キャリアのターニングポイント








■ターニングポイント


キャリアのターニングポイントは、順調に行けば

 ・30歳前後
 ・40歳前後
 ・50歳前後

の10年おきに発生します。

◆30歳前後


いままでのイチ担当者から職場のリーダーに変わっていく時です。

つまり、一人で成果を出していた時期から、チームを率いて自らもプレイしながら、チームの生産性を上げていくことが目標になります。
この時に、過去の成功体験に引っ張られて、自分の能力を「マネジメント」側に徐々にシフトできない人はここで脱落です。

ただし、個人プレイも要求される非常に中途半端なポジションですので、勉強すべきことは非常に多岐にわたります。
この時期にいかに「マネジメント」としてのスキルを獲得したかでその後の成長が変わります。


◆40歳前後


自分自身が業務をするのではなく、ひとつの課の代表として人事権を持ってメンバーをマネジメントするように変わっていきます。
「リーダーシップ」だけでなく、「マネージャ」としての能力が問われます。

他人(部下)に成果を出させるようにするために何をするのかをそれまでにいかに経験と学習をしたのかが重要なポイントで、30歳前後の時の成果が問われる時期です。

ただし、これは個人のマネジメント能力だけではなく、職場の環境に大きく依存します。
すなわち、空きポストの数が限られてくるということです。空きポストの無い部門だと、どれだけマネージャーとして成果を上げても、昇進はできません。そのために、その前段階(40歳以前)で、空きポストの多い(競争率の低い)部門に移動しておくことが肝要。

ここで発揮する力は、マネジメントに加えて、「組織に対する影響力」を学んだ人です。つまり、自分の下を見て活動するのではなく、上下左右全方面に向けて活動できる力が必要です。




◆50歳前後


会社人人生の総仕上げの時期です。

部門の代表としてマネージャーを率いていく立場になるか、その他マネージャーになるかがわかれます。
部門の代表になれる人は、マネージャーとして突出したせいかを出していることと、役員に対してどれだけ顔が利くかによって、多くの場合大体決定前に想像がつく状態になっています。したがって、任命はほぼ予測通りの結果になりますが、役員に対して余程の影響力があれば逆転も可能です。

50歳中盤に近づいてからこのターニングポイントを迎えた人は、それで「あがり」です。
逆に40歳台でこのポイントになった人は、更にその上(役員)に手が届きます。

ここからは「政治力」「相対力場」を制御する力が必要です。
そのためには、自分の能力を冷静に分析できる力と、その効果的発現方法、応用方法がわかっていないとできません。

もちろん、社会環境・会社の状況によってはこれらの力が無くても昇進は可能ですが、その場合は長くその立場を維持することは難しいでしょう。

■ターニングポイントを意識する


これらのターニングポイントを意識して、その前に自分の能力を分析して、それをどのように使うかを学んだり、それを試してみて経験値を積むことが肝要です。

「この仕事をやりたい」という一途な思いというのがあるのはすごくいいことですが、それを残りのサラリーマン人生すべてで発揮できるかというと、環境が許さないことが少なくありません。単純な話、年下の部下というのは使いにくいんですよ。あなたより年下の人が上司になった場合、その上司から干される覚悟はしておかないといけません。
また転職市場においても、40歳過ぎのイチ担当者というのは、行動力の面でも、要求される給与の面でも会社としてはあまりありがたくない、ということを認識しておくべきです。

そのために、「キャリアアップをしない」という選択肢を選ぶときには、「5年後、10年後に後悔しないか」という自問をきっちりしておくべきでしょう。




posted by 管理人 at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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