことが仕事だと考えている人が多いというエピソードだ。

これは、あなたが周りからどう見られているか、どういうスキルを身につけていると見られているかという以前の問題であり、日本のビジネスマンの意識の低さを象徴している。

植田統(著) 『45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本
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私の知る限りですが、これは日本に限ったことではないように思います。
もちろん、本書の著者に比べれば、私の知っている範囲なんてたかが知れてますが。

■部長をするというスキル


では、部長をするというスキルは何なのかというと、本書にあるような

 「社内でのコンセンサス形成に気を使う」

というのが、実際結構大きいと考えています。

ただし、なぜコンセンサス形成が重要なのかというと

 部門の将来、会社の将来に必要なプロジェクトを作り出すこと

が部長としての最重要事項だからです。

では、それに必要なスキルは何でしょうか?
それらがどのように組み合わせられて、上記のような行動ができるでしょうか。

■役職が上がるほど見えにくくなるスキル


なかなか、上記のような質問には答えにくいものです。

平社員ですらわかりにくいところはあるのですが、役職が上がって、リーダシップやマネジメントとか言われ始めると、どんどんスキルが何なのかがわかりにくくなります。

それは、一つ一つのスキルの及ぼす影響が小さくなって、多数のスキルの連動させて、有機的につなげていくことが重要になるからです。

そのためにも、普段から自分の成功体験や失敗経験、それの要因をちゃんと把握する行動をすることが大切になります。このトレーニングは平社員の頃から積んででいないと、職位が上がるほど成功・失敗がわかりにくくなるので、やれなくなってしまいます。

今からその基礎トレーニングをしておきましょう。

ここで紹介した、「45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本」にはこんなことが書いてあります。

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ところが、日本企業に長く勤めている人は、自分の経験が今の自分にどう役立ってるのか、相手からどう見えているのかを、明確に意識している人が少ない。せっかく経験を積んできていても、それが現在および将来の自分にどう活かせるかを意識していないのである。

植田統(著) 『45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本
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本記事を読んでいる方は、部長以上の方は少ないでしょうが、是非いまからこういう訓練を積んでいきましょう。





■参考図書 『45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本

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45歳はキャリアのターニング・ポイントだ。45歳になると、それまでの20数年におよぶキャリアの答えが出てくる。

よくがんばり結果を出してきた人、部下の使い方がうまい人、人望のある人には、取締役や執行役員になり、腕をふるうチャンスが訪れる。

そうでなかった人はポストを外され、転身を迫られる。
 
あなたの45歳からのキャリアは、それまでにあなたがどういう準備をし、どのような経験をし、どういう人脈を作り、どういうスキルを身につけてきたかで変わる。

だから、45歳までに周到な準備が必要になる。

本書は、45歳になって途方に暮れないために、今のうちに読者の皆様が心がけておくべきこと、取り組んでおくべきことを、30のポイントに分けて解説する。




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45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本
著者 :植田統
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 45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本
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 部長ならできます
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